礼服
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礼服(れいふく)とは、冠婚葬祭の儀式典礼[1]といった改まった席[2]で着用する衣服のことであり、礼服の着装状態を礼装[1]という。英語では「フォーマルウエア(Formal wear)」と呼ばれ[3]、その格式によって、正礼装、準礼装、略礼装、平服、などと区別される。また、昼間に行われる結婚式や披露宴などは昼の礼服、夜に行われる舞踏会や晩餐会などは夜の礼服、と「昼」(モーニングドレス、アフタヌーンドレスなど)と「夜」(イブニングドレス、ディナードレスなど)のものに分けられており、特に夜会[注釈 1]で着用される礼服は夜会服と呼ばれる[4]。
注釈
出典
- ^ a b 『ブリタニカ国際大百科辞典 小項目版 2015』「礼服」
- ^ 『三省堂国語辞典 第七版』「礼服」
- ^ 『世界大百科事典 第二版』「礼装」
- ^ 『新明解国語辞典 第七版』「夜会服」
- ^ “Kimbei KUSAKABE Marriage”. オーストラリア国立美術館. 2018年1月1日閲覧。
- ^ 清家壽子 2002, p. 39.
- ^ 清家壽子 2002, p. 77.
- ^ 清家壽子 2002, p. 74.
- ^ 清家壽子 2002, pp. 35–36.
- ^ 清家壽子 2002, p. 85.
- ^ a b 寺西千代子 2014, p. 152.
- ^ 寺西千代子 2014, pp. 22–23.
- ^ a b 寺西千代子 2014, pp. 156–157.
- ^ 寺西千代子 2014, p. 161.
- ^ a b 寺西千代子 2014, pp. 158–159.
- ^ “オバマ前大統領は「何年も同じタキシードを着てた」ミシェル夫人が教えてくれたこと”. ハフポスト (2017年6月8日). 2017年12月30日閲覧。
- ^ a b 寺西千代子 2014, pp. 157–158.
- ^ “Court suit”. メトロポリタン美術館. 2018年1月8日閲覧。
- ^ 清家壽子 2002, pp. 142–144.
- ^ “Man's Morning Coat and Vest”. ロサンゼルス・カウンティ美術館. 2018年1月1日閲覧。
- ^ 清家壽子 2002, pp. 144–146.
- ^ 清家壽子 2002, p. 150.
- ^ Hot'n Cool:長手袋 Opere Gloves
- ^ ルールを知り、アレンジを愉しむ!
- ^ 家庭画報:大人検定365「ローブデコルテ」とは?
- ^ 日本の礼儀作法~宮家のおしえ~[リンク切れ] 竹田恒泰
- ^ UNITED STATES NAVY UNIFORM REGULATIONS Article 3207〜3212 他
- ^ 勲章等着用規程
- ^ 日本の勲章・褒章の種類と着用規定
- ^ 勲章の概要と叙勲のドレスコード(着装ルール)
- ^ 昭和39年総理府告示第16号「勲章等着用規程」第3条
- ^ “小池百合子都知事、ファッションという名の大きな「武器」”. AFPBB News (2016年12月5日). 2018年1月6日閲覧。
- ^ 木村孝 2010, pp. 60–61.
- ^ a b 寺西千代子 2014, p. 154.
- ^ 木村孝 2010, pp. 80–82.
- ^ 木村孝 2010, pp. 124–125.
- ^ 2015年4月9日「中日新聞」朝刊35面
- ^ “皇室:写真特集・天皇、皇后両陛下がパラオ訪問”. 毎日新聞 (2015年4月8日). 2017年12月30日閲覧。
- ^ a b “かりゆしウェアとは”. 沖縄県 (2014年8月29日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “かりゆしウェアの定義・歴史”. 内閣府. 2018年1月8日閲覧。
正装
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黒鷲勲章を受章した人物は、黒鷲勲章騎士団に加盟する。騎士団の会合や式典などに出席する際は、青色の裏地がついた緋色のベルベットのローブを正装としてまとった。ローブの左肩には、大きな黒鷲勲章の副章が描かれていた。
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正装(=衣冠)
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正装(衣冠)は「大祭(例祭、新嘗祭、祈年祭、神社造営等に関わる臨時祭など)」、「天皇、三后、皇太子または皇太孫御参拝」の場合に着用する。 特級 - 黒袍(輪無唐草紋)、白奴袴(白八藤紋)、冠(繁紋) 一級 - 黒袍(輪無唐草紋)、紫奴袴(白八藤紋)、冠(繁紋) 二級上 - 赤袍(輪無唐草紋)、紫奴袴(薄紫八藤紋)、冠(繁紋) 二級 - 赤袍(輪無唐草紋)、紫奴袴(無紋)、冠(繁紋) 三級 - 紺袍(無紋)、浅葱奴袴(無紋)、冠(遠紋) 四級 - 紺袍(無紋)、浅葱奴袴(無紋)、冠(遠紋) 出雲国造 - 黒袍(亀甲剣唐花菱)、小豆色奴袴(剣唐花菱)、冠(繁紋)懸緒 紫打紐。 また、神社において由緒ある祭典を行う上、特に必要あるときは、宮司に限り、神社本庁統理の承認を受けて、その当日一等級上位の正装を着用することができる。
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正装
