カレー (ギリシア神話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 19:09 UTC 版)
カレー(古希: Καλη, Kalē, Καλλε, Callē, 「美女(Beauty)」の意)は、ギリシア神話に登場する美と優雅を司る女神、カリスたち(カリテス)の1柱。また別名で「カリス」(古希: Χάρις, Charis)や「カレーイス」(古希: Καλλεις, Calleis)とも呼ばれる。日本語では長母音記号を省略しカレともいう。
ヘーシオドスの挙げるアグライアー、エウプロシュネー、タレイアの「三美神」には含まれないが、一部にはパーシテアー、カレー、エウプロシュネーの3柱を「三美神」とする説もある。
ホメーロスの長編叙事詩『イーリアス』では別名「カリス」とも呼ばれ、鍛冶の神・ヘーパイストスの妻とされる[1]。普段はヘーシオドスの挙げるアグライアーと同一視された。
紀元前1世紀のニュッサ出身の修辞学者・ソーストラトス(Sostratus)によればアプロディーテーと三美神・カリスたち(その名はパーシテアー、カレー、エウプロシュネー)との間に、美しさを巡って争いが起こった。判定人を担当していた盲目の予言者・テイレシアースがヘーパイストスの妻・カレーを一番美しいと判定した。この結果にアプロディーテーが怒り出し、テイレシアースを老女に変身させた。その返礼にカレーがテイレシアースに美しい長髪を与えたり、クレーテー島へ連れて行ったりした[2]。
その名は古典ギリシア語で「美女」という意味であるため、一般的な形容としてよく使われる言葉である。
脚注
参考文献
関連項目
「カレー (ギリシア神話)」の例文・使い方・用例・文例
- ディケンズとサッカレーは同時代人でした
- カレーライス
- 下りのエスカレータ
- 小ぜり合いが全面戦争にエスカレートした
- エスカレータの手すりをしっかりつかみなさい
- そのカレーライスは香辛料がまったく効いていなかったのでまずかった
- 昼食にカレーライスを食べた
- 甘口のカレー
- 私のカレーをうんと辛くしてちょうだい
- 玄関に入るとカレーのにおいがした
- そのエスカレーターは滑らかに動かなかった
- このカレーにはもう少し香辛料をきかせたほうがいい
- 辛いカレー
- 上りのエスカレーター
- いっしょにカレーの店でご飯を食べました
- エスカレーターで上の階に行ってください。
- 金曜日には寮母さんがカレーを作ってくれるんだ。
- ヨーグルトと刻んだキュウリとスパイスの入ったインドの付け合わせを添えた野菜カレー
- カレーを別の器で提供するほうがよいだろう。
- 彼はカレーライスがすきです。
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