りょう【▽令/霊】
み【▽神/▽霊】
たま【霊/▽魂/×魄】
ち【▽霊】
りょう〔リヤウ〕【霊】
れい【霊〔靈〕】
読み方:れい
[常用漢字] [音]レイ(漢) リョウ(リャウ)(呉) [訓]たま たましい
〈レイ〉
1 不思議な力や働きをもつ存在。万物に宿る精気。「山霊・神霊・精霊(せいれい)」
2 肉体に宿ってその活動をつかさどる精神的実体。たましい。「霊肉・霊魂不滅/心霊・全身全霊」
3 死者のたましい。「霊園・霊前・霊安室/慰霊・英霊・祖霊・亡霊・幽霊」
4 不思議な力をもつ。人知で測り知れない。「霊感・霊気・霊験(れいげん)・霊獣・霊峰・霊妙・霊薬・霊長類」
〈リョウ〉たましい。死者のたましい。「悪霊・生霊(いきりょう)・怨霊(おんりょう)・死霊・精霊(しょうりょう)」
[名のり]よし
れい【霊】
す‐だま【魑=魅/▽霊】
れい 【霊】
み 【神・霊】
霊 (曖昧さ回避)
(霊 から転送)
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霊(れい、たましい、旧字体:靈)
- 1 霊 (曖昧さ回避)とは
- 2 霊 (曖昧さ回避)の概要
霊魂
(霊 から転送)
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霊魂(れいこん、羅: anima、ギリシア語: Ψυχή)は、肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられるもの[1]。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられ[2]、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在[3]。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在[3]、個人の肉体や精神をつかさどる人格的・非物質的な存在[4]、感覚による認識を超えた永遠の存在[5]と考えられている。
- 1 霊魂とは
- 2 霊魂の概要
霊(ゴースト)
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死体から気化した物質に憑依する悪魔。レベルは下級から中級。死体の生前の感情を残すものが多いため、心残りを取り除くと成仏する。気体に近い粒子で構成され、一瞬で分散・集合する能力を持つため物理攻撃は効きにくく、分散した状態では本来効果がある炎も通じにくくなる。祓魔には詠唱が有効。
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霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 18:50 UTC 版)
佐々木小次郎(ささき こじろう) 「剣聖」。流派は、巌流。 宮本武蔵玄信と双璧と言わずと知れたかの天才剣士、佐々木小次郎正之。小次郎の死因については、「配下に殺された」という説になっている。そのため、戦いを真っ向から受ける。一人称は「拙者」、語尾に「ござる」をつける。ツバメの体に乗り移り、自らの剣で山上龍広、岡田以蔵、宮本武蔵政名(まさな)などの剣士を倒してきた(山上戦は相打ちで終ったが、判定次第で勝利、敗北にもなる)。第38話で僧侶による攻撃を受け、体が透明になりかかり霊力が下がり、ツバメに憑衣できなくなっていたが、95話武蔵玄信との最終決戦で実体化し奥義で互角に剣を交えて勝利する。ツバメの体から離れた直後に、「現世にとどまることはない」と告げ成仏した。小次郎のやり残した事とは、1つは、舟島(後の巌流島)で武蔵玄信と戦えなかったこと。2つ目は、積み上げてきた巌流を人に伝えることができなかったこと。 岡田以蔵(おかだ いぞう) 「人斬り」。流派は、鏡新明智流。 沖田総司(おきた そうじ) 「新撰組・一番隊組長」。流派は、天然理心流。 