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このような、長い時間をかけた様々な取り組みを通して、アロハシャツはオフィスやレストランなどでも着用されるだけでなく、式典や冠婚葬祭でも着用が許される「ハワイにおける男性の正装」として認知されるようになった。現在では、単なるリゾートウェアというよりは、むしろハワイの民族衣装のように扱われている(逆に現在では夏のカジュアルな服装としてはTシャツのほうが一般的である)。 正装として着る場合はTPOに応じて着分けが行われており、葬儀の際には弔意を表す意味で「万物の終わり」を意味するラウハラ (Lauhala) の葉の柄の入ったもの、結婚式の際には絡まり合いながら伸びることから「結ぶ」という意味を持つマイレ (Maile) の葉の柄、船出や事業の始まりの際には「偉大なキャリアのスタート」を意味するウル(パンノキ)の木の柄の入ったものが良いとされる。
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正装
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参謀本部総長ヘルムート・フォン・モルトケ(ドイツ軍最高位の勲章プール・ル・メリット勲章をつけている。) 「ピッケルハウベ」を着用した帝国宰相オットー・フォン・ビスマルク。襟は重騎兵第7連隊名誉連隊長であることを示す。 ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世大元帥 アウグスト・フォン・マッケンゼン(大日本帝国陸軍の礼服に非常に類似している。) 将官の礼装を着るエーリッヒ・フォン・ファルケンハイン ザクセン国王アルベルト 陸軍中将の軍服を着るヘルマン・フォン・ステイン
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正装
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正装
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機動隊員も正装は一般の警察官と同様に制服を着用し、機動隊員章を着装する。機動隊員章はバッジ型や腕章型など、警察本部ごとに仕様が異なる。靴は革靴ではなく主に出動靴(安全靴構造のブーツ)を使用する。
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正装(パルタス)
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一瞬で正装姿(帽子・マント・杖等)に着換える魔法。魔法を発動する際は、まず最初にこの魔法を使用する。
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正装(下士卒等)
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「軍服 (大日本帝国陸軍)」の記事における「正装(下士卒等)」の解説
1873年9月24日に「陸軍武官服制」(明治6年9月24日太政官布告第328号)が制定される。下士卒にはシャコー帽が採用された。 1879年3月18日制定「陸軍服装規則」によると、下士卒同相当官は、正帽・正衣・正袴を着し、正帽には前立を装し、各科所用の兵器を携帯し、乗馬本分者は長靴を、徒歩本分者は脚絆を着用した。ただし、飾隊儀仗の整列等にあって隊附徒歩本分の下士卒は、下副官および曹長のほか、皆背嚢を負い、毛布を蹄鉄状に付しその上に外套を付着し、嚢中に定規の器具を収め脚絆を袴下に着用した。また、工兵及び鍬兵の下士卒は毛布の代わりに各工具を付着した。また、隊外の下士は、兵科に関せず総て軍刀を佩用した。なお、1880年(明治13年)には、官営千住製絨所が操業を開始し、国産の羅紗地が用いられるようになった。 1900年の「陸軍服制」(明治33年勅令第364号)でも下士卒第一種帽(シャコー帽)は維持された(憲兵および輸卒を除く兵科の下士卒)。憲兵および各部の下士卒の第一種帽は将校准士官のそれに近いものであった。
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正装
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「エコール・ポリテクニーク」の記事における「正装」の解説
学生の正装(Grand Uniforme)は、赤いストライプの入った黒ズボン(女性の場合はスカート)と金のボタンとベルトの付いた上衣、それにナポレオンも着用していたコックドハット(en:Cocked hat)と呼ばれる二角帽子である。女子学生はかつては三角帽子を着用したが現在は男子学生と同じく二角帽子を着用している。
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正装
「正装」の例文・使い方・用例・文例
- 正餐のために正装する
- 正装している
- 正装を必要とする公式晩餐会
- 正装
- 王の遺体は3日間正装で安置された
- この上着は正装用だ
- 歯の裏側に矯正装置を装着します
- 私は正装して立った。
- 私のこの服装は日本の正装です。
- 私は正装で来ました。
- 彼は入浴して正装した。
- 正装着用です。
- 正装しなければ。
- 私達は正装しなければなりませんか。
- 君は正装する必要は無かった。
- (軍服の)正装, 礼装.
- 《主に英国で用いられる》 (かつらとガウンをつけて)法官の正装で.
- 司教の正装で.
- 〈国王などの遺骸が〉(埋葬の前に公衆の面前に)正装安置される.
- 正装を必要とするパーティー.
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(衣服) | 洋装 正装 礼装 盛装 ドレスアップ |
名詞およびサ変動詞(装着) | 核武装 武装 正装 帯仗 装備 |
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