ブリティッシュウォーマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 08:52 UTC 版)
ブリティッシュウォーマー、ブリティッシュウォーム[1]もしくはブリティッシュウォーマー(ウォーム)オーバーコートは第一次世界大戦中にイギリス軍士官が使用していたグレートコートをベースとしたウール製のオーバーコート[2]。防寒用[3]。
ブリティッシュウォーマーは1914年頃にイギリス軍士官の軍用グレートコートとして登場した。軍用でありながら、ウィンストン・チャーチルが使用したことにより有名となり一般的に普及した[4][3]。
厚手で、ダブルブレステッド(ボタンが2列)、6ボタンの3つ掛け、襟はピークド・ラペル・カラー(下襟(ラペル)の先が上向きになっているのが特徴の襟(衿)の形。[5])でエポーレットが特徴[1]。コート丈は膝丈かそれよりやや短めの丈となっている[6]。
ポロコートを軍服に採用したものと言われており、ポロコートの別名としても使用される[6]。
脚注
- ^ a b FishTail,Inc. “ブリティッシュ・ウォーム(ブリティッシュ・ウォーマー) とは|モダリーナのアパレル・ファッション図鑑”. ファッション検索 モダリーナ. 2023年9月24日閲覧。
- ^ Introducing the British Warm Overcoat Archived February 10, 2015, at the Wayback Machine. at www.h-huntsman.com. Retrieved 10 Feb 2015
- ^ a b “ブリティッシュ・ウォーマーとは? | 派遣なび – アパレル・ファッションに強い派遣専門の求人サイト” (2021年12月23日). 2023年9月24日閲覧。
- ^ The British Warm Overcoat at britishwarm.com. Retrieved 10 Feb 2015
- ^ FishTail,Inc. “ピークド・ラペル・カラー(ピーク・ラペル) とは 【襟】|モダリーナのアパレル・ファッション図鑑”. ファッション検索 モダリーナ. 2023年9月24日閲覧。
- ^ a b Row, Pitty Savile (2013年5月4日). “ブリティッシュウォーム – ファッション用語|オーダースーツ Pitty Savile Row”. 2023年9月24日閲覧。
ブリティッシュウォーマー(ブリティッシュウォーム、グレートコート)
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「外套」の記事における「ブリティッシュウォーマー(ブリティッシュウォーム、グレートコート)」の解説
第一次世界大戦のイギリス陸海軍の士官の軍服に使用された厚手ウール素材の防寒コートで、その後は一般に普及した。アルスターコート、ポロコートの一種。前袷はダブル仕立てで、勲章付きの軍礼装の上に羽織る前提で容積を大きめに作ることが多い。膝丈か少し短めの丈で、インバーテッドプリーツは馬に乗ることを想定したボタン留めで、肩章が付いているのが特徴。
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