土方歳三(ひじかた としぞう) 「新撰組・副長」。流派は、天然理心流。 宮本武蔵玄信(みやもと むさし げんしん) 「生涯不敗」。流派は、二天一流 宮本武蔵政名(みやもと むさし まさな) 「生涯不敗」。流派は、二天一流。 大石進種次(おおいし すすむ かずつぐ) 流派は、「大石新影流」。 桃井春蔵直正(もものい しゅんぞう なおまさ) 「位の桃井」。流派は、鏡新明智流。 武市半平太(たけち はんぺいた) 「土佐勤王党・党首」。流派は、鏡新明智流。 吉岡直綱(よしおか なおつな) 流派は、京都・吉岡流。 吉岡直重(よしおか なおしげ) 流派は、京都・吉岡流。 吉岡重堅(よしおか しげかた) 流派は、京都・吉岡流。 柳生十兵衛(やぎゅう じゅうべえ) 流派は、柳生新陰流。 天草四郎時貞(あまくさ しろう ときさだ) 武蔵坊弁慶(むさしぼう べんけい) 斎藤一(さいとう はじめ) 「新撰組・三番隊組長」。流派は、小野派一刀流・無外流居合。 富田勢源(とだ せいげん) 流派は、中条流。 服部半蔵正成(はっとり はんぞう まさなり) 近藤勇(こんどう いさみ) 「新撰組・局長」。流派は、天然理心流。 塚原卜伝(つかはら ぼくでん) 「秘剣一の太刀」。流派は、新当流。 千葉周作(ちば しゅうさく) 「現代剣道の祖」。流派は、北辰一刀流
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霊(病原体)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 17:48 UTC 版)
「別人王女」に登場。姫を妬み体を乗っ取った。その際、王族の血が蘇生効果のないただの血になってしまったため、ヒロに別人だと見抜かれた。最終的に魂となっていた姫に不死鳥の力で反撃され滅する。
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霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:13 UTC 版)
「ハヤテのごとく!の登場人物」の記事における「霊」の解説
リィン・レジオスター 上記を参照。 人形師ぜぺっど 声 - 梅津秀行 お内裏様の姿をしている霊。元は腕の立つ人形職人。女装好きだったがそれは出来ずにいた無念が呪いとなった。呪いは付近で一番運のない人を女装させ、3月3日までに呪いを解かないと一生女装趣味になってしまうというもの。呪いを解く方法は雛壇のお雛様、つまり付近で一番高い場所の主を倒すこと。お雛様が2人いる「呪いの雛人形」に呪いを封印し伊澄の家に保管してあったが、咲夜がお雛様を壊してしまったことで封印が解けて、運のないハヤテに呪いがかかってしまい、綾崎ハーマイオニー誕生のきっかけを作った。この結果ハヤテは呪いを解くためヒナギクとの決闘を迫られるが、その前に虎鉄のハヤテへの求愛で激昂していたナギに恐れをなして成仏した。 ドラマCD1「綾崎ハーマイオニーと秘密の課外授業」に登場するピエール山本サンローラン越後屋13世(声 - 若本規夫)はこのキャラクターの設定を元にしている。 キング・ミダス 上記を参照。
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霊(れい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:41 UTC 版)
魂のみの存在の総称。本作の霊にはいくつかの種類が定義されている。生前の姿で分けられるものは、「人間霊」「動植物霊」「物の霊(付喪神)」の三種が明言されている。また、自然の力が集合し生まれた自然霊など、生き物ではなく元から魂のみの存在として生まれる霊もいる。
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霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 09:32 UTC 版)
