善意

デジタル大辞泉

ぜん‐い【善意】

読み方：ぜんい

１ よい心。

２ 他人のためを思う親切心。好意。「—の人々」⇔悪意。

３ 好意的に相手の言動などをとらえること。よい意味。「—に解釈する」⇔悪意。

４ 法律で、ある事情を知らないですること。私法上、原則として善意の行為は保護され、責任は軽減される。⇔悪意。

短編小説作品名辞典

善意

作者阿刀田高

収載図書猫の事件
出版社講談社
刊行年月1987.9
シリーズ名講談社文庫

善意

作者平山夢明

収載図書東京伝説―死に逝く街の怖い話
出版社竹書房
刊行年月2004.5
シリーズ名竹書房文庫

ウィキペディア

善意

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/09/03 21:51 UTC 版)

他人や物事に対しての良い感情、または見方や好意のこと。日常用語としての善意（ぜんい）とは、相手にとって喜ばしいであろうとすることを行う、思いやりのこと。また、相手によい結果を導こうとして行なう意思を指す。対義語には「悪意」がある。

ウィキペディア小見出し辞書

善意

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/17 06:54 UTC 版)

「解放奴隷」の記事における「善意」の解説

上述のとおり、主人の死後に遺書により解放されるケースが多かった。古代ローマ人は、自分の遺族に多額の財産を遺す事に熱心で無く、奴隷解放という善意が行いやすかった。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

善意

出典:『Wiktionary』 (2021/06/25 13:37 UTC 版)

名詞

善 意 (ぜんい)

1. 相手のためによかれと思う気持ち。好意。
2. 《法律》　民事法において、ある事実についての消極的不知または積極的信頼をいう。特に第三者が法律的事実に関して、知らない場合に用いる。善悪の価値判断とは無関係である。

   • 用例 ：善意の第三者。

3. 《科学》　既知の事実に照らして、「よい」と知っていること、および、「よくない」とは知らないこと。

発音^(?)

ぜ↘んい

関連語

対義語

• 語義1・2・3 -　悪意

熟語

• 語義1・2 -　善意取得、善意占有

翻訳

• 英語 : good faith ^(en)
• オック語 : bona fe ^(oc) 女性
• カタルーニャ語 : bona fe ^(ca) 女性
• スペイン語 : buena fe ^(es) 女性
• 中国語 :  (繁): 誠意/ (簡): 诚意,　善意
• ドイツ語 : Gutgläubigkeit ^(de) 女性
• フランス語 : bonne foi ^(fr) 女性（ただし、単なる不知という意味ではないといわれている）
• ラテン語 : bona fides ^(la)(bona fidēs)（主格形）, bona fide ^(la)(bonā fidē)（奪格形）

Weblio日本語例文用例辞書

「善意」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女の言葉を善意に解釈する
• 彼女は善意のかたまりのような人だ
• よかれと思って，善意で
• 善意の人
• がっかりさせたくなかったので，善意でうそをつきました
• 彼女はその絵の修復を善意で申し出ました。
• 彼女は善意に満ちている。
• 地獄への道は善意で敷かれている。
• 公平に評すれば、彼は善意からやったのだと認めなけらばならない。
• 個人の善意は大海の一滴にすぎません。
• 君にはあの人たちの善意が分からないようだ。
• いかなる善意の考えもそれ自体はあくでありうる。
• あなたの善意は身にしみました。
• 彼女は繰り返してあなたの善意を保証した.
• …を善意[悪意]に解釈する.
• 善意でなされたことでも時には非常な害を与えることがある.
• 彼が善意を抱いていることに疑いはない.
• 善意からそうした.
• そうは言っても彼がそうしたのは善意からだった.
• 善意を示すだけでは十分でない.