タロー (ギリシア神話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 08:07 UTC 版)

タロー(古希: Θαλλώ, Thallo)は、ギリシア神話に登場する女神である。季節の女神・ホーラーの一柱で春を司る。日本語では長母音記号を省略してタロとも表記される。
ゼウスとテミスの3柱の娘の1人で、植物の開花・芽生えを象徴する。アッティカ地方ではアウクソー、カルポーとともに3柱説のホーラーの1柱である[1][2]。アテーナイで崇拝されたホーラーは春の女神・タローと秋の女神・カルポーの2柱の女神であり、夏至と冬至という2つの季節が神格化されており、タローは植物の「芽生え」を意味する[3]。アテーナイにあるアグラウロスの神殿で若い競技者たちに崇められた[4]。
脚注
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- ^ パウサニアス、9巻35・1。
- ^ ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス、『神話集(Fabulae)』 183。
- ^ ロバート・グレーヴス『ギリシア神話 上巻』ISBN 4314000201、紀伊国屋書店、42頁。
- ^ フェリックス・ギラン『ギリシア神話』167頁。
参考文献
- パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍溪書舎(1991年)
「タロー (ギリシア神話)」の例文・使い方・用例・文例
- タローが私をいじめています。
- 彼らの犬の名前はタローではない。
- しばらくプータローしていて、迷ってたんです。勢いで辞表出しちゃったけど、本当は我慢して続けるべきだったのかな、って。
- タロー君、歯を磨いていらっしゃい。
- タローは亡き父の財産を相続した。
- スタローンは、映画に出て名声を得た。
- カンタロープつる植物の果実
- キタローネという弦楽器
- 「ロッキー」は,シルベスター・スタローンさんが脚本を書き,主演した有名なアメリカの映画シリーズである。
- ロッキーの人生の物語は,スタローンさんの人生の物語も映し出している。
- ベッカム選手のギャラクシーへの移籍について,アメリカの映画スターのシルベスター・スタローンさんは「これは誰(だれ)にとってもすばらしいことだ。ベッカム選手は米国でとても人気を得るだろう。」と話した。
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