有馬 墨斎(ありま ぼくさい) 御色村生まれの風景画家。故人。霊となって村の外れにあるコロビヤマに存在していた。
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霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 09:28 UTC 版)
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の記事における「霊」の解説
岡崎 妙子(おかざき たえこ) 声 - 仙台エリ 「五番線の女の子」の噂で知られる地縛霊。 元は女子高生で、高校生活になじめない者同士、リエと仲良くなる。しかしリエに突き放されたショックで駅のホームに転落し、電車に轢かれ死亡。その後、他の人身事故の霊と合わさって大量の霊燐を出す程、強力な霊となった。「物体無断霊化」および「魔法律執行妨害」の罪で、「冥王の晩餐」の刑に処されるが、情状酌量で三途の川行きになった。 一つ目の悪霊 一つ目の人影のような霊。元は無縁仏として葬られた犯罪者の霊であり、墓跡を駐車場に、墓石を車の縁石に変えられたことで、恨みを抱き悪霊となった。 田口キヨミに取り憑いており、額に一つ目が現われる。ロージーに襲いかかるが、「人体無断寄生」の罪により、「茨の園」の刑に処される。 黒い影 天才ピアニスト、白鳥綾のピアノを夜な夜な弾いていた霊。ピアノに霊痕を残していた。 一つ一つは微弱だが、集合して嫉妬の声を聞かせる。実はエンチューに操られていた。 綾のピアノの音に嫉妬の声が遮断され、「霊気無断大量放出」の罪で「蝿王の宝箱」の刑に処される。 アンティークのイスに憑いていた悪霊 ロージーがムヒョの機嫌を直すために送られた椅子に憑いていた悪霊。 椅子に座ったロージーを飲み込もうとするが、「物体無断寄生」および「食人未遂」の罪で「魔王の影」の刑に処せられる。 お堂に封印されていた悪霊 かつて百人分の生き血を飲んだという悪霊。女性のように見える。まじない師が退治できないほど強いため、封印されていた。 おもしろ半分で封印の札を剥がしてしまった健二を襲うが、「大量吸血」の罪でムヒョに「魔獄房収監」の刑に処される。消える寸前、恨みの言葉を残した。 ユウタ 交通事故で死んでしまった高校生の浮遊霊。ノゾミ、タカヒロの幼馴染。 生前美術部仲間だった二人と共に3人の絵を完成させることを望んでいたが、死後浮遊霊として廃屋を彷徨っていた。タカヒロとノゾミによって匿われていたが、死後49日が経ってしまっていたため、地縛霊になる寸前だった。 本来は長期不法滞在の罪だがムヒョはユウタの行為は利己的ではないと判断し、『免罪発令』による「銀の梯子」によって浄土行きとなった。 ナナのパパ 声 - 落合福嗣 ナナのポラロイドカメラの写真に写り、つきまとっていた霊。 元はナナの父親でカメラマンだったが、おちぶれてインチキ心霊写真を作って稼いでいた。ひょんなことで口論になり、ナナに罵倒された直後に心不全を起こし死亡。後に霊になり、ナナと仲直りするため彼女につきまとっていた。軽い罪である「無断背後浮遊の罪」により、「黄泉流し」の刑を受けた。 歩道橋の霊 ナナが歩道橋で撮った写真に写っていた霊。ほぼ悪霊と化している。 現場に向かったナナとロージーを殺そうとするが、ロージーによって左腕を消滅させられ、最後はムヒョに「殺人未遂」の罪で「魔王の鉄槌」の刑を下された。 口の霊 身体中に口が浮かび上がり、不気味な声を発する。ヨイチに感染しており、彼からMLS試験に参加した多数の人間に感染した。 霊撃手により本体が破壊されたため事件は終幕を迎えるが、一部残った霊が霊撃手を攻撃し、相討ちとなる。 マントに憑かれた霊 エンチューがばらまいた紙吹雪から現れた霊。本体はエンチューのマントであり、浮遊霊達がエンチューの甘い言葉に乗ったが、マントに憑かれてしまったもの。 とんがり帽子のような形の分離体を出す。紙吹雪に大量に寄生し魔法律協会及びムヒョの宿泊先を取り囲む。