生霊とは?

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しょう‐りょう〔シヤウリヤウ〕【生霊】

生き霊」に同じ。


せい‐れい【生霊】

生物霊長人類。民。

生きている人の魂。いきりょう

いのち。生命


しょう‐りょう シャウリャウ 【生霊】

〔名〕 =いきりょう(生霊)①〔色葉字類抄(1177‐81)〕

仮名草子・身の鏡(1659)下「『死霊(しれう)の罰(ばち)、生霊(シャウレウ)の罰』など云と見えたり


せい‐れい【生霊】

〔名〕

生物霊長人類人民生民。民。

令義解‐上令義解表・天長一〇年(833)一二月一五日「臣夏野等言〈略〉拠時制変、合古便今。誠可生霊之視聴皇王之模範者也」

安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「実に無用有害の小虫と申ながら彼も億万生霊(セイレイ)の小数なり」〔晉書慕容盛伝〕

生きている人のたましいいきりょう

浄瑠璃最明寺殿百人上臈(1699)含み状もとより武勇第一のかぢ原が、せいれい入かはりたる其しるし」

生命。いのち。

近世紀聞187581)〈染崎延房〉四「外は慢夷の胆を呑み内は生霊(セイレイ)を保ち、叡慮を安じ奉り」〔沈約‐与徐勉書〕


いき‐すだま【生霊・窮鬼】

〔名〕 =いきりょう(生霊)①〔十巻本和名抄(934頃)〕

源氏100114頃)物のけ、いきすだまなどいふもの多く出で来て、さまざまの名のりする中に


いき‐りょう ‥リャウ 【生霊】

〔名〕

生きている人の怨霊(おんりょう)で、他人にとりつき、たたりをするといわれるもの。いきすだま。⇔死霊

今昔1120頃か)二七近江の国御する女房の生霊に入給ひたるとて」

② ある抽象的特質が、かりに人のかたちをとったかと思われるほど目立つ人。権化(ごんげ)。

坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六「例の通り勿体ぶって、教育の生霊と云ふ見えでこんな意味の事を述べた」


生霊

読み方:イキスダマ(ikisudama)

他人に祟りを及ぼす生者怨霊


いきすだま 【生霊】

生きている人の怨霊いきりょう

いきりょう 【生霊】

→ 生霊

生霊

作者蒔田陽平

収載図書生霊―ナイトメア
出版社角川書店
刊行年月2001.6
シリーズ名角川ホラー文庫


生霊

作者ラフカディオ・ハーン

収載図書怪談奇談
出版社講談社
刊行年月1990.6
シリーズ名講談社学術文庫

収載図書おとぎの国妖怪たち―小泉八雲怪談集 2
出版社社会思想社
刊行年月1996.6
シリーズ名現代教養文庫


生霊

作者島田一男

収載図書特命検死官
出版社天山出版
刊行年月1990.12
シリーズ名天山文庫


生霊

作者今邑彩

収載図書つきまとわれて
出版社中央公論社
刊行年月1996.9

収載図書つきまとわれて
出版社中央公論新社
刊行年月2006.2
シリーズ名中公文庫


生霊

作者吉屋信子

収載図書吉屋信子集 生霊―文豪怪談傑作
出版社筑摩書房
刊行年月2006.9
シリーズ名ちくま文庫


生霊

作者坂東眞砂子

収載図書鬼に喰われた女今昔千年物語
出版社集英社
刊行年月2006.10


生霊

読み方:イキタマ(ikitama)

作者 吉屋信子

初出 昭和25年

ジャンル 小説


生霊

読み方:イキリョウ(ikiryou)

作者 正宗白鳥

初出 明治45年

ジャンル 小説


生霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/27 20:00 UTC 版)

生霊(いきりょう、しょうりょう、せいれい、いきすだま)とは、生きている人間の霊魂が体外に出て自由に動き回るといわれているもの[1][2]


