デーメーテール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 04:47 UTC 版)
デーメーテール(古希: ΔΗΜΗΤΗΡ, Δημήτηρ, Dēmētēr)は、ギリシア神話に登場する女神である。長母音を省略してデメテルとも表記される。豊穣神であり、穀物の栽培を人間に教えた神とされる。オリュンポス十二神の一柱。その名は古典ギリシア語で「母なる大地」を意味する[1]。「掟をもたらす者」という意味の「デーメーテール・テスモポロス」という別名がある。ローマ神話ではケレースと同一視された[2]。
- ^ フェリックス・ギラン『ギリシア神話』、203頁。
- ^ 呉茂一、261頁。
- ^ “百科事典マイペディアの解説”. コトバンク. 2018年1月28日閲覧。
- ^ ヘーシオドス『神統記』912行。
- ^ パウサニアス、8巻25・5。
- ^ ヘーシオドス『神統記』969行-971行。
- ^ シケリアのディオドロス、5巻49・4。
- ^ シケリアのディオドロス、5巻77・1。
- ^ シケリアのディオドロス、5巻77・2。
- ^ a b “ヒュギーヌス『天文譜』2巻4話”. ToposText. 2022年2月10日閲覧。
- ^ Pierre Grimal 1986, p.366.
- ^ オウィディウス『変身物語』8巻。
- ^ アイリアーノス、1巻27。
- ^ リュコプローン『アレクサンドラ』1393行への古註。
- ^ ヘーシオドス断片69、5行-6行(Papyrus Cairensis Instituti Francogallici、322 fr.)
- ^ オウィディウス『変身物語』5巻539行-541行。
- ^ アポロドーロス、1巻5・3。
- ^ アポロドーロス、2巻5・12。
- ^ パウサニアース、8巻25・5。
- ^ a b パウサニアース、8巻25・7。
- ^ a b パウサニアース、8巻42・1。
- ^ 呉茂一改版、319頁。
- ^ パウサニアース、8巻37・9。
- ^ パウサニアース、8巻25・6。
- ^ パウサニアース、8巻42・2。
- ^ パウサニアース、8巻42・4。
- ^ 呉茂一改版、320頁。
- ^ フェリックス・ギラン『ギリシア神話』、204頁。
- ^ 豊田和二『図解雑学 ギリシア神話』ナツメ社。
- ^ 創元社編集部『ギリシア神話ろまねすく』創元社。
- ^ クレア・ギブソン『シンボルの謎を解く』産調出版。
- 1 デーメーテールとは
- 2 デーメーテールの概要
- 3 概説
- 4 神話
- 5 デーメーテールとポセイドーン
- 6 参考文献
「デーメーテール」の例文・使い方・用例・文例
- ゼウスとデーメーテールの娘
固有名詞の分類
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