サイコパスとは?

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サイコパス

別表記:精神病質者
英語:psychopath

サイコパスとは

サイコパスとは、「感情一部欠如している」という点において特筆される精神病質者のこと。自分以外の人間対する「愛情」「思いやり」などの感情著しく欠けており、そのためにきわめて自己中心的振る舞う傾向にある。また、道徳観念や倫理観、あるいは恐怖などの感情きわめて乏し傾向にある。サイコパスにも程度の差がある。すべてのサイコパスな人がサイコパス的な要素をすべて顕現しているとは限らない。サイコパスではなくてもサイコパス的な要素を持つ人は少なくない。サイコパスとそうでない人の線引き素人にはなかなか難しい。

サイコパスの原因

サイコパスの原因は、昨今研究でも不明部分が多いが、大きく分けて2種類があると言われている。1つ目の原因生まれながらの脳の障害によって引き起こされているケースで、2つ目が後天的なもので幼少期虐待を受けたり何らかの原因によってサイコパスになったというものである。サイコパスは男性に多い傾向にあり、男性の3%、女性1%該当するとされているように、それほど珍し存在ではない。サイコパスの治療法現代医学において決定的なものは確立されていないため、治すことは困難である。禅と認知行動療法組み合わせ弁証法的行動療法というものが行われるのが一般的で、症状安定化などを図り、場合によっては気持ちの不安定さを整え薬物治療を行う場合もある。

サイコパスというとドラマ映画などの影響強く猟奇的殺人者というイメージ持っている人も少なくない。しかし、サイコパスだからといって必ずしも罪を犯すということではなく罪を犯すような人は稀であるということは理解しておく必要がある。むしろ、サイコパスは表面上は口達者であったり、結果至上主義者が多いため、他人踏み台にしたり騙すことにも躊躇せず優れた結果を残す人が多い。そのため、経営者医者など社会的地位の高い人にもサイコパスな人は多い傾向にある。

サイコパスとソシオパスとの違い

サイコパスとしばしば混同されるものにソシオパスというものがある。サイコパスとソシオパスは、共に他人に対しての思いやり欠けたり、自己中心的といった共通点があり、どちらも大衆向けの心理学的用語である。医学的には、ソシオパスも「反社会性パーソナリティ障害」に分類される。サイコパスとの違いは、ソシオパスの方は育った家庭環境など後天的要因によって生じることが多いとされている点が挙げられる。また、ソシオパス長期的な仕事に就くことが難しというのも特徴である。ソシオパスは意味などを考えることなく衝動的行動移してしまう傾向にある点もサイコパスと異なる。

サイコパスな人への対処法

サイコパスな人間近くにいる場合対処法について、まずはサイコパスは治療することができないということを十分に理解する必要がある周囲人間が、「世の中には良心を持たない人もいる」ということ理解なければならない。そうしないと、サイコパスのペースに惑わされて、自分自身壊れてしまう危険性がある。サイコパスに騙されないためには、しっかりと自分自身確立することが必要である。サイコパスは人の心を操ろうとすることがあるので、その中に巻き込まれてしまわないことが大切である。サイコパスだからといって必ずしも罪を犯す訳ではないが、サイコパスから身を守ることを考え場合一切連絡手段を断つという方法がある。相手信用しすぎずに、自分自身の心をしっかりと最優先守ることが大切である。

サイコパス【psychopath】

精神病質その人格のために本人社会が悩む、正常とされる人格から逸脱したもの)である人。


精神病質

(サイコパス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 15:52 UTC 版)

精神病質(せいしんびょうしつ、: psychopathy)またはサイコパシーとは、精神障害の一種であり、社会に適応することが難しい恒常的なパーソナリティ障害[1]、または、精神病健常との中間状態[2]。精神病質を持つ者は精神病質者サイコパス: psychopath)と言う。犯罪社会学者の赤羽由起夫が言うには「精神病質とは,性格の極端さのために自分や他人が悩む症状につけられた病名」であり[3]教育心理学者の加戸陽子・眞田敏らによると「精神病質とは、成人において非社会性または反社会性を常況として社会生活上の困難をしめすパーソナリティ障害と解釈されることが多い」[4]。精神病質という用語は、主に異常心理学生物学的精神医学などの分野で使われている。


