拝廊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/29 15:06 UTC 版)
拝廊(はいろう)は教会堂の入り口もしくはロビー部分にあたり、身廊の端、祭壇の反対側に位置する。 伝統的に、拝廊は教会堂の建物の一部であるが、教会固有の部分とは見なされなかった。 仕切りや手すりで身廊と区切られた屋内空間の場合と、ポーチのような外部構造の場合とがある。 拝廊は、通常の信徒団に未加入の人々(特に洗礼志願者や告解者)も、礼拝を聞いたり参加したりすることが許される場であった。 拝廊には聖水盤が置かれることが多く、子どもや大人が身廊に入る前にそこで洗礼を受けることができる。また信者が礼拝に集まった際には自分の洗礼を記憶することにもなる。
- 1 拝廊とは
- 2 拝廊の概要
拝廊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:51 UTC 版)
レイアウトはロマネスク様式、設計は後期ゴシック様式の拝廊は身廊の南に位置しており教会西側の入口より入ることができる。拝廊はグアスタビーノ・タイル張りの天井で4つのヴォールトがあり、シンプルな石灰岩の柱で支えられている。西側入口の南側には地下へ続く螺旋階段がある。この霊安堂はゲツセマネ礼拝室と呼ばれているが、1959年以前はキリスト礼拝室と呼ばれていた。また、上階と下階の両方へ通じる階段は拝廊の東にあり、霊安堂は北東の角にある。拝廊の西と東のそれぞれの壁面に2つのグリザイユ窓と1つのバラ窓がある。東の壁には、以前パーク・アベニューバプテスト教会で使われていた16世紀の4つのランセット窓があり、この4つの窓のみがリバーサイド教会建設にあたって新造された物ではない窓となっている。
※この「拝廊」の解説は、「リバーサイド教会」の解説の一部です。
「拝廊」を含む「リバーサイド教会」の記事については、「リバーサイド教会」の概要を参照ください。
- >> 「拝廊」を含む用語の索引
- 拝廊のページへのリンク