共感とは? わかりやすく解説

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きょう‐かん【共感】

読み方:きょうかん

[名](スル)他人意見感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。「—を覚える」「—を呼ぶ」「彼の主張に—する」


共感

作者リディア・デイヴィス

収載図書ほとんど記憶のない女
出版社白水社
刊行年月2005.11


共感

作者小野晃

収載図書ショートショート・ストーリー
出版社文芸社
刊行年月2008.3


共感

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 07:37 UTC 版)

共感(きょうかん)、エンパシー(empathy)は、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。もしくはその感情のこと。例えば友人がつらい表情をしている時、相手が「つらい思いをしているのだ」ということが分かるだけでなく、自分もつらい感情を持つのがこれである。通常は、人間に本能的に備わっているものである。しかし、例えば反社会性パーソナリティ障害サイコパスの人物では、“共感の欠如”が、見られる[1]。近藤章久は深い共感と直観を精神治療の根幹とした。


  1. ^ DSM-IV-TR diagnostic criteria for narcissistic personality disorder,2000年
  2. ^ a b c d Against Empathy
  3. ^ a b c 池田理知子・五十嵐紀子(編)『よくわかるヘルスコミュニケーション』 ミネルヴァ書房 <やわらかアカデミズム<わかる>シリーズ> 2016年、ISBN 978-4-623-07786-1 pp.110-111.
  4. ^ a b c 金井 2013, pp. 60–65.
  5. ^ MD, Srini Pillay (2018年10月4日). “Brain science to improve your relationships” (英語). Harvard Health Blog. 2020年11月3日閲覧。
  6. ^ 日経サイエンス2013年2月号サイコパス特集


「共感」の続きの解説一覧

共感

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 05:22 UTC 版)

看護師・患者の関係性」の記事における「共感」の解説

他人知覚世界に入る能力持ち、彼らが状況どのように経験しているかを理解することは共感です。 これは、サポート伝え理解し経験共有するために欠かせない重要な治療的看護師行動です。一般的な意味での看護師への依頼人助け求めてます。 患者は、関心同情、そして彼らの困難についての理解を示す看護師期待してます。 ケアを受ける患者自分病気障害治療上のものを探している傾向があるとき、彼らは心理的な配慮受けたい思います。これは良いコミュニケーション通して起こりますクライアントとのコミュニケーションケア基礎です。 困難な時期に、クライアント自分たちの治療可能な限り難しくないよう治療的関係を探してます。 多く患者は、彼らの問題対す解決策利用可能ではないかしれないが彼らを通してサポートをすることを期待しており、これがポジティブまたはネガティブ経験定義するのであることを知ってます。 共感は、看護師クライアントの間のコミュニケーション強化するためのツールとして使用されます。

※この「共感」の解説は、「看護師・患者の関係性」の解説の一部です。
「共感」を含む「看護師・患者の関係性」の記事については、「看護師・患者の関係性」の概要を参照ください。


共感

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 06:23 UTC 版)

ミラーニューロン」の記事における「共感」の解説

ミラーニューロンは共感とも関連付けられている。なぜなら、特定の領域 (特に島皮質前部下前頭皮質) は自身情動(快、不快、痛みなど)に反応し、かつ他者情動観察する際にも活動するからである。 しかし、このような領域は手の動きに対してのような働きをする領域とは非常に異なっており、しかも、サルの研究では他者感情共感するミラーニューロンは見つかっていない。より最近の研究ではカイザース(Keysers)らが、自己評価質問表における共感の値が高い人ほど手の動き対すミラーニューロンシステム情動対すミラーニューロンシステム活動が高いことを示しミラーニューロンシステムが共感と関連付けられるより直接的な証拠としている。 感情は他の人に簡単に移すことができる。これは、対面でのやり取り非言語的な手がかりなしに、大規模なソーシャルネットワーク通じて発生する可能性がある。不満を持っているグループオンラインやり取りすると、不満を感じ可能性もある。一方でポジティブグループ交流することで、よりポジティブ感じる。多く場合怒りなどの否定的な感情は、肯定的な感情よりも簡単に伝る。脳内この伝染の原因となるのはミラーニューロンであり、自動的に他人感情を拾うことに特化している。したがって他人怒り自分のものと誤解することさえある。

※この「共感」の解説は、「ミラーニューロン」の解説の一部です。
「共感」を含む「ミラーニューロン」の記事については、「ミラーニューロン」の概要を参照ください。

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共感

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 06:33 UTC 版)

名詞

きょうかん

  1. 他人感情意見理解し、同じ感情意見になること。

動詞

活用

サ行変格活用
共感-する

「共感」の例文・使い方・用例・文例

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