その叫びを聞いたものは生気を失い、また衝撃波で物体を破壊することもできる。 強力な霊だが札に弱く、ロージーの魔縛りの術で全員まとめて動きを封じられた後、「大量殺人未遂」および「物体無断寄生」の罪でムヒョにより「魔列車」の刑に処せられた。 服部 京子(はっとり きょうこ) 少女の霊。弟と家でドナドナをリコーダーで練習していたが、火事で死んでしまい2年彷徨っていた。享年12。 長い髪を伸ばし、人間に絡ませる。しかし悪意があるわけではなく、成仏したいがために救いを求めるが故の行動だった。 「無断変形」の罪でムヒョに裁かれかけるが、ロージーの説得でケンジがドナドナを演奏し、感謝しながら成仏した。 平田 残雪(ひらた ざんせつ) 声 - 優希比呂 明治時代に生きた作家。同じ作家・四谷の姿を借り、自身が生前に書ききれなかった私小説「夜の蝶」を書いていた。霊になっても長年に渡り自我を保つほどの強い想いを持つが、大人しく気弱な性格。 ナナに化けて事務所を訪れるが、ムヒョに一瞬で見破られる。「超長期現世無断滞在」および「面相無断転写」の罪で、「不帰梟」の刑に処せられそうになるが、ナナを人質にとり行方をくらます。その後、ナナに最終巻の序文を書いてもらい、四谷に「夜の蝶」の最後の文を言ってもらったことで満足し、自らの罪を認め刑に処された。 赤目(あかめ) 声 - 蟹江俊介 人間の目を集める悪霊。ソフィーに顔を剥され、助けを求めて監獄を這い上がるが、ソフィーに引きずり戻されて喰われた。 泣き犬(レインドッグ) 声 - 小島英樹 捨て犬の霊が集合した悪霊。藤原元裁判官補佐を食い殺すが、いかれ庭師に食べられてしまった。アニメでは、いかれ庭師(マッドプランター)の代わりに「百子魔王子の手」に処された。 いかれ庭師(マッドプランター) 生前、高い理想を持っていた庭師が死後、地縛霊となり、仕えた庭園を守るために侵入する人間や生き物を毒殺した悪霊。霊性の毒を持つ触手で人間たちを襲う。毒を食らったまま放っておくと、悪霊になってしまう。「異物混入」および「殺人未遂」の罪で、「百子魔王子の手」の刑に処された。 彼の異名である「マッドプランター」のプランターは本来庭師の意味は持ち合わせておらず、庭師という意味を持つ単語は「ガーデナー」である。 藤原(ふじわら) 声 - 池田恭祐 第18魔監獄の当直だった裁判官補佐。今井玲子の部下で裁判官補佐だったが、ソフィーに顔を剥され、泣き犬に襲われて死亡し、悪霊となる。当時魔監獄には異常なほどの霊燐が発生していたため、急激な速度で悪霊化した。 「あと7日頑張れば家族のもとに帰れた」という無念と、魔監獄から脱したい一心により黒い翼が生えた。 ロージーに襲いかかるが、「無断変形」の罪でムヒョに「魔王の矛」の刑に処された。不遇な最期を遂げた人物だが、ムヒョの冷徹ともいえる判断により煉獄行きとなった。ムヒョは裁く側の魔法律家が悪霊になる事は万死に値すると述べている。 今井曰く「才能がなく臆病だったが、努力だけは人一倍していた」。 ソフィー 声 - 後藤邑子 第18魔監獄の最下層に封印されていた悪霊。容姿も中身も年相応の少女だが、その力は強大。他人の顔を剥いでその人に成り済ますことから「顔剥ぎソフィー」と呼ばれる。魔監獄の他の霊たちが恐れるほどであり、危険度はAクラス。 人間の頃は「仮面の女」と呼ばれ、死後悪霊となり500年間で約2000人の人間の顔を剥ぎヨーロッパ中を恐怖に陥れたが、20年前に協会がとうとう捕獲した。他人の顔をとる理由は「かわいくなりたい」から。また、成り済ます前に顔を剥がす理由は、「同じ顔の人間が二人いることに耐えられない」ため。自分と同じ、「可愛くない人間」は殺さず顔も剥がさない。 性格は子供そのもので、無邪気だが怒ると強大な念動力を使い、手がつけられなくなる。彼女が閉じ込められていた部屋が子供部屋であるのも、彼女の機嫌を損ねないようにするためと思われる。 生前、初めて殺したのは実の姉。「不細工だから家の恥になる」という理由で、いつも一人だけパーティーに行かせてもらえなかった彼女は、はぎ取った姉の顔を被ることにより、自分も連れて行ってもらおうとしたのである。 