enthusiast
「enthusiast」とは・「enthusiast」の意味
「enthusiast」とは、ある特定の分野や活動に対して熱心な関心や情熱を持っている人のことを指す。その分野において専門的な知識や技能を持っていることが多く、趣味や仕事において熱中して取り組む様子が特徴である。例えば、音楽やスポーツ、映画などの分野において熱心なファンや愛好家を「enthusiast」と呼ぶことができる。「enthusiast」の発音・読み方
「enthusiast」の発音は、/ɪnˈθuːziæst/ であり、IPAのカタカナ読みでは「インスーズィアスト」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「エンスージアスト」と読むことが一般的である。「enthusiast」の定義を英語で解説
An enthusiast is a person who is highly interested in a particular subject or activity and devotes a significant amount of time and energy to it. Enthusiasts often possess specialized knowledge and skills in their area of interest and are known for their passion and dedication.「enthusiast」の類語
「enthusiast」にはいくつかの類語が存在する。例えば、「aficionado」は、特に芸術や文化に関する分野に熱心な関心を持つ人を指す。「fan」は、スポーツやエンターテイメントの分野において熱狂的な支持者を意味する。「devotee」は、ある分野や活動に対して献身的な関心を持つ人を表す。「enthusiast」に関連する用語・表現
「enthusiast」に関連する用語や表現には、「enthusiasm」や「enthusiastic」がある。「enthusiasm」は、熱意や情熱を意味し、「enthusiastic」は、熱心な、熱狂的なという形容詞である。「enthusiast」の例文
1. He is a car enthusiast who loves to collect vintage automobiles.(彼は古い自動車を集めるのが大好きな車の愛好家である。) 2. She is a photography enthusiast and enjoys taking pictures of nature.(彼女は写真愛好家で、自然の写真を撮るのが好きである。) 3. The wine enthusiast shared his knowledge about different types of wines.(ワイン愛好家は、さまざまな種類のワインについての知識を共有した。) 4. The art enthusiast spends her weekends visiting museums and galleries.(美術愛好家は週末を美術館やギャラリー巡りに費やす。) 5. The sports enthusiast never misses a game of his favorite team.(スポーツ愛好家は、お気に入りのチームの試合を決して見逃さない。) 6. The technology enthusiast is always up-to-date with the latest gadgets and innovations.(技術愛好家は、常に最新のガジェットや革新に精通している。) 7. The travel enthusiast has visited more than 50 countries around the world.(旅行愛好家は、世界中の50カ国以上を訪れている。) 8. The music enthusiast has an extensive collection of vinyl records.(音楽愛好家は、多数のレコードを収集している。) 9. The fitness enthusiast works out at the gym every day.(フィットネス愛好家は毎日ジムで運動する。) 10. The fashion enthusiast follows the latest trends and styles.(ファッション愛好家は、最新のトレンドやスタイルに注目している。)エンスージアスト
エンスージアスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 02:23 UTC 版)
エンスージアスト(enthusiast)とは、「熱狂的な支持者」といったような意味を持つ。
原義
古代ギリシア
ギリシア語の enthousiasmos が語源。エンスージアストの元となった語、エンスージアズム (wikt:enthusiasm) は古来、「霊感(インスピレーション)、(霊などに)とり憑かれること」を意味し、エンスージアスト(wikt:enthusiast)は「霊にとり憑かれた人」を意味した。
アポロンがピュティアに、ディオニュソスがマイナス(Maenads:ディオニソスのグルーピーの女達)にしたように、古代ギリシア人にとっては霊がとり憑いて出現すること(マニフェステーション)がエンスージアズムであった。
エンスージアズムは他に、「意識の転送」も意味した。ソクラテスは「詩人のインスピレーションとはエンスージアズムの一形態である」と言っている。神の意識が転送されてインスピレーションを受けることもエンスージアズムであった。
エンスージアズムが使用される文脈は、宗教的な意味をもっており、宗教的な霊感や宗教的な熱狂状態に限られていた。
英語
英語での汎用辞書として最初に編纂されたジョンソン辞典(Johnson's Dictionary、正式名称: A Dictionary of the English Language 。1755年刊)ではエンスージアズムを、「ある個人に起こった天啓、神の啓示を思い込みすぎること」と記されている。
現代の用法
現代英語では「熱心に楽しむこと、熱心に興味をもつこと、積極的な肯定」の意味を持つ。今日の日本語では単に「エンスージアスト」もしくはその略称の「エンスー」といった場合、「カーエンスー」(カーマニア)など自家用車などのモビリティや「オーディオエンスー」(オーディオマニア)などピュアオーディオなどの音響機器を所有し、熱心な人を指すことも少なくない。尤も、ヤマハ発動機ではオートバイに情熱を注ぐ人との説明をしている[1]。
今では他の考え方(宗教やイデオロギーなど)とは対立する意味はなくなり、心から献身的に理想、主義主張、研究、探求することを意味する。用語自体は中立であり、尊敬も蔑視の意味もそこにはなく、それは使用する文脈や使用する人によって変わる。つまり、ある人は尊敬の意味だけ、ある人は蔑視だけの意味に使うことがある。蔑視的な使い方の場合、過度に偏向していたり、異議を認めない姿勢に対しての批判であることが多い。
出典
関連項目
エンスージアスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 01:34 UTC 版)
英語 enthusiast より。自動車趣味人は、1970年代まで「カーマニア」「カーキチ」と呼称されていたが、1980年代にはこれらの表現が衰退し、代わって「エンスージアスト」という呼称が台頭する。これは1984年に創刊された自動車雑誌『NAVI』の影響とされている。同誌に連載を持っていた渡辺和博によってさらに「エンスージアスト」を略した「エンスー」が広められ、「エンスーな車」といった形容詞的な用法もされる。「エンスー」という語は自動車やバイクの趣味の分野で使われており、分野を付した「カーエンスー」といった名称で趣味関心の志向を示すこともある。
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