不要式行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 08:50 UTC 版)
婚約は何ら方式を必要としない不要式行為である(最判昭38・9・5民集17巻8号942頁)。学説には確実な合意で足りるとする学説と公然性を要求する学説があり、対立点となっている。 ただし、結納や婚約指輪の交換は婚約成立の証明となり、後に当事者間で婚約の不履行が問題となった場合においても婚約の存在を証明するものとして重要な意味を持つ。外形的事実のない場合における婚約成立の認定には特に慎重さが求められるとされる。
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