シャルワールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 服飾 > 衣服 > ズボン > シャルワールの意味・解説 

シャルワール【shalwar】

読み方:しゃるわーる

トルコからパキスタンに及ぶ地方見られるゆったりしたズボン男女ともに用い足首のところで細くなっている。


サルワール・カミーズ

(シャルワール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/07 00:50 UTC 版)

サルワール・カミーズを着用した女生徒達。サルワールは白いズボン、カミーズは青いシャツ。(パキスタン)
サルワール・カミーズを描いた絵画(1922年画)

サルワール・カミーズヒンディー語: सलवार क़मीज़, ウルドゥー語: شلوار قمیض‎)は南アジアの民族衣装。シャツを意味する「カミーズ(क़मीज़, قمیض)」と、ボトムスを意味する「サルワール(सलवार, شلوار)」のセットで着用される南アジアの民族衣装。女性は更に「ドゥパッター(दुपट्टा, دوپٹا)」と呼ばれる幅広のスカーフを組み合わせた3点で着用することが多い。

日本では「パンジャビ・ドレス」、または、略して「パンジャビ」という呼び方が一般的である。旅行ガイドブック『地球の歩き方』にこの呼び名で書かれていたため、日本で定着したものと思われるが、南アジアでは通じないことが多い。ただし「パンジャービー・スーツ(Punjabi Suits)」という呼び方はインドでも用いられることがある(現在ではパンジャーブ地方だけに限らず、全インドで着用されている)。 また、パキスタンアフガニスタンの男性用サルワール・カミーズは、インドでは「パターニー・スーツ(パターン人の衣装)」と呼ばれ、女性用サルワール・カミーズと区別される。

パンツのシルエットにはバリエーションがある。ゆったりとした「サルワール」、膝辺りから足首までがタイトになっている「チューリーダール(चूड़ीदार, چوڈیدار)」、裾がラッパ状に広がった「ベルボトム」、全体的に下半身にピッタリフィットするスキニーパンツ(レギングス)等がポピュラーである。サルワールとチューリーダールはウエストが1m以上あるのが一般的で、腰紐をきつく縛りあげて履きこなす。

女性が着用するドゥパッターは、胸のふくらみを隠す用途で使用されるのが一般的だが、寺院に入る時などには頭を覆って髪の毛を隠すために使用される。

また、パーティー等ではドゥパッターを折りたたんで片方の肩にかける場合もある。

流行

インド映画から流行のスタイルが生まれることが往々にしてある。2005年に公開された『Bunty Aur Babli』では女優のラーニー・ムカルジーが襟付きのシャツを着ていたため、以降、襟付きのサルワール・カミーズが流行することとなる。このスタイルは映画タイトルから『バンティー・バブリー・スタイル』と名付けられる(通称)。 1995年のヒット映画『Dilwale Dulhania Le Jayenge』では、男優のシャー・ルク・カーンがパキスタン及びアフガニスタンスタイルのサルワール・カミーズ(パターニー・スーツ)を着ていたため、このスタイルがインド人男性の間でも流行した。

脚注

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、サルワール・カミーズに関するカテゴリがあります。


シャルワール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 09:20 UTC 版)

聖なる花嫁の反乱」の記事における「シャルワール」の解説

20歳。海の向こうにある国カサドゥヤの第一王子

※この「シャルワール」の解説は、「聖なる花嫁の反乱」の解説の一部です。
「シャルワール」を含む「聖なる花嫁の反乱」の記事については、「聖なる花嫁の反乱」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シャルワール」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「シャルワール」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



シャルワールと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シャルワール」の関連用語

シャルワールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シャルワールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサルワール・カミーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの聖なる花嫁の反乱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS