ensue
「ensue」とは・「ensue」の意味
「ensue」とは、ある出来事や状況が他の出来事や状況の結果として起こることを意味する英単語である。主に動詞として使用され、その形容詞形は「Ensuing」、過去形は「Ensued」となる。例えば、大雨が降った後に洪水が発生する場合、洪水は大雨に続いて起こると言える。「ensue」の語源
「ensue」の語源は、古フランス語の「ensivre」に由来する。これは、ラテン語の「insequi」から派生しており、「追いかける」や「追求する」といった意味を持つ。「ensue」の発音・読み方
「ensue」の発音は、/ɪnsjúː/である。日本語のカタカナ表記では、「インスー」、「エンスー」などと読むことができる。「ensue」の覚え方
「ensue」の覚え方としては、「en」と「sue」という二つの部分に分けて覚える方法がある。「en」は「in」や「on」といった接頭辞として使われることが多く、「sue」は「追求する」という意味の動詞である。この二つを組み合わせることで、「ensue」は「続いて起こる」という意味になる。「ensue」の類語
「ensue」の類語としては、「follow」、「result」、「arise」、「occur」といった単語が挙げられる。これらの単語も、ある出来事や状況が他の出来事や状況の結果として起こることを表す。「ensue」の使い方・例文
以下に、「ensue」を用いた例文を10個示す。 1. A heated argument ensued between the two politicians.(二人の政治家の間で激しい議論が続いた) 2. After the earthquake, a tsunami ensued.(地震の後、津波が発生した) 3. The ensuing chaos made it difficult to evacuate.(その後に続く混乱が避難を困難にした) 4. The victory ensured that celebrations would ensue.(勝利により、祝賀会が続くことが確実になった) 5. The announcement was made, and a long silence ensued.(発表が行われ、その後長い沈黙が続いた) 6. The accident ensued from the driver's negligence.(その事故は運転手の過失によって引き起こされた) 7. The ensuing events were unpredictable.(その後に続く出来事は予測不可能だった) 8. The storm ensued a power outage.(嵐の後、停電が発生した) 9. The discussion ensued for hours.(議論は何時間も続いた) 10. The economic crisis ensued a series of social problems.(経済危機が一連の社会問題を引き起こした)エンスー
《enthusiastから》熱狂者。熱中する人。ファン。
エンスージアスト
エンスージアスト
(エンスー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 02:23 UTC 版)
エンスージアスト(enthusiast)とは、「熱狂的な支持者」といったような意味を持つ。
原義
古代ギリシア
ギリシア語の enthousiasmos が語源。エンスージアストの元となった語、エンスージアズム (wikt:enthusiasm) は古来、「霊感(インスピレーション)、(霊などに)とり憑かれること」を意味し、エンスージアスト(wikt:enthusiast)は「霊にとり憑かれた人」を意味した。
アポロンがピュティアに、ディオニュソスがマイナス(Maenads:ディオニソスのグルーピーの女達)にしたように、古代ギリシア人にとっては霊がとり憑いて出現すること(マニフェステーション)がエンスージアズムであった。
エンスージアズムは他に、「意識の転送」も意味した。ソクラテスは「詩人のインスピレーションとはエンスージアズムの一形態である」と言っている。神の意識が転送されてインスピレーションを受けることもエンスージアズムであった。
エンスージアズムが使用される文脈は、宗教的な意味をもっており、宗教的な霊感や宗教的な熱狂状態に限られていた。
英語
英語での汎用辞書として最初に編纂されたジョンソン辞典(Johnson's Dictionary、正式名称: A Dictionary of the English Language 。1755年刊)ではエンスージアズムを、「ある個人に起こった天啓、神の啓示を思い込みすぎること」と記されている。
現代の用法
現代英語では「熱心に楽しむこと、熱心に興味をもつこと、積極的な肯定」の意味を持つ。今日の日本語では単に「エンスージアスト」もしくはその略称の「エンスー」といった場合、「カーエンスー」(カーマニア)など自家用車などのモビリティや「オーディオエンスー」(オーディオマニア)などピュアオーディオなどの音響機器を所有し、熱心な人を指すことも少なくない。尤も、ヤマハ発動機ではオートバイに情熱を注ぐ人との説明をしている[1]。
今では他の考え方(宗教やイデオロギーなど)とは対立する意味はなくなり、心から献身的に理想、主義主張、研究、探求することを意味する。用語自体は中立であり、尊敬も蔑視の意味もそこにはなく、それは使用する文脈や使用する人によって変わる。つまり、ある人は尊敬の意味だけ、ある人は蔑視だけの意味に使うことがある。蔑視的な使い方の場合、過度に偏向していたり、異議を認めない姿勢に対しての批判であることが多い。
出典
関連項目
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