facade
「facade」の意味
「facade」は、建物の正面や外観を指す言葉である。また、比喩的に人の表面的な態度や見せかけを意味することもある。例えば、建物の美しい外観が内部の劣化を隠している場合や、人が本当の感情を隠して親切そうな態度を取っている場合に用いられる。「facade」の発音・読み方
「facade」の発音は、/fəˈsɑːd/であり、IPAのカタカナ読みでは「ファサード」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ファサード」と読むことが一般的である。「facade」の定義を英語で解説
A facade is the front or outward appearance of a building, especially an impressive one. It can also refer to a deceptive outward appearance or a false front, used to conceal someone's true feelings or intentions.「facade」の類語
「facade」の類語には、"front"(正面)、"face"(表面)、"exterior"(外観)、"mask"(仮面)などがある。これらの言葉は、建物の外観や人の表面的な態度を表す際に使われる。「facade」に関連する用語・表現
「facade」に関連する用語や表現には、"curtain wall"(カーテンウォール)、"false front"(偽りの正面)、"veneer"(突き板)、"put on a facade"(見せかけをする)などがある。これらの言葉は、建築や人間関係の文脈で、外観や表面的な態度に関連する意味を持つ。「facade」の例文
1. The facade of the building was beautifully designed.(建物のファサードは美しくデザインされていた。) 2. She maintained a cheerful facade despite her sadness.(彼女は悲しみにもかかわらず、明るいファサードを維持していた。) 3. The old house had a crumbling facade.(古い家は崩れかけのファサードがあった。) 4. He put up a facade of confidence to hide his insecurity.(彼は自分の不安を隠すために自信に満ちたファサードを作り上げた。) 5. The modern facade contrasted with the traditional interior.(モダンなファサードは伝統的な内装と対照的であった。) 6. The company's facade of success hid its financial troubles.(会社の成功のファサードは、その財政的な問題を隠していた。) 7. The glass facade reflected the sunlight beautifully.(ガラスのファサードは太陽光を美しく反射していた。) 8. She hid her true feelings behind a facade of politeness.(彼女は丁寧さのファサードの後ろに本当の感情を隠していた。) 9. The facade of the museum was adorned with intricate carvings.(美術館のファサードは精巧な彫刻で飾られていた。) 10. He was tired of maintaining a facade of happiness in front of others.(彼は他人の前で幸せなファサードを維持するのに疲れていた。)ファサード【Façade】
読み方:ふぁさーど
シットウェルの詩。1922年刊。シットウェル家に寄宿していた作曲家、ウィリアム=ウォルトンが設定したリズムに合わせて書かれた実験的な作品。翌年、ウォルトン作の曲とともに朗読され、話題となった。
ファサード【(フランス)façade】
ファサード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 23:15 UTC 版)

ファサード(仏: façade)は、建築物正面部のデザインを指す語句である。フランス語に由来し、英語のfaceと同根[1]である。建築物で最も目立つため都市景観の形成に影響が大きく、建築設計で重要視される。
ファサードは、建物の格式や性格も示し[2]、ゴシック建築のランス大聖堂など内部空間を率直に表現するものや、ルネサンス建築のアルベルティによるセントアンドレア教会[3]など内部空間と有機的なつながりなしに造形されるものがある。側面や背面が装飾的に造形されている場合などもファサードと称する場合がある[4]。
事例
- フィレンツェのサン・ロレンツォ聖堂は、ミケランジェロによるファサード案があったが、現在も未完成である。
- フィレンツェ大聖堂やミラノ大聖堂などは、19世紀までファサードが未完成であった。
ギャラリー
ファサード保存

歴史的建築物の保存に、ファサード保存を選択する事例がある。建築物の正面部分や正面の一部のみを保存する手法で、都市の再開発と歴史的建造物の保存を両立させる手法である。
正面以外の構造物や内部空間などが大きく失われるため、建て替え不可避で、街路景観の形成に影響が大きく、歴史的価値が高い場合などに選択する。
日本は、主に土地の高度利用のためにファサードを保存して背面を高層建築とする手法が、近年の再開発で多く見られる。
ファサード保存の例
- 損保ジャパン横浜馬車道ビル - 旧川崎銀行横浜支店、JPタワー - 旧東京中央郵便局、丸の内パークビル - 旧丸の内八重洲ビル、DNタワー21 - 旧第一生命館、大阪松竹座、大阪取引所ビル、神戸地方裁判所、中京郵便局、大丸心斎橋店、九段会館テラスなどがある。
- 歌舞伎座、三菱一号館、中央警察署 (北海道)などは新築したレプリカである。
脚注
- ^ Wiktionary 「façade」→ 「French」→ 「Etymology」
- ^ 鈴木博之『世界大百科事典』 24巻、平凡社、東京、2007年、266頁。
- ^ Dr.Heather Horton. “Alberti, Sant'Andrea in Mantua” (英語). KhanAcademy. Sculpture and architecture in central Italy. KhanAcademy. 2021年3月16日閲覧。
- ^ 前川道郎『日本大百科全書』 20巻、小学舘、東京、1988年、7頁。
関連項目
ファサード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:51 UTC 版)
身廊西側のファサードはリバーサイド・ドライブ沿いに走っている。リバーサイド教会の建設当時、教会は南の120丁目に面した区画を所有していなかったため他の多くの教会の様に身廊の延長線上に出入口が無く、横のリバーサイド・ドライブ沿いに出入口が設けられた。西向きの入口には木製の扉が2つあり、その周りを囲む飾り迫縁には宗教、科学、哲学の分野における主要人物の彫刻が刻まれている。また、南側には拝廊へ通じる入口があり、こちらはドアが1つとなっている。拝廊への入口の南にはチャペルへ通じる別の入口があり、2つの飾り迫縁と正面入口よりシンプルなティンパヌムにより装飾が施されている。西側には身廊に面した窓が5組ある。 教会南側正面はそのほとんどがMLKウィングに遮られている。南側正面上部には4つの狭いアーチ型のステンドグラスの窓があり、その上部に3つのへこんだアーチ型の窓がある。 東側のファサードの構造は西側のファサードと似ており、身廊に面した5組の窓がある。ただし、東側ファサードの北側の大部分はクレアモント・アベニューと122丁目に直接面しているマクギファート・ホールによって遮られている。身廊の東側の正面にはクレアモント・アベニューへと続くクロイスターがあり、クロイスターの東側正面上部にはバラ窓がある。 北側のファサードは内陣と周歩廊を囲んでいる。「女性のポーチ」とも呼ばれるアーチ型の入口は北側正面の西にあり、聖書の女性の彫刻が刻まれている。また、東側にも別の入口がある。この2つの入口の間には周歩廊の窓があり、2つのランセット窓の上部にバラ窓という組み合わせで下部に3組、上部に5組の窓がある。
※この「ファサード」の解説は、「リバーサイド教会」の解説の一部です。
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