民族服の形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 21:13 UTC 版)
民族衣装はその形によって5つの形に分けられる。 巻垂型 - 人体にまといつける着装をするのが特色で、エジプトや古代ギリシャ・ローマの服装、インドのサリー、ドーティ、タイのパーチュンガベンなどがある。 貫頭型 - 頭を通してかぶって着る方式を言い、チリやタイのポンチョ、トルコのシャルワール、日本の千早などがある。現代一般に着用されるセーターやTシャツもこの形式に当てはまり広く着用されている。 腰布型 - 腰のまわりのみに衣料を装着したものである。 前開型 - 前が割れていて、前を合わせて着て、帯を締める着装を総称していう。東アジア一帯に分布する。 体形型 - 人体の形に合わせた衣服を言う。運動に適し実生活に便利であるため広く世界中に利用されている。 民族服は、流行服(ファッション)のデザインに影響を与えることもある。
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