しっそう‐せんこく【失踪宣告】
失踪宣告(しっそうせんこく)
失踪宣告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/02 14:48 UTC 版)
失踪宣告(しっそうせんこく)とは、不在者、生死不明の者(死体が確認できていない者など)を死亡したものとみなし、その者にかかわる法律関係をいったん確定させるための制度である。
- ^ a b c d e f 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、136頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ a b 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、137頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ 我妻栄著『新訂 民法総則』106頁、岩波書店、1965年
- ^ 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、138頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ a b c 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、139頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ 我妻栄著『新訂 民法総則』109頁、岩波書店、1965年
- ^ a b 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、141頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ 我妻栄著『新訂 民法総則』111頁、岩波書店、1965年
- ^ 大判昭和13年2月7日民集17巻59頁
- ^ 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、143頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ a b c 水本浩ほか『注解法律学全集 民法1 総則1 第1条〜第89条』青林書院、1995年、142頁。ISBN 978-4417009399。
- ^ 水本浩著『民法(全)体系的基礎知識 新版』19頁、有斐閣、2000年
- ^ 我妻栄著『新訂 民法総則』112頁、岩波書店、1965年
- ^ 熊本地判大正15年2月15日
- 1 失踪宣告とは
- 2 失踪宣告の概要
- 3 失踪宣告の効果
- 4 失踪宣告の取消し
- 5 脚注
失踪宣告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 13:53 UTC 版)
「全日空貨物機失踪事故」の記事における「失踪宣告」の解説
貨物機は最終連絡の地点から推定して知多半島から遠州灘沿岸部で遭難したとみられていた。また最後の通信の直後に墜落した可能性もあったが、通信機の故障でもっと遠くまで飛行していた可能性もあり、捜索範囲はしぼりきれなかった。 事故当初は全日空の同僚機による空中からの捜索で知多半島の南側海域で事故機の残骸を発見したとの報告があったため、三河湾に墜落したと推定されたが、これは海上保安庁の捜索で貨物機とは無関係と判明した。 そのため最初の捜索は空振りに終わり、貨物機が予定していた航路上の紀伊半島から房総半島にかけて大掛かりな捜索が行なわれたが、貨物機は発見されず、行方不明と断定された。また捜索は10月の南アルプスを最後に打ち切られた。なお貨物機と思われる航空機のプロペラ音を午前4時45分ごろに航空自衛隊浜松基地の宿直の隊員が聞いたとの報告もあったが、貨物機の最期はまったく不明であった。 そのため全日空は4月14日にJA5080機を航空法8条第1項第2号により2ヵ月以上不明の場合の特例を適用して民間航空機登録の抹消手続きをとった。また搭乗していたはずの機長(当時38歳)と副操縦士(当時26歳)の二人については民法30条2項の特例を適用(生存の見込みなしとして死亡扱いとなる)され翌年2月14日に失踪宣告の申立てが行われた。 後に航空関係の文献や当時の報道資料に、「貨物機自体に民間航空史上はじめての失踪宣告が行われた」との記述があるが、これは搭乗員の失踪宣告と混同した可能性があり、誤りである。
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