色相とは? わかりやすく解説

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しき‐そう〔‐サウ〕【色相】

読み方:しきそう

色合い色調

彩度明度とともに色の三属性の一。有彩色で、赤・黄・青など他の色と区別するよりどころとなる色の特質色合い

仏語肉眼で見ることのできる姿・形


色相 【hue】


ヒュー(色相) 【hue】

色の三要素明度彩度、色相の一つで、有彩色色合いのことをいう。色相は波長により決定される

色相

色合いのこと。彩度、明度とともに色再現に大きな影響を与える。通常のテレビでも調整が可能だが、積極的にいじる必要はない。色相の狂ったソフトについては、自然な肌色が再現できるように調整するのがコツ。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 藤原陽祐)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


色相

読みしきそう
英語:hue

赤,黄,緑,青,紫のような色感覚性質特徴付ける色の属性を色相という.色度図上では,無彩色中心にして放射状同一色相が並び円周方向異なる色相が連続的に配列される

色相

読み方しきそう
【英】hue

色相とは、色の属性(色相、彩度明度)の一つで、赤や黄色といった色味違いのことである。

色相は分類の方法によって異なるが、主要な色相として赤、黄、緑、青、紫などがある。これらを円状に並べ、各色の間にそれぞれの中間色配置していったものが、色相環呼ばれている。間隔等しく配置した色相環では、中心点通って反対側に位置している色相が補色となっている。

例えば「赤っぽい」「赤系統の」といえば明度彩度でなく色相で色を判別していることになる。色相が互いに似通った色相環隣り合っている色相を組み合わせれば統一感や明確なイメージ表現するともできる


参照リンク
色相とは - (基礎からわかるホームページ配色

色相

【英】color

石油製品透過光線による色。潤滑油の色相は無色流動パラフィンから,淡黄色オレンジ色赤褐色,暗赤褐色など種々ある。色相で品質見分けられない一般にセイボルト色度計,ASTM色度計などにより測定される
その他、潤滑剤やメンテナンス用品、作業環境保護など工場・現場が必要としている商品や供給会社に関する情報については、「ジュンツウネット21」で見ることができます。 ⇒ 「ジュンツウネット21」

しきそう 【色相】

仏教用語肉眼見え姿・形のこと。→ 色

色相

色の三要素のひとつで、俗に赤とか青とか緑とかと呼ぶ色の分類を指す。専門的には、色彩は光のスペクトル組成の差によって区別される感覚だが、単色光波長相当するもののことをいう。一定の法則によって色相の違いサークル状に図示したものを、12色相環などと呼ぶ。

色相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 00:31 UTC 版)

色相スケール
スペクトル

色相(しきそう、: hue[1])は、オレンジといったの様相の相違である。特定の波長が際立っていることによる変化であり、際立った波長の範囲によって、定性的に記述できる。ただし、常に同じ波長が同じ色に見える訳ではない。赤から、オレンジ、黄、緑、青を経て、)までは、スペクトル上の色であると言える。

彩度明度と併せて、色の三属性と言う[2]。色から彩度明度または輝度の要素を取り除いた残りであるということもできる。

英語ではhue (ヒュー) であり、Hhで略記される。

色相環

色相環
24等分した色相
マンセル表色系での色相環
RGBと色相の関係(三角関数を使わない場合)

色相の総体を順序立てて円環にして並べたものを色相環(しきそうかん、: color circle[1])と言う。色相環上では、補色を反対の位置に設ける。連続的な色相環[2]中のある1色を指すために、色を円の角度として表現したり、有限個の色の集合を定義したうえでそれを選ぶことで表現したりされる。色相環を表現する表色系にはマンセル表色系オストワルト表色系PCCSなどがある[3]

色相環は隣り合う純色の組み合わせで混色し、微妙な色相を作るときの手がかりとして用いられる[2]

ヘリング心理四原色(赤、青、黄色、緑)はおおよそ90度の間隔を置いて並んでいる。色の三原色シアンマゼンタ黄色)や光の三原色(赤、緑、青)は、おおよそ120度の間隔を置くように選ばれる。光の三原色が120度間隔であることと心理四原色が90度間隔であることは一見矛盾しているように見えるが、それぞれで言われている赤、緑、青は異なる概念である。

24等分した色相の角度(ウェブカラー)

色相の角度 カラーコード 色名 輝度
色相:0° #FF0000 30%
色相:15° #FF4000 朱色 45%
色相:30° #FF8000 オレンジ色 59%
色相:45° #FFBF00 ゴールデンイエロー 74%
色相:60° #FFFF00 黄色ウェブカラー)=レモン色に近い色 89%
色相:75° #BFFF00 明るい黄緑色 81%
色相:90° #80FF00 黄緑色シャルトルーズグリーン 74%
色相:105° #40FF00 葉っぱ葉緑素のような明るい緑色 66%
色相:120° #00FF00 59%
色相:135° #00FF40 コバルトグリーン 62%
色相:150° #00FF80 エメラルドグリーン 64%
色相:165° #00FFBF 青緑色ターコイズグリーン 67%
色相:180° #00FFFF ターコイズブルーシアンウェブカラー 70%
色相:195° #00BFFF セルリアンブルー 55%
色相:210° #0080FF アジュール 41%
色相:225° #0040FF 真っ青コバルトブルー 26%
色相:240° #0000FF 群青色 11%
色相:255° #4000FF ヒヤシンス 19%
色相:270° #8000FF バイオレット 26%
色相:285° #BF00FF 34%
色相:300° #FF00FF マゼンタウェブカラー 41%
色相:315° #FF00BF 赤紫色 38%
色相:330° #FF0080 ルビーレッドクリムソン 36%
色相:345° #FF0040 カーマイン紅色 33%

色相を求める計算

CIELABから:

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関連項目

外部リンク

色の名前と色見本一覧”. 2020年6月17日閲覧。


色相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 09:56 UTC 版)

「色」の記事における「色相」の解説

詳細は「色相」を参照 色相は赤・オレンジ黄・緑青・紫といった色の様相相違である。「ピンク色」「レモン色」「空色」「赤茶色」「肌色」「水色」などの色合い表現する名詞知覚内容を表す述語、そして、固有色名は色相を表現する語彙ではない。 色相は特定の波長際立っていることによる変化であり、際立った波長範囲によって、定性的記述できる。ただし、常に同じ帯域が同じ色に見え訳ではない連続して変化していく色味円環上に並べたものを色相環と言う。白、黒、グレーを除く全ての色は、色相環配置される色相のいずれかに属する。 色相の連続的な変化を示す例を3つ挙げる

※この「色相」の解説は、「色」の解説の一部です。
「色相」を含む「色」の記事については、「色」の概要を参照ください。

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