冬至とは? わかりやすく解説

とう‐じ【冬至】

読み方:とうじ

二十四節気の一。太陽黄経(こうけい)が270度に達する日をいい、太陽暦12月22日ごろ。太陽中心冬至点通過する北半球では一年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日。この日にはゆず湯入ったり、地方によってはカボチャ食べたりする風習がある。《 冬》「山国虚空日わたる—かな/蛇笏」⇔夏至(げし)。


冬至

読み方:トウジ(touji)

1年のうちで日照時間が最も短い日。


とうじ 【冬至】

二十四節気一つ太陽黄経二七〇度に達した時をいい、太陽暦一二二二日頃北半球では太陽の南中高度が最も低く昼間が最も短い。一一月中気。南至。この夜、大子という神の子人々に幸福と新生命力を与えて再生促すため巡遊するという信仰があった(西洋サンタクロース伝承にもつながる)。弘法大師信仰と結びつけ大師講を行う所がある。また収穫感謝天候占いもする。この日、カボチャ食べると中風かからないとし、ユズ湯に入れば風邪を引かないともする

冬至(とうじ):太陽暦の12月22日(または21日)

二十四節気の第22節目で、太陽黄経270度の時点に来たことを示します
北半球では1年の内で太陽の高度が一番低い時で、昼間の長さが最も短い日です。夏枯れが目を吹き出し始め生え変わる角の準備為に鹿の角落ち始め麦の芽雪の下から芽吹き出し始めるなど、寒い季節ながらも大地生命の息吹き胎動している気候としています。
※この日にカボチャ食べゆず湯に入ると長生きすると言われています。

冬至

作者佐佐木邦子

収載図書
出版社中央公論社
刊行年月1990.1


冬至

作者大原富枝

収載図書戦後出発女性文学 第2巻 昭和22年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5


冬至―銀杏黄葉

作者森谷明子

収載図書れんげ野原まんなか
出版社東京創元社
刊行年月2005.2
シリーズ名ミステリ・フロンティア


冬至

読み方:トウジ(touji)

二十四気一つ太陽黄経二七〇度。一年中で最も日が短い

季節

分類 時候

月日 十二月二十二日ごろ


冬至

読み方
冬至とうじ

冬至

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 05:57 UTC 版)

冬至(とうじ、: winter solstice)は、二十四節気の第22。


  1. ^ 算命学鑑定における冬至説の再考察 | 自然法算命学とは | 自然法算命学”. web.archive.org (2022年12月5日). 2023年1月7日閲覧。
  2. ^ 『算命学鑑定における冬至説の再考察 -歳首選定及び満漢朝三体言語資料をめぐって-』大野 広之”. web.archive.org (2022年12月6日). 2023年1月7日閲覧。
  3. ^ 髙尾 義政『原典算命学大系』 2巻、菜根出版、39頁。 
  4. ^ 冬至節_人民中国”. web.archive.org (2021年12月22日). 2022年11月13日閲覧。
  5. ^ くらしの歳時記「冬」~冬至・正月・節分の由来や風習、行事食~|わたしの家”. web.archive.org (2022年2月28日). 2022年11月13日閲覧。
  6. ^ カテゴリー: 2020, 2020 12 21 (2020年12月21日). “冬至と冬の養生の話・2020 - 代官山パークサイドクリニック”. 2022年11月13日閲覧。
  7. ^ ~立春を起点とする理由の運勢学的考察~”. 風水師ウメヤマの風水ゼミナール|風水鑑定・四柱推命・易学を合わせた立命講座 (2009年2月6日). 2023年12月13日閲覧。
  8. ^ a b 小学校理科ハンドブック”. 大阪府教育センター. 2021年3月9日閲覧。
  9. ^ 日本国語大辞典、第5巻(かつまーきにん)、p.174、日本大辞典刊行会、小学館、1976年5月1日、第一版第二刷
  10. ^  唐の正月(読み)からのしょうがつ、コトバンク
  11. ^ 「年中行事事典」p519 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版
  12. ^ 聖武天皇神亀から天平初期にかけて冬至を祝う儀式が一時的に行われており後の朔旦冬至の儀式に影響を与えた可能性はあるが、実際には特に朔旦冬至を意識したものではなかった(神谷正昌「冬至と朔旦冬至」(初出:『日本歴史』630号(2000年)ISBN 978-4-642-02393-1)/所収:神谷『平安宮廷の儀式と天皇』(同成社、2016年) ISBN 978-4-88621-727-1))。
  13. ^ 新谷尚紀著『日本の「行事」と「食」のしきたり』青春出版社 p.75 2004年
  14. ^ a b 武光誠編著『日本のしきたり-開運の手引き』講談社 p.195 1994年
  15. ^ 冬至の日にカボチャを食べるのはナゼ?(食育大事典) 2016年12月21日閲覧
  16. ^ 落合敏監修 『食べ物と健康おもしろ雑学』 p.88 梧桐書院 1991年
  17. ^ 異説として「ん」のつく食べ物だとして、なんきん(カボチャ)・れんこん・うどん等をあげる説もあるが、江戸時代の記録になく明治時代以降の風習とされる(新谷尚紀著『日本の「行事」と「食」のしきたり』青春出版社 p.74 2004年)。
  18. ^ 前述の朝粥、冷酒、コンニャクとあわせて7品目。
  19. ^ 国立天文台 暦要項 各年版より世界時換算(1984年 - 2016年)
  20. ^ 2009年版より理論が更新されているが、「分」の精度でほとんど違いはない。
  21. ^ 現代の天体力学による位置推算のため、過去の暦の記述とは必ずしも一致しない(代わりに分単位の精度がある)。 将来の見積もりについては(主に閏秒の不確かさから)日付が前後する恐れがある(10分の誤差を見込んだが、表の末尾では恐らく不足)。
  22. ^ JPL HORIZONS Web-Interface(2015年8月22日 Ver 3.9.8)取得後 TT→UT変換
  23. ^ NASAによるΔTの解説計算式


「冬至」の続きの解説一覧

冬至(トンジ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:48 UTC 版)

朝鮮料理」の記事における「冬至(トンジ)」の解説

厄払いパッチュク小豆粥)を食べる。

※この「冬至(トンジ)」の解説は、「朝鮮料理」の解説の一部です。
「冬至(トンジ)」を含む「朝鮮料理」の記事については、「朝鮮料理」の概要を参照ください。


冬至(とうじ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:14 UTC 版)

ウメ」の記事における「冬至(とうじ)」の解説

野梅系。白の一重咲き。冬至には開花する流通種と違う古典種は本冬至とも言う。

※この「冬至(とうじ)」の解説は、「ウメ」の解説の一部です。
「冬至(とうじ)」を含む「ウメ」の記事については、「ウメ」の概要を参照ください。

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冬至

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 04:14 UTC 版)

名詞

(とうじ)

  1. 天文学太陽黄経270度にある瞬間
  2. 《暦》二十四節気一つ北半球一年で最も夜が長くなるころ。十一月定気法平気法ともに太陽黄経270度のとき、すなわち冬至(1)を含む日。12月21日ごろ。
  3. 《暦》冬至(2)から小寒までの期間。

発音(?)

とうじ
IPA: //
X-SAMPA//

関連語

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