ムヒョたちと激戦を繰り広げるも、最期は「なりかわり」の罪により、「魔元帥」の刑に処せられ地獄へと送られた。 霊の融合体 ティキが第18魔監獄の霊を融合させて強化したもの。「無断霊化融合」の罪により「魔弾顔」の刑に処せられるが、抵抗して相討ちとなる。 こっくりさんで呼び出した悪霊 声 - 田中文哉 人間の中年男性の顔に腕が無数に生えた蛸のような姿をしている。こっくりさんを行った二人の生徒の家に現れ、一人を溺れさせる。もう一人の家にも現れたが、エビスの神通針と破魔丸によって弱らせられ、最後はゴリョーによって「吼虎之大洞」の刑に処せられた。 アイちゃんの母 声 - 日野まり アイの母親が死後悪霊と化したもの。赤川団地にとり憑いていた悪霊の元凶。 20年前に解体が決まった赤川団地の工事を邪魔しており、また魔法律家側にも死者を出した強力な霊。無数の人形や手足など様々な形に分裂しており、並の魔法律では全てを消滅させることはできなかった。ずっとアイちゃんのことを探していた。 生前は、夫を早くに亡くし、もうすぐ工事で撤去される赤川団地に住んでいた。内職の仕事をしながら暮らしていたが娘のアイの誕生日にアイが欲しがっていた人形を買って上げれなかったので自分の手作りの人形(不器用でかわいいとは言えないもの)をあげた。しかし、喜んだアイが団地の友達に見せようと道路を渡った時にトラックにひかれて死んでしまい、それ以降精神が崩壊してしまった。 ゴリョーの雷獄童子によって弱らせられ、ナナの身体に降霊したアイちゃんと母親を、ムヒョたちが会わせてあげたことにより自我を取り戻した。本来は煉獄に行くほどの罪だったが、娘であるアイちゃんの天国行きで罪を相殺し三途の川行きとなった。 アイちゃん 声 - 菊池紗矢香 小学生の少女。誕生日に母親から手作り人形を貰って団地の友達に見せようと道路を渡った際、トラックにひかれて死んでしまった。死んでからも団地に居て母親を探していた。 ナナの身体を借りて、ムヒョたちによって母親の下へと導かれる。自身は天国行きだったが、煉獄行きの母親の罪と相殺し合い、三途の川行きとなった。 女性の蛇の怨霊 M・Lホテルでロージーと魔法律家を襲った悪霊。人間の女性の顔と蛇の体を持ち、再生力が高い。何故か男性客と死にたがっていた。 ロージー達を締め上げるが、ムヒョにより「住居不法侵入」および「傷害」の罪で「魔王の義手」の刑に処せられる。 蜘蛛の手の怨霊 第3魔監獄主長エミリーが魔法律院の特別強化合宿のために用意した霊。背中に三つ目と鼻がある。天井に隠れ、蜘蛛の糸で受検生を襲う。 動きが早く再生もするために倒しにくかったが、ロージーの五連破魔の術により弱ったところをエビスが魔縛りの術でとらえた。計3体登場するが、すべて受検生に倒された。 オニコマイヌ 声 - 宝田直人 第3魔監獄主長エミリーが魔法律院の特別強化合宿のために用意した霊。巨大な人面犬。口から酸を吐く。 フダがほとんど効かず、倒すには攻撃に長けた裁判官か執行人が必要。ブイヨセンと共に「脱獄」および「傷害」の罪で、「魔弓」で仕留められる。 霧吹き山のブイヨセン(きりふきやまのブイヨセン) 声 - 小田切茜 第3魔監獄の最下層に封印されていた強力な悪霊。オニコマイヌの体内に隠れて脱獄した。「ウフフイ」が口癖。 年に一度人里に下りてきて、人を攫う。救出が遅れると攫われた人間は死人同然になって戻ると言われている。 アリクイのような長い舌が特徴。動きは鈍く力も無いが、ソフィーの比では無い程の強力な念動力を持つ。長い舌を相手に突き刺して生気を吸い取る。また、舌には霊性の毒がある。 ロージーが直書きし動きを抑えた所で、「脱獄」および「傷害」の罪で、ペイジにより「魔弓」で仕留められる。 居残り先生(トビラ様) 番外編で登場。「トビラ様」とは生徒が付けた名前であり、落書きされた焼却炉の前で願い事をすると、その願いを叶えてくれるという。 その正体は放課後の職員室にでるといわれる「居残り先生」の霊。