黒とは?

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くろ【黒】

色の名。墨・木炭のような色。黒色。「黒のセーター

黒い碁石また、それを持つほう。先手。「黒が三目の勝ち」⇔白。

犯罪などの容疑が濃いこと。「状況証拠では黒だ」「判定は黒と出る」⇔白。

黒字2」の略。

黒の画像
#2b2b2b/R:43 G:43 B:43/C:30 M:30 Y:0 K:100

こく【黒】

[音]コク(呉)(漢) [訓]くろ くろ

学習漢字2年

[一]コク

くろ。くろい。「黒雲黒点黒板漆黒

暗い。「暗黒

悪いこと有罪。「黒白(こくびゃく)」

[二]〈くろ(ぐろ)〉「黒星黒幕白黒腹黒

難読黒衣(くろご)・黒子(ほくろ)


くろ【黒】

〔名〕

① 色の名。木炭や墨のような色。白に対する。多く黒髪」「黒馬」「黒土」のように熟し用いられる。→黒い。

仮名草子伊曾保物語(1639頃)下「たちまちびんひげのくろを抜ひて、白きを残せり」

黒色の馬。黒毛の馬。

源平盛衰記14C前)三六此の黒(クロ)は今度の上洛に、鎌倉殿より得給へり」

③ 碁の黒石また、その石を持った方の者。

格五新譜(1844‐54頃か)布勢巻「三の手黒中の筋を打てば、四と中筋にて対ゑる事定勢と心得べし」

④ 鍋、釜をいう女房詞

婦人養草(1689)五「なべはくろと、かまはくろと」

(5) 「くろじ(黒字)②」の略。

(6)くろまく黒幕)②」の略。

(7) 容疑者犯罪事実があること、また、その人をいう俗語。⇔白。

未完告白(1948)〈川本不二雄〉「私はさいしょから平沢を〝黒〟と睨んでゐました」

(8) 無政府主義、または無政府主義者俗称

(9) 黒札(白に黒い字で記す自家用車番号札)の略で、自家用車をいう。〔新しい言葉の泉(1928)〕

(10) 牛をいう沖言葉。〔分類漁村語彙(1938)〕

(11) 海苔(のり)養殖業者が、アサクサノリをさしていう語。

[語誌]色名としては「あか(赤)」と同じく複合語として用いられることが多い。赤が明るさについていうことから派生したように、「くらし(暗)」と同源で、本来は暗い状態を表わす語から発したと考えられる


くろ・し【黒】

〔形ク〕 ⇒くろい(黒)


