アルゴスとは? わかりやすく解説

アルゴス【Argos】


アルゴス

作者金井美恵子

収載図書金井美恵子短篇 2
出版社日本文芸社
刊行年月1992.3

収載図書群馬文学全集 第19巻 現代作家集
出版社群馬県立土屋文明記念文学館
刊行年月2001.1


アルゴス

名前 Argos

アルゴス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 18:40 UTC 版)

イーオーとアルゴス

アルゴス古代ギリシア語: Ἄργος, Argos, ラテン語: Argus)は、ギリシア神話に登場する100のをもつ(あるいは体に多くの目をそなえた)巨人である。アゲーノールの息子。普見者(パノプテース)アルゴスと言われる。

全身に100の目を持ち、しかもそれらの目は交代で眠るため、アルゴス自身は常に目覚めている(別の伝承では、背中に第三の目があるとも、後頭部に二つ目があるとも言われる)。つまり、アルゴスには時間的にも空間的にも死角が無い。

神々の命を受け、上半身は人間の女で腰から下はの形をしていた怪物エキドナアルカディア地方を荒した雄牛の怪物を退治するなど、多くの手柄をあげた。

ヘルメースがアルゴスを眠らせたシーン. ドイツ画家:ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト

ゼウスの正妻ヘーラーの命令で、ゼウスの愛人で牝に変身したイーオーの見張りをしていたとき、イーオーを愛するゼウスの命令を受けてイーオーを取り戻しに来たヘルメースにより殺された。この際、ヘルメースはの音を聞かせてアルゴスの目をすべて眠らせてで首を刎ねたとも、遠くから石を当てて殺したともいう。あるいは、ヘルメースには殺されなかったが、イーオーを逃がされた責でヘーラーに処刑されたともいう。ヘルメースの異名「アルゲイポンテース」は、「アルゴスを殺した者」という意味ともされる。

ヘーラーはアルゴスの死後、彼を悼んで(あるいは罰の一環として)その目を取って自身の飼っているクジャクの尾羽根に飾った。それ以来、クジャクは尾羽根に百の目を持つという。クジャクの話にはもう1つ説があり、それによれば、ゼウスがヘーラーの機嫌を直させるために送った鳥がクジャクだという。どちらにしても、クジャクの尾羽根にある百の目はアルゴスの目であるという説がある。

関連項目


アルゴス (Argus)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 04:20 UTC 版)

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の記事における「アルゴス (Argus)」の解説

百の目をもつ巨人

※この「アルゴス (Argus)」の解説は、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の解説の一部です。
「アルゴス (Argus)」を含む「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の記事については、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アルゴス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「アルゴス」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



アルゴスと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アルゴス」の関連用語

アルゴスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アルゴスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアルゴス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS