パナマ‐ぼう【パナマ帽】
パナマ帽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 05:59 UTC 版)
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パナマ帽(ぱなまぼう、Panama hat)は、パナマソウの葉を細く裂いた紐で作られる、夏用のつば付の帽子。「パナマ帽」と呼ばれているが、起源はパナマではなくエクアドルである。日本では戦前、紳士用の正装としてカンカン帽と共に夏に愛用されていた。
素材・形態
パナマソウの葉を細く裂いた紐で編んで作られる。丈夫で軽い素材で作られており、高級なものでは数十年使い続けることができる。本来は、型作りせず柔らかく作られるものであるが、近年では型作りしたものも多い。柔らかいものは「クラッシャブル」と呼ばれ、折り畳んでバッグなどに入れて持ち運ぶことが可能である。編み方は石目編み(平織り)と網代編み(あや織り)の二種類に大別される。
NHK総合番組「シリーズ世界遺産100・帽子が育てた街(2013年3月17日放映)」[出典無効]は、パナマ帽の素材をパハ・トキージャという呼称の椰子の一種の葉と特定し、それについてエクアドルでしか育たないものだと述べている。
関連項目
「パナマ帽」の例文・使い方・用例・文例
- パナマ帽
- パナマ帽という帽子
パナマ帽と同じ種類の言葉
- パナマ帽のページへのリンク