注釈

  1. ^ 良心をもたない人たち』では、訳者あとがきにも述べられているように、ソシオパス、反社会性パーソナリティ障害、サイコパスがほとんど区別されていない。
  2. ^ 原文は“Psychopaths are some of the worst people in the world. They do terrible things. So should we be putting the world in the hands of people who are low empathy or psychopathic?”
  3. ^ ハーバード大学の専門家グループによる非専門家向けの啓蒙書『サイコパスとサイコパシーに関する考察:よくある質問に対する答えと事例 ("Thinking About Psychopath and Psychopathy: Answers to Frequently Asked Questions With Case Examples")』(2006) - iUniverse によれば、「ジム・ジョーンズが何の精神疾患を有していたかは多少の議論の余地はある。彼について知られている全てのことに基づいて言えば、彼は完全サイコパスであったように思われる」(同、148頁)とある。ジム・ジョーンズは、子供の頃から猫を殺してお葬式ごっこをするなどの行為障害がみられた(Stanley Nelson, “Jonestown: The Life and Death of the People’s Temple,” Fireflight Media, October 20 2006, compact disk, https://www.youtube.com/watch?v=ydHRESPjBxg.)が、成人後はインディアナポリス人権委員会(Indianapolis Human Rights Commission)委員長、サンフランシスコ住宅管理委員会(San Francisco Housing Authority Commission)委員長といった公職を歴任し、当時の大統領夫人ロザリン・カーター(Rosalynn Carter)の表敬訪問も受けている(Reiterman, Tim, and John Jacobs. Raven: The Untold Story of Rev. Jim Jones and His People. Dutton, 1982. ISBN 978-0-525-24136-2,p.66,p.266,p.303)ので、成功したサイコパスであったともいえる。ジム・ジョーンズは、成功したサイコパスと完全サイコパスが必ずしも相反する概念ではないことを示す好例である。
  4. ^ テッド・バンディは、サイコパシーのポスターボーイとして有名であるが、実際には少年期犯罪や早期の行為障害がなく、PCL-R の得点もサイコパスと呼ばれるには少し足りない。サイコパシーの特性を示さなかったわけではないが、典型的なサイコパスとはいえない(『Thinking About Psychopath and Psychopathy: Answers to Frequently Asked Questions With Case Examples』, p.204)。
  5. ^ 内田クレペリン精神検査の元となる「作業曲線」を発見した人物。
  6. ^ ただし、クレックレー自身は「部分的サイコパス(: partial psychopath)」という言い方をしている。このタイプのサイコパスは、例えば、『社内の「知的確信犯」を探し出せ』において、「デイヴ」というキャラクターを用いて素人向けに説明されている。

出典

  1. ^ 小学館 2020, p. 「精神病質」.
  2. ^ Britannica Japan Co., Ltd. 2020, p. 「精神病質」.
  3. ^ 赤羽 2012, p. 108.
  4. ^ 加戸 et al. 2013, p. 15.
  5. ^ Lykken, D. T. "The Antisocial Personalities", Psychology Press, 1 edition (May 3, 1995), 7頁。
  6. ^ http://karapaia.com/archives/52252648.html
  7. ^ 原田隆之による書籍の抜粋記事、100人に1人がサイコパス?!──身近な「冷血」とどう付き合うか 原田隆之『サイコパスの真実』より じぶん堂
  8. ^ 『サイコパス』中野信子,文春新書
  9. ^ 『サイコパスの真実』(原田隆之、ちくま新書)
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  13. ^ a b 英国心理学者 サイコパスが多い職場上位10を発表
  14. ^ 『サイコパスの真実』(原田隆之、ちくま新書)
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  22. ^ https://keiei.proweb.jp/news/1/1375/1883/
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  29. ^ 中野信子『サイコパス』文春新書
  30. ^ ためらいなくハラスメントを起こす「職場のサイコパス」があなたの隣にもいる?~筑波大学人間系教授 原田 隆之氏インタビュー アスクル みんなの仕事場
  31. ^ 『サイコパス』文春新書 P24~30
  32. ^ Moralities of Everyday Life
  33. ^ サイコパス-冷淡な脳-第二章
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  48. ^ Moralities of Everyday Life https://www.coursera.org/learn/moralities/
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