魑魅

デジタル大辞泉

す‐だま【魑^＝魅／^▽霊】

読み方：すだま

１ 山林・木石の精気から生じるという霊。人面鬼身で、よく人を迷わすという。ちみ。〈和名抄〉

２ 人の霊魂。たましい。〈和名抄〉

ち‐み【^×魑魅】

読み方：ちみ

《「魑」は化け物、「魅」は物の怪の類》山林の精気から生じるといわれる化け物。すだま。

難読語辞典

魑魅

読み方：スダマ（ｓｕｄａｍａ），　チミ（ｃｈｉｍｉ）

山林・木石の精気から生ずるという怪物

歴史民俗用語辞典

魑魅

読み方：スダマ（ｓｕｄａｍａ），　スタマ（ｓｕｔａｍａ）

山林・木石の精気から生じるという人面鬼身の怪物。

短編小説作品名辞典

魑魅

作者宮原昭夫

収載図書宮原昭夫小説選
出版社宮原昭夫小説選制作委員会
刊行年月2007.8

近代文学作品名辞典

魑魅

読み方：チミ（ｃｈｉｍｉ）

作者 宮原昭夫

初出 昭和54年

ジャンル 小説

ウィキペディア

魑魅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/08 04:29 UTC 版)

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魑魅

魑魅

1. 魑魅（すだま・ちみ）は、霊魂または、山林の気・沢や石の精、物の怪や化け物など。魑魅魍魎#魑魅を参照。
2. 魑魅（ちみ）は、鬼ノ仁の別名義。
3. 魑魅（すだま）は、小山田いくのサスペンス・ホラー作品。

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ウィキペディア小見出し辞書

魑魅（すだま）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/01/03 22:38 UTC 版)

「獄丁ヒグマ」の記事における「魑魅（すだま）」の解説

下級の亡者。在獄期間20年以下。憑かれると自分の意思とは無関係に罪を犯してしまう。

魑魅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/17 06:22 UTC 版)

「BOZEBEATS」の記事における「魑魅」の解説

成仏せずに現世の淀んだ気に当てられた魂が悪霊化した存在。

魑魅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/14 23:17 UTC 版)

「魑魅魍魎」の記事における「魑魅」の解説

魑魅とは、山林の異気（瘴気）から生ずるという怪物のことと言われている。顔は人間、体は獣の姿をしていて、人を迷わせる。平安時代中期の辞書『和名類聚抄』ではスダマという和名の鬼の一種とされ、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』では山の神とされる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

魑魅

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 01:28 UTC 版)

名詞

魑魅（チミ、すだま）

1. 霊魂やもののけなどが姿をかえたもの。すだま。
   • 南方氏の報告にも、外国で魑魅を威嚇する為に目籠を用ゐると言ふ事が見えてゐたが、其は恐らく兇神の邪視に対する睨み返しとも言ふべきもので、単純なる威嚇とは最初の意味が些し異つて居たのではないか。（折口信夫 『髯籠の話』）

関連語

• もののけ
• 霊魂
• 魑魅魍魎