くろま・る【黒】

〔自ラ四〕

① 物が黒くなる。黒み帯びる。黒む

帰省(1890)〈宮崎湖処子〉五「養蚕は父と弟に任せ専ら織焉(おること)のみに急ぎつつ、烟筒も亦黒まりぬ」

② 何とか生活ができる。

浮世草子世間妾形気(1767)三「からるるだけはかりまして成りとも、お身くろまる御恩報じが致しましたい」


こく【黒】

〔名〕

① くろい色。

雲形本狂言富士松室町末‐近世初)「御句に青(しゃう)・黄(わう)・赤(しゃく)・白(びゃく)・黒(コク)、をなさると見えてござるが」

② くろみをおびたもの。くろっぽい色。


くろ・い【黒】

〔形口〕 [文]くろ・し 〔形ク〕

① 黒の色をしている。墨の色である。

古事記(712)上・歌謡「ぬばたまの 久路岐(クロキ)御衣(みけし)を ま具(つぶさ)に 取り装(よそ)ひ」

② 濃い紫、にびいろなどの黒っぽく暗い感じのする色である。

宇津保(970‐999頃)楼上上「御手の綾の単衣のくろきよりさしいで給へる、いと美しげにおはす」

③ 肌が日に焼けている色である。

古今著聞集(1254)五「都にありながら、此歌をいださむ事念なしと思て、人にもしられず久しく籠り居て、色をくろく日にあたりなして後」

④ きたない。よごれている。

徒然草1331頃)一七五年老いたる法師召し出されて、くろくきたなき身を肩抜ぎて、目もあてられずすぢりたるを」

(5) 悪心があって公明でない。悪い。腹黒い

宇津保(970‐999頃)祭の使「昨日今日入学して、くろしあかしのさとりなきが」

(6) その道老練である。くろうとである。

浄瑠璃奥州安達原(1762)一「お前方素人(しらうと)、慮外ながら文学の友三というて、ずんと黒い男

(7) 粋(いき)である。また、人情通じてものわかりがよい。

浄瑠璃太平記菊水之巻(1759)三「大黒の文字大きに黒い、おれを粋ぢゃといふ心、趣向どふもいへぬ」

(8) 犯罪疑い濃厚である。

人情本恋の花染(1832‐34)初「二人一緒に縄縛(から)げ、知県所(だいくゎんしょ)へ引き摺り出し、白いか黒い分けやせう」

(9)くろきち黒吉)①」の位である。

洒落本辰巳之園(1770)「黒ひ 役者評判記より出たり。吉の事也」

形動

〔名〕

〔名〕


くろま・す【黒】

〔他サ四〕

黒くする。黒々としたさまにする。

栄花(1028‐92頃)玉の飾「一品宮の御服やつれもいとあはれ心苦しう〈略〉女房宮司など、皆いとくろましたり」

② ごまかす。紛らわしくする。

浄瑠璃生写朝顔話(1832)浜松の段「偽(いつは)りすかして帰さんと、猶しも声をくろまして」


くろ・む【黒】

1 〔自マ四〕

黒くなる。古びたりよごれたり、日に焼けたりして黒み帯びる。

聖語蔵本願経四分律平安初期点(810頃)「風に飃(ふか)れ、日に暴(さら)され、形体は黒(クロミ)廋(く)け、剥げ裂け仏の所(みもと)に往詣して」

② (「身がくろむ」の形で) 暮らしが立つ。何とか生活ができるようになる。

浮世草子西鶴織留(1694)六「夫婦の人の心さへ変らずは、互に身のくろみて後、又ひとつの寄相ひ成事

③ (「座がくろむ」などの形で) その座がうまくとりつくろわれる。また、安泰になる。

葉隠(1716頃)一「身を擲(なげうち)て居る御家来は無他事者也。一、三人あれば、御所労黒むもの也」

2 〔他マ下二〕 ⇒くろめる(黒)


くろ・める【黒】

〔他マ下一〕 [文]くろ・む 〔他マ下二

黒くする。黒く染める。黒くぬりつぶす

落窪(10C後)三「(たきぎ)には、蘇芳(すはう)をわりて、少し色くろめて、組して結ひたりける」

黒くしてわからなくする。まぎらし隠す。ごまかす。とりつくろう

俳諧毛吹草(1638)五「散花の跡をくろむる茂り哉〈昌意〉」

③ (「後をくろめる」の形で) 戦いのとき、背後固める。後方を守る。

天草本伊曾保(1593)と、の事「ヲノヲノ アトヲ curomesaxerareito(クロメサセラレイト) サモ タノモシゲニ」

④ (「身をくろめる」の形で) くらしを立てる。何とか生活のできるようにする。

浮世草子風流今平家(1703)五「おのれが身をくろめんが為、年季の内にもとでをくすね、自分に小見世をはり」

(5) (「座をくろめる」などの形で) その座をとりつくろう

歌舞伎伊達競阿国戯場(1778)大序「こりゃお前の禿衆を一寸貸して下さりませ、せめて禿衆で座敷をくろめたうござります


黒 くろ

#2b2b2b
R:43 G:43 B:43
H:0 S:0 B:17
C:0% M:0% Y:0% K:83%

読み方:くろ

  1. 頭髪ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・山口県
  2. 頭髪。〔第二類 人物風俗

分類 山口県


読み方:くろ

  1. 銅貨。〔第七類 雑纂
  2. 銅貨を云ふ。

読み方:くろ

  1. 鍵がなくて開けることの出来ぬをいふ。煙火揚げ開けない場合のことを「黒を打つ」といふから転訛したものである。〔犯罪語〕
  2. 鍵がなくて開けることの出来ぬをいふ。煙火揚げ開けない場合のことを「黒を打つ」といふから転訛したものである。
  3. 相鍵がなくては開けることの出来ないことをいふ。
  4. 鍵がなくて開ける事が出来ぬ事を云ふ。
  5. 〔犯〕合鍵がなくてあけることが出来ないこと。「黒」は失敗、だめの意。

分類 犯罪者犯罪


読み方:くろ

  1. 厳粛悲哀の意味を含ませる。〔色言葉

分類 色言葉


読み方:くろ

  1. 袈裟を云ふ。墨染の袖より。

読み方:くろっぽい

  1. 素人ながら本職近き巧妙の技あるもの。「芸が-」。

分類 東京

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読み方:クロkuro

所在 大分県宇佐市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
くろ
くろさき
くろざき
くろはま
くろやなき
くろやなぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 10:52 UTC 版)

(くろ)またはブラックとはの一つで、無彩色のような色である。人間可視領域における全帯域にわたりむらなく感得されないこと、またはそれに近い状態、ないしそのように人間の視覚に感じられる状態である。黒は下のような色である。黒色(コクショク)は黒のような色を表す。(くろいろ、と読むのは間違い。)[要出典]


  1. ^ 「究極の黒」新型暗黒シート/産総研など開発 シリコーンゴム製」朝日新聞』朝刊2019年5月30日(科学面)2019年6月15日閲覧。
  2. ^ 「究極の黒 求めて/光のむ新材料 産業応用探る」日本経済新聞』朝刊2019年12月8日(サイエンス面)2019年12月15日閲覧。
  3. ^ 「囲碁雑学」『日本棋院』 2015年5月16日閲覧
  4. ^ a b 光も食欲も吸収!?黒き魔力のとりこ『日経MJ』2021年1月22日(トレンド面)
  5. ^ a b c d e f g The Color of Art Pigment Database : Pigment Black, PBk
  6. ^ ホルベイン専門家用顔料シリーズに17の顔料を新たに追加 (2009/06/09)
  7. ^ 黒星コトバンク
  8. ^ 関口晴利『囲碁ルールの研究』文芸社、2007年。
  9. ^ 長谷川五郎『オセロの勝ち方』河出書房新社、2001年5月。
  10. ^ a b 『スーパー大辞林三省堂、2013年。
  11. ^ 「ブラック企業」呼び方に異論 「黒=悪」差別に使われてきた経緯『朝日新聞』朝刊2020年8月3日(生活面)2020年8月22日閲覧。


「黒」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/02/22 02:57 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. くろ) 色の一種全ての光の波長吸収した結果視覚感知されなくなるもの。
  2. 会話碁石黒石や黒い服など黒いもの。
  3. 俗語犯罪容疑があること、又は容疑者

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/11/25 00:51 UTC 版)

発音(?)



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