  1. ^ a b c d e 池田 1959, pp. 186-190
  2. ^ a b c 今野 1969, pp. 64-98
  3. ^ 新村出編『広辞苑岩波書店、1991年、第4版、122頁。ISBN 978-4-00-080101-0
  4. ^ 今野 1969, p. 69
  5. ^ 芳賀矢一, ed. (1921), 卷第廿七/第20: 近江國生靈來京煞人語, , 攷証今昔物語集 3 (下): pp. 367-, https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/945416 
  6. ^ 現代訳:今野 1969, pp. 93-96の「生霊の遊離」の章で「11 夫を取り殺した青衣の女」として収録。
  7. ^ 神沢貞幹 (神沢杜口 1710-1795), ed (1906). “巻56 (「松任屋幽霊」の段)”. 翁草. 6. 池辺義象 (校訂). 五車楼書店. pp. 66-7. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/772573 
  8. ^ 『図説 日本妖怪大鑑』(ISBN 978-4-06-256049-8)などの水木しげるの著書では「幽霊憑(ゆうれいつき)」の名で紹介されている。
  9. ^ a b 高田編 1989, pp. 13-15
  10. ^ a b 東アジア恠異学会, ed. (2003), 怪異学の技法, 臨川書店, pp. 314-, ISBN 4653038465, http://books.google.com/books?id=XlAEAQAAIAAJ 
  11. ^ 『曾呂里物語』の類話」『東京学芸大学紀要. 人文社会科学系 I』第60巻、2009年、 307-309頁、 ISSN 18804314。題名は「女のまうねんまよひありく事」と表記。
  12. ^ 東アジア恠異学会, ed. (2003), 怪異学の技法, 臨川書店, pp. 314-, ISBN 4653038465, http://books.google.com/books?id=XlAEAQAAIAAJ 
  13. ^ a b 柳田, 國男 (1952) [1946], 77章:生まれ替り, , 定本柳田國男集 (筑摩書房) 10: p. 145, http://books.google.co.jp/books?id=y1MnAQAAIAAJ ; 『全集13』(1990), p.199
  14. ^ 今野 1969, pp. 67,68
  15. ^ a b c 大藤他 1955, pp. 46-293
  16. ^ a b c 今野 1969, pp. 100-105
  17. ^ 柳田國男「遠野物語拾遺:160話」『遠野物語角川書店角川ソフィア文庫〉、2004年(原著1948年)、146-151頁。ISBN 978-4-04-308320-6
  18. ^ 今野 1969, pp. 81, 82。『遠野物語』より引用
  19. ^ 今野 1969, pp. 101–102。鈴木棠三 「怪異を訪ねて」 『大法輪』 26巻6号、1059年。 より引用
  20. ^ 今野 1969, pp. 103–104。出典:中村, 浩 (1929). “能登島採訪録”. 民俗学会 (Minzokugaku) (民俗学会) 1 (2): 42–44. http://books.google.co.jp/books?id=iTIEAAAAMAAJ. 
  21. ^ a b 多田 2008, p. 283
  22. ^ 村上健司編著『日本妖怪大事典』角川書店〈Kwai books〉、2005年、24-25頁。ISBN 978-4-04-883926-6
  23. ^ 上江洲均『日本民俗事典』大塚民俗学会編、弘文堂、1994年(原著1972年)、縮刷版、41頁。ISBN 978-4-335-57050-6
  24. ^ 島袋源七「山原の土俗」『日本民俗誌大系』第1巻、池田彌三郎他編、角川書店、1974年(原著1929年)、373頁。ISBN 978-4-04-530301-2
  25. ^ 生霊とは? [1]


「生霊」の続きの解説一覧

生霊

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 07:24 UTC 版)

名詞

  (いきりょうしょうりょうせいれい)

  1. せいれい生物霊長人類人民
  2. いきりょうしょうりょうせいれい生きている人の生き霊
  3. せいれい生命



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