プシューケー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/26 13:52 UTC 版)
プシューケー(古希: Ψυχή, Psūkhḗ)とは、ギリシア神話に登場する人間の娘の名で、この言葉は古代ギリシア語で心・魂・蝶を意味する。 日本語のカタカナ音訳ではプシューケー[1][2]の他に、「υ (y)」を短母音読みしてプシュケー(Psychē)[3]、最後の長母音も省略してプシュケ、または俗ラテン語読みでプシケーとも表記する。児童向けの本では英語読みでサイキと表記される事もある。 アプレイウスのラテン小説『黄金の驢馬』の中の挿話として登場する。ラテン文学であるため、ウェヌス、クピードーといったローマ神話の神名が用いられているが、ギリシア神話の一編として紹介される場合、アプロディーテー、エロースとギリシア神話の神名に直されていることが多い。本項の説明においては原書のとおりローマ神話の名前で表記する。
- 1 プシューケーとは
- 2 プシューケーの概要
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