ecstasy
「ecstasy」とは・「ecstasy」の意味
「ecstasy」は、極度の喜びや幸福感を表す英単語である。感情が高揚し、現実を超越した状態を指すことが多い。また、薬物の一種であるMDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)の俗称としても知られている。この薬物は、使用者に幸福感や親密感をもたらすことから、その名が付けられた。「ecstasy」の発音・読み方
「ecstasy」の発音は、/ˈɛkstəsi/であり、IPAのカタカナ読みでは「エクスタシー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では、「エクスタシー」と読むことが一般的である。「ecstasy」の定義を英語で解説
Ecstasy is defined as an overwhelming feeling of great happiness or joyful excitement. It often refers to a state of emotional elevation that transcends reality. The term is also used as a slang for the drug MDMA (methylenedioxymethamphetamine), which induces feelings of happiness and intimacy in users, hence the name.「ecstasy」の類語
「ecstasy」には、いくつかの類語が存在する。例えば、「bliss」は至福の状態を表し、「rapture」は熱狂的な喜びを意味する。また、「elation」は高揚感を示す言葉である。これらの単語は、それぞれニュアンスが異なるが、強い喜びや幸福感を表現する際に用いられる。「ecstasy」に関連する用語・表現
「ecstasy」と関連する用語や表現には、「euphoria」や「exhilaration」がある。「euphoria」は、極度の幸福感や興奮状態を指し、「exhilaration」は活気や興奮を表す。これらの言葉は、心身の状態や感情を表す際に使用されることが多い。「ecstasy」の例文
1. She was in a state of ecstasy after winning the lottery.(彼女は宝くじに当たって、恍惚の状態になった。) 2. The concert was so amazing that it brought the audience to ecstasy.(そのコンサートは素晴らしく、観客は恍惚の状態になった。) 3. The drug ecstasy can cause dangerous side effects.(エクスタシーという薬物は、危険な副作用を引き起こすことがある。) 4. His performance was met with ecstasy by the fans.(彼のパフォーマンスは、ファンに大喜びをもたらした。) 5. The couple's love for each other seemed to be pure ecstasy.(そのカップルの愛は、まさに純粋な恍惚といった様子だった。) 6. The artist's work evokes a sense of ecstasy in the viewer.(そのアーティストの作品は、観る人に恍惚感を呼び起こす。) 7. The news of their success brought her to tears of ecstasy.(彼らの成功の知らせは、彼女を喜びの涙に沈めた。) 8. The taste of the chocolate cake was pure ecstasy.(チョコレートケーキの味は、まさに純粋な恍惚だった。) 9. The athlete experienced a moment of ecstasy after breaking the world record.(その選手は世界記録を破った瞬間、恍惚の状態を経験した。) 10. The beauty of the sunset filled her with ecstasy.(夕日の美しさに彼女は恍惚とした。)エクスタシー【ecstasy】
エクスタシー
分子式: | C11H15NO2 |
慣用名: | N-Methyl-3,4-methylenedioxyamphetamine、エクスタシー、N-メチル-3,4-メチレンジオキシアンフェタミン、Ecstasy、(±)-MDMA、dl-MDMA、(±)-3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン、(±)-3,4-Methylenedioxymethamphetamine、rac-(αR*)-N,α-Dimethyl-1,3-benzodioxole-5-(ethanamine)、dl-メチレンジオキシメタンフェタミン、dl-Methylenedioxymethamphetamine、rac-(αR*)-N,α-Dimethyl-1,3-benzodioxole-5-ethaneamine |
体系名: | rac-(R*)-N-メチル-1-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)プロパン-2-アミン、rac-(R*)-N,α-ジメチル-1,3-ベンゾジオキソール-5-エタンアミン、rac-(αR*)-N,α-ジメチル-1,3-ベンゾジオキソール-5-(エタンアミン)、rac-(αR*)-N,α-ジメチル-1,3-ベンゾジオキソール-5-エタンアミン |
エクスタシー
エクスタシー
エクスタシー
エクスタシー
エクスタシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 04:20 UTC 版)
エクスタシー(英: ecstasy、法悦(ほうえつ)とも)とは、
概説
エクスタシーの語源はギリシャ語のέκστασις(ekstasis、エクスタシス、外に立つこと)で、魂がみずからの肉体の外に出て宙をさまよう、といった意味が込められている[1]。
プラトンは『パイドン』の中で、ソクラテスに「何かを純粋に見ようとするなら、肉体から離れて、魂そのものによって、ものそのものを見なければならない」と語らせた[2]。
この語はさまざまな歴史的経緯を経て、現代では世俗的な意味でも、宗教的意味でも、あるいは哲学的・芸術的な意味でも用いられている。
最近では、性感マッサージの延長で「エクスタシー」や「オーガズム」を謳った世俗的なサービスも増えている。
宗教的なエクスタシー
「魂が肉体から離れたエクスタシー状態において、神仏などの霊的存在と直接接触したり交流する」とされている例は世界各地に見られる[3]。肉体から離れた霊魂を脱魂とか遊離魂などと呼ぶことは行われている[4]。「夢というのは、睡眠中に霊魂が身体を離脱して経験したことがらだ」とする解釈は世界中で見られる[4]。また「病気や身体衰弱というのは霊魂の離脱が原因だ」とする解釈もまたしばしば見られる[4]。
ミルチア・エリアーデは、脱魂が原型でその後に憑霊がくる、とする仮説を提示した。
シャーマニズム研究などでは研究者の間ではシャーマンに「脱魂型」と「憑依型」の2類型がある、としている場合も多い[5]。そうした類型で言えば、日本ではシャーマンは脱魂型は主流ではなく、憑依型のほうが圧倒的に多いという[6][7]。
出典・脚注
- ^ a b c d e デジタル大辞泉
- ^ プラトン 『パイドン―魂の不死について』 岩波文庫、1998年。 ISBN 4003360222
- ^ 金岡(1987、p. 293)
- ^ a b c 金岡(1987、p. 270)
- ^ 『日本民俗宗教辞典』p.235
- ^ 『日本民俗宗教辞典』p. 384
- ^ 宮家準 『修験道辞典』 東京堂出版、1986年。p. 327
参考文献
- 金岡秀友 『密教小辞典』 春秋社、1987年。 ISBN 978-4393172155
- 山折哲雄、池上良正、徳丸亞木、宮本袈裟雄、島薗進 『日本民俗宗教辞典』 東京堂出版、1998年。 ISBN 978-4490104813
関連項目
「エクスタシー」の例文・使い方・用例・文例
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