女生徒と恋愛関係に陥り、そのことに苦悩して職員室で自殺した。なお、「居残り先生」の名の由来は、放課後も遅くまで残って真面目に仕事をするその姿勢から。 元々は生徒想いの先生であり、死後も生徒の悩みを解決していたが、行動は次第にエスカレートしていき、殺人をも厭わないようになっていった。 レナの水着を盗んだカズミを殺そうとしたが、「長期無断滞在」および「霊威詐称」の罪で、「魔人検察官」の刑に処される。 模造霊(もぞうれい) トーマスによって作り出された悪霊たち。人間の魂を物に吹き込んだもの。ゴリョー救出に館へ乗り込んだムヒョ達を襲う。 霊化蟲(れいかちゅう) 人に寄生し魂を喰らい、徐々に霊化させる蟲。拷問などによく利用され、早く体内に出さないと元に戻れなくなる。 原作ではトーマスがゴリョーに寄生させた。ゴリョーが半霊となる一歩手前で、キリコにより地獄へ還される。 山の精 イサビの部下である7体の霊。イサビのもとを訪れたペイジとヨイチを襲う。土や植物を操る他、怪力を誇る。ヨイチにより破魔帯で動きを封じられる。 灯台守の目玉(とうだいもりのめだま) エンチューの従える悪霊の一つ。一説では亡くなった灯台守の霊らしいが、詳しいことは分かっていない。 口の中に巨大な一つ目があり、そこからビーム状の攻撃を繰り出す。元灯台守だったせいか、非常に探索能力が優れている。 「傷害未遂」および「無断尾行」の罪で、毒島により「竜車輪」の刑に処された。 百厄輪の面(ひゃくやくりんのめん) 魔具庫に納められていた物だが、アイビーの封崩し舞の影響で出てしまった。当初ナナを飲み込んでいた。 ギンジによると、とっくの昔に呪いの効力がきれているらしいが、その効力は健在。百の厄が刻まれた輪が地面にその紋様を刻む事で呪いが完成する。 魔具倉庫に迷い込んだロージーとギンジに襲い掛かるが、間一髪でムヒョが登場し、「呪術無断行使」および「傷害」の罪で、「魔人葬迎車」の刑に処されて地獄へ送られた。 少女の悪霊 アイビーの従える悪霊で全部で六体いる。氷のように冷たく、口から吐く冷気で攻撃する。常にぬくもりを求めて人間に取りつき、凍死させてしまう。ジグロを殺したのも彼女らによるもの。ビコズオフィスを凍らせたものの、ゴリョーがパケロを呼び出すと、その雨を恐れていずこかへ身を潜めてしまった。 ジグロ 魔法律学校の生徒だった人物。通称ハイエナ・ジグロ。親の七光りで学園に入学したが才能がなく、不良と化していた。学園生徒たちからはうとまれていた様子。 アイビーの従える少女の悪霊に凍死させられて悪霊となり、アイビーの従者となる。その後、両腕を「食い破りの茨」に変化させてゴリョー達を屋敷に閉じ込めて攻撃するが、パケロの攻撃からアイビーを守るための盾となり、消滅した。 モグリのボビー 魔法律学校の七不思議の一つ。西洋鎧に潜む低地縛霊の一つで、学校内では有名だった。 元々は魔法律学校の生徒だったが、才能(もしくは素質)が無く、自暴自棄になって盗み等を繰り返している内に死んでしまい、霊となった後は鎧の中に住み着くようになった。 偶然、覚醒したばかりの銀杏婦人が落とした通行証を手に入れ、ロージーを業洗刀で浄化するようにと騙して、自らの「鎧の呪縛」を解かせた上でロージーに憑依しようとするが、キンジに阻止されてしまい、さらに銀杏婦人が現れ、惨たらしく体を引き千切られる。それでもロージーの服に張り付き、ムヒョ達に「魔法律家」として認められ、彼らを銀杏婦人からかばい、石化し消滅した。 銀杏婦人(イチョウババア) 宝石にしか目がない老婆の悪霊。全身を装飾品で着飾っている。相手を石化させる力を持ち、その力は肉体を得た使者ですら石化させるほど強力。ムヒョ曰く「天然記念物並の霊」。 数十年前多数の執行人を石化させ、執行人10人がかりで封印したが、アイビーにより封印が解かれた。魔法律学校の暖炉から現れ、生徒や職員を無差別に襲い、石化させた。通行証を持っていたが落としてしまい、魔法律学校内を探し回っていた。なお、通行証のことを「カレシ」と呼ぶ。 石化の念動力を使う他、「移り身の指輪」という魔具も持っており、指輪から指輪へ瞬間移動できる。 