こん‐やく【婚約】
婚約(こんやく)
婚約
婚約の形
昔は婚約といえば結納でしたが、最近は結納を行わない人も増えてきています。結納以外で婚約の形として、『食事会を行う』『婚約指輪を贈る』『婚約式を行う』『婚約通知を送る』『婚約披露パーティーを開く』などがあります。
贈答習慣
婚約記念品は、両家の食事会などの際に、お互いが交換し合ったり、しきたりにこだわらない結納での席で、正式な結納品の代わりに送ったりします。必ずしも必要なものではありませんが、婚約の証として用意することがあります。男性から女性へ贈るものとしては『指輪』『アクセサリー』『着物』など、女性から男性へ贈るものとして『腕時計』『スーツ』などがあります。
記念品を贈る
婚約の印として男性から女性に贈られる『エンゲージリング』。そのほとんどはダイヤモンドの指輪ですが、誕生石の指輪を贈ってもいいでしょう。かつては給料の3ヵ月分が目安といわれていましたが、値段に関係なく気に入った物を選ぶとよいでしょう。
お返し側
婚約指輪のお返しとして女性から婚約記念品を贈ります。腕時計やスーツ、礼服などが一般的ですが、値段は男性から指輪を贈られている場合、金額は指輪の3分の1程度が多くなっています。
誕生石一覧
月 | 誕生石 | 意味 |
---|---|---|
1月 | ガーネット | 貞節、忠実、友愛 |
2月 | アメジスト | 誠実、純真、平和 |
3月 | アクアマリン・サンゴ | 聡明、沈着、知恵 |
4月 | ダイヤモンド | 純潔、清浄、貞潔 |
5月 | エメラルド | 愛、幸福 |
6月 | パール | 富、健康、長寿 |
7月 | ルビー | 情熱、自由、率直 |
8月 | サードニックス・ペリドット | 友愛、夫婦和合 |
9月 | サファイア | 心理、慈愛 |
10月 | オパール | 忍耐、克己、希望 |
11月 | トパーズ | 友情、友愛、忠誠 |
12月 | トルコ石 | 成功、不屈 |
婚約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 08:50 UTC 版)
婚約(こんやく、フランス語:fiançailles, 英語:engagement, betrothal)とは、結婚の約束をすること[1]。 婚約した相手をフランス語では「fiancé(e) フィアンセ」と言い、日本語では「婚約者」と言う。
- ^ 広辞苑第六版「婚約」
- ^ a b 國府剛「アメリカにおける婚約違反訴訟廃止の現況」『關西大學法學論集』39(4 - 5) 関西大学法学会 NAID 120007097747 1990-02-20 pp.713 - 744.
- ^ ASK
- ^ 本当は男女のどちらかに、すでに正式に結婚している相手がいるのに、それを相手に隠している場合などのこと。
- ^ 青山・有地、1989年、279-280頁
- ^ 我妻 他、1999年、55頁
- ^ 我妻 他、1999年、55-56頁
- ^ a b c d e 青山・有地、1989年、280頁
- ^ 川井、2007年、8頁
- ^ 二宮、1999年、98-99頁
- ^ a b c d 我妻 他、1999年、56頁
- ^ a b c d e f 二宮、1999年、99頁
- ^ a b c 川井、2007年、9頁
- ^ 二宮、1999年、99-100頁
- ^ 景気の影響もあり日本では婚約指輪そのものを交わさないという婚約も一般的になってきている。ダイヤモンドのような高価な宝石の指輪にすることが多い[要出典]。この時「男性の月給3か月分」などと言われることもあるが、この月給3か月分という数字そのものには全く根拠がなく、もともと1950年代に米国でデ・ビアス社(宝石会社)が宝石(ダイヤモンド)を販売することを目的として "Diamond is forever" (ダイヤモンドは永遠の輝き)というキャッチフレーズとともに「婚約指輪は給料の2か月分」という宣伝キャンペーンを行って大成功し、それがそのまま日本に渡って1970年代頃から日本においても同「ダイヤモンドは」のキャッチフレーズとともに「婚約指輪は給料の3か月分」として定着した。よってこの金額にしないといけない、という具体的な根拠はない。(リンク切れ)婚約リング物語 ゆえに(上記の広告キャンペーンが行われていなかった)日本や米国以外の国々でこのような高価な金額の婚約指輪を日常一般的に贈ることは稀である。
- ^ “【悲報】婚約破棄率の統計データを取ったら約半分のカップルがプロポーズ後破局している結果に!” (日本語). 復縁占い当たるのはココ! (2020年5月11日). 2020年5月13日閲覧。
婚約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 02:35 UTC 版)
「アンヌ・ド・ブルターニュ」の記事における「婚約」の解説
娘の結婚問題で、フランソワ2世はフランス王に対して自らの地位を強めていった。自分の領土にブルターニュ公国を加えようとするヨーロッパ各国の王子たちの目論見は、同時に相手国との同盟関係を築くことになるため、常に効果的であった。 1481年、イングランド王エドワード4世の息子であるプリンス・オブ・ウェールズ、エドワード王子と公式に婚約。王子は父親の死後自動的にエドワード5世となるが、その後すぐに失踪している(薔薇戦争中の1483年に死んだとされている)。 ヘンリー7世との結婚はブルターニュ側が持ち出したが、ヘンリー自身がこの結婚に興味を示さなかった。 ローマ王のマクシミリアン(のちの神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世)は、当時ブルゴーニュ女公マリーと死別して寡夫となっていた。 アラン・ダルブレ - カトリーヌ・ド・ロアンの息子で、ブロワ=パンティエーヴル家のフランソワーズの夫。フランソワ2世のいとこにして同盟者。 オルレアン公ルイ(のちのルイ12世) - シャルル8世のいとこ。しかし既にフランス王女ジャンヌと結婚していた ジャン・ド・シャロン - オランジュ公。リシャール・デタンプの娘カトリーヌを母とする。フランソワ2世の甥。アンヌとイザボー姉妹に次ぐブルターニュ公位継承権者 レオン子爵ジャン2世・ド・ロアンは、彼自身もブルターニュ公位継承権者であり、自分の息子フランソワおよびジャンを、アンヌとイザボー姉妹と二重結婚させる案を出したが、フランソワ2世に拒否された。
