エウリュトス
エウリュトス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 09:55 UTC 版)
エウリュトス(古希: Εὔρυτος, Eurytos, 英: Eurytus)は、ギリシア神話に複数登場する人物、または巨人である。
注釈
- ^ ディオニューソス神の信奉者が用いたとされる杖で、つたとブドウの木の葉で覆われ、先には松の毬がついているという。「バッコスの杖」とも。
- ^ ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』第173話「カリュドーンの猪退治にいった者たち」。なお、ヒュギーヌスは、第14話ではエウリュトスはエペソスと呼ばれるアロペーの地よりアルゴナウタイに加わったとし、第173話ではスパルタからカリュドーンの猪狩りに参加したと述べている。
- ^ オイカリアが実際にどこにあったかについては、メッセーネー、テッサリアー、アイトーリア、エウボイア島、トラーキースのいずれかといわれるが、よくわかっていない。ロバート・グレーヴスはメッセーネーを有力視しているが、カール・ケレーニイは、オイカリアとは「オイコメノイ」(死者)からとられているとし、エウリュトスの父とされるメラネウスの別の形が「メラース」(暗黒)であることと合わせ、冥界との関連性を示唆している。
- ^ アウトリュコスが盗んだ家畜。アポロドーロスでは牛とされている。
- ^ ロバート・グレーヴスは名前をオイオーノス、ヘーラクレースの友人としている。『ギリシア神話』140「ヒッポコオーンの息子たち」
出典
- ^