モグリのボビーから通行証を奪い返したが、直後ムヒョと幽李に奪われてしまい、ムヒョを追う。ヨイチや毒島の協力もあり、最期は「呪殺無断行使」および「呪殺未遂」の罪により「閻魔謁見」の刑に処せられる。 生前は可愛らしい女性で、恋人が戦争へ出兵する時に「きっと帰ってくるからオシャレして待ってておくれ」と約束したが、約束を果たさぬまま恋人が戦死し、その悲嘆から自殺を遂げる。霊となって宝石を集めていた頃、イサビから通行証を譲り受けた。 怨竜ロクシー アイビーの母が探し出し、協会の地に封じて長い時間をかけて育成してきた怨竜。人間の憎しみを糧として育つ。アイビー曰く「ママからの贈り物」。 長きにわたり力をたくわえたおかげで、地獄の六王をもしのぐほどの化け物へと成長した。触手を使い、煉を吸い取る。 五嶺が喚んだパケロに追い詰められたアイビーが奥の手として呼び出した。パケロをあっという間に喰ってしまうが、実際は体内を動き回っていただけのパケロにあっさり抜け出され、逆に食べられた。 矢胞子車(やほうしぐるま) 幽世に生息する菌族の一種。集団で襲い掛かり、矢の形をした胞子を吹き矢のようにして攻撃。大きさは様々で、巨大なものになると人一人が乗ることができるほど。 子供のはぐれ霊(こども-もの) 大好きなアニメの最終回を見られずに溺死した子供の霊で、ロージーたちにその番組を見せてもらうことで成仏した。屋上には彼の魂留物である衣服の切れ端が辿りついていた。 カイコ娘 少女の頭と蚕の身体を持つ霊。口から糸を吐きだし獲物を締め上げる。 福島県の養蚕が盛んな土地に生まれ、弟を死なせてしまい後追い自殺した少女が霊化したもの。 梨狩りにいった岩田トモにとり憑き、カイコ娘と同じ名前のトモを自らのものにしようとした。アミとトモを殺そうとし、ムヒョたちにも抵抗するが、最期は「はりつきおよび傷害」の罪により、「指切り村のマショカリア」の刑に処せられ、地獄に送られた。 岡田 勇気(おかだ ゆうき) 蝶布市10人連続誘拐事件を引き起こした霊。身長が3メートルほどあり、口から無数の腕を吐き出す。 10年前にその巨体さ故に小中高にわたって深刻ないじめを受けていた。高校に入ってクラスメイトたちからいじめの謝罪を受け、友達となる証に住所も教えてもらったが、それが全ていじめゆえの嘘だったことが分かって冬の池に身を投じて自殺した。 「トモダチ」を求め、契約の呪術を巧みに使って、60人以上を取り込んでいた。腹の中は幽世になっている。「魔導幻術師」が見せる幻覚によって人質を解放し、夢幻の中「魔滑車」で地獄行きとなった。 狗(イヌ) 憑きものの一種。とり憑かれると仕草や運動能力が犬のようになる。仁美に乗り移って暴れたが、ロージーの直書きで動きを止められ、幽李によって引き剥がれて地獄に連れて行かれた。 人面蜘蛛(じんめんぐも) 小説版『七色の魔声』に登場。大蜘蛛の容貌をしており背に能面のような女性の顔がある霊。ある呪具と融合した事で生まれた。 3本指の少女の悪霊 小説版『五嶺霊異記』に登場。火焔竜に焼かれて地獄行きになった。正体は無くなった残りの二本の指(人差し指と中指)で死後、その指を探していた。 アスミ 女子中学生の霊。江神原中学校の水泳部所属で、推薦入試を狙っていたが、友人のマリが優勝したことで彼女と喧嘩をし、行方をくらます。その後、マリの跡を黒い影として付きまとうようになる。 怨霊となり、マリの魂を抜こうとしたため、「面相無断転写」の罪により「魔王の義手」の刑に処されそうになる。しかし、アスミの意識がマリを庇った為、刑の執行は取り消された。 『赤マルジャンプ』掲載作品に登場。 ノブオ 読切版に登場。小野寺香矢の携帯にとり憑いていた霊。 カヤをストーカーしたことで、同級生にいじめられていた。しかしカヤに携帯とハンカチを渡され嬉しがるも、その日に交通事故で死亡、カヤを守る為携帯用の人形にとり憑いた。 ロージーの札により暴走し、カヤを人形に取り込もうとする。「物体無断寄生」の罪により「魔列車」の刑に処せられるが、カヤ諸共「魔列車」に乗せられそうになった為ムヒョに反論し、カヤを助けた。そのため三途の川行きとなり、盆にはカヤのもとに戻ってこれるようになった。