※この「婚約」の解説は、「アンヌ・ド・ブルターニュ」の解説の一部です。
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婚約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:02 UTC 版)
第二次世界大戦終結後11年が経過し、1956年(昭和31年)の経済白書が「もはや戦後ではない」と明記し、景気が上昇していた中で、宮内庁は1958年(昭和33年)11月27日、皇室会議が日清製粉社長正田英三郎の長女・美智子を皇太子妃に迎えることを可決したと発表する。 1957年(昭和32年)に聖心女子大学英文科を卒業していた美智子は、その年の夏、皇太子と軽井沢で親善テニス・トーナメントの対戦を通じて出会い、皇太子は美智子の人柄に惹かれて自ら妃候補にと言及したと報道され、皇族か五摂家といった特定の華族から選ばれる皇室の慣例を破り、初の平民出身皇太子妃として注目の的となった。昭和天皇は「皇室に新しい血を」という意向だったとされている。 これに対して正田家は家柄が違い過ぎるとして当初、固辞の姿勢を見せたが、皇太子の「柳行李一つで来てください」との言葉が決め手となって決心を固めたと報道された。しかしこの報道は事実ではなく(「ご学友」橋本明の創作)、のち2001年(平成13年)に行われた天皇の記者会見では「このようなことは私は一言も口にしませんでした」と強く否定、プライバシーと尊厳の重要性に言及し、報道のあり方に疑問を投げかけている。 美智子がテニスで着ていた白地のVネックセーターや白い服装、身につけていたヘアバンド、カメオのブローチ、ストール、白の長手袋などのいわゆるミッチースタイルと呼ばれたファッションが大流行し、ヘアバンドは「ミッチーバンド」と名付けられている。 宮内庁で行われた11月27日の婚約記者会見で美智子が「とてもご清潔でご誠実なご立派な方で心からご信頼申し上げ」と皇太子の印象を述べた発言が大きな注目を集め[要出典]、「ご清潔でご誠実」は、流行語になった。 マスメディアは「昭和のシンデレラ」あるいは「世紀のご成婚」と銘打ち、美智子の生い立ちや、皇太子との交際などを詳報、週刊誌は1956年(昭和31年)の『週刊新潮』創刊をきっかけに、1957年(昭和32年)創刊の『週刊女性』(主婦と生活社)、1958年(昭和33年)の『週刊女性自身』(光文社)、『週刊明星』(集英社)、『週刊大衆』(双葉社)、『週刊実話』などの創刊が相次ぐ「週刊誌ブーム」が起きており、週刊誌・女性週刊誌の報道競争が過熱していた。「ご成婚」は週刊誌メディアにとって格好の題材・素材となって週刊誌の売り上げが伸び、さらに週刊誌記事を通じて皇室情報が一般人に浸透することとなった。 これら社会現象は婚約発表のその年に、美智子の愛称「ミッチー」に由来して「ミッチー・ブーム」と名付けられ、以後、この呼称が社会的に定着。同年12月1日に日本銀行が一万円券(いわゆる一万円札)を発行、股上が極端に短い新作パンティー「スキャンティー」を発表するなど女性下着ブームの火つけ役となって女性下着の歴史に画期をなしたファッションデザイナー鴨居羊子が『下着ぶんか論 解放された下着とその下着観』を上梓、インスタントラーメンの元祖チキンラーメンが発売され、またロカビリーブームが起こるなど、この年に多くの人々が景気の上昇を実感する時代を迎え、本格的な大量消費社会の入口にさしかかっていたことが、経済的にミッチー・ブームを支える背景となっていた。また首都圏広域の電波送信を可能にする東京タワーが12月23日に完成、マスメディアの領域ではテレビ放送時代の幕開けの準備が整う。このような時代背景の中で、ミッチーブームは明るい話題として取り上げられた。
※この「婚約」の解説は、「ミッチー・ブーム」の解説の一部です。
「婚約」を含む「ミッチー・ブーム」の記事については、「ミッチー・ブーム」の概要を参照ください。
婚約
「婚約」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は突然婚約を破棄した
- 破約,婚約不履行
- 彼はパーティーに婚約者を伴って来た
- 彼らの婚約は私たちにはまさしく寝耳に水だった
- 婚約
- 婚約中の2人
- ジムは私の姉と婚約している
- 彼は以前の教え子と婚約した
- 彼はジェーンとの婚約を発表した
- 婚約を破棄する,破談にする
- 彼らは婚約を解消した
- 婚約指輪,エンゲージリング
- 彼女は父親ほどの年の男と婚約していた。
- 私は婚約していて彼に捨てられた。
- 彼女の父親の健康状態の関係で、彼女と彼女の婚約者の家族の間だけの小さな集まりになる予定です。
- 婚約しています。
- 私の婚約者がこの週末私の家に来る。
- 彼女は今の夫と出会った時、既に婚約者がいました。
- 彼女は彼との婚約を破棄した。
- 私たちは婚約しました。
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