※この「霊」の解説は、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の解説の一部です。
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霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:17 UTC 版)
未練があるために現世に留まった魂を本作品では「霊」と表現している。人間以外の動物も霊になり、小さな虫や小動物の集合体が一体の霊を作り出す場合もある。未練がなくなると成仏する。生者からは基本的に目視や接触は不可能だが、霊からは生者を見ることができる。魂の力が高い者は霊の目視・接触が可能であり、また、生者が生死の狭間に立ち、死の世界に近づいたとき、その者の持つ霊感が高ければ霊が見えるようになる。 生者が有し、案内屋が利用するエネルギーである「剄(ケイ)」に対して、「魄(ハク)」と呼ばれるエネルギーを持ち、そのエネルギーを利用した技を使う者もいる。 霊は「陽魂」と「陰魄」に大別されているが、ガク曰く陽魂と陰魄に潜在的な能力の違いはなく、未練や想いの差による「生前の常識への固執の有無」で決まっている。
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霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/10 15:50 UTC 版)
木村 伝八(きむら でんぱち) 年老いた猫の霊。公園に撒かれた毒だんごを食べて死んでしまった。かなりスケベな猫で、発情期まであと2週間足らずだったのに死んでしまったのが心残りらしい。 カオミミ 幸太と仲の良かった飼い犬。ちはらに誘拐され、逃げる途中でトラックに轢かれて死んでしまった。姫野曰く「ゴールデンレトリバーの一種」らしいが、耳が異様に長い。事件の解決後、めぐるの能力で幸太に会わせてもらったが、とりついてしまった様子。 この項目は、漫画に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:漫画/PJ漫画/PJ漫画雑誌)。項目が漫画家・漫画原作者の場合には{{Manga-artist-stub}}を貼り付けてください。
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霊
出典:『Wiktionary』 (2020/03/18 08:59 UTC 版)
発音(?)
名詞
- (レイ)みたま。一般に生物、特に人間が生きている間はその体内にあって、生命の源や精神そのものとされる、人や生物の死生観の根源的な解釈のための概念。生物が死ぬと、肉体そのものは残っても動かなくなるのは、霊が離れたものと解釈され、逆に、肉体が滅んでも、霊はこの世に残ると解されるようになった。
熟語
靈
霊
靈
靈
「霊」の例文・使い方・用例・文例
- 幽霊がいると信じる彼女の気持ちはどんなことでも揺るがない
- 幽霊の存在を信じますか
- 人間は万物の霊長である
- 善霊
- 幽霊の存在を信じる人はほとんどいない
- 幽霊話,怪談
- あの家には幽霊が出るそうだ
- 幽霊屋敷
- 君が見た幽霊なんて想像の産物に過ぎないさ
- 神の存在を信じるなら幽霊の存在も信じますか
- 私の思い込みだって言わないで.幽霊を見たのよ
- 黒人霊歌
- 彼は幽霊も魔女も信じていない
- 彼の霊よ安らかなれ
- 幽霊船
- 心霊現象
- 彼らは霊魂は不滅だと信じている
- 彼はその絵に全身全霊を打ち込んだ
- 悪霊に取りつかれる
- 私は霊魂の存在を信じない
霊と同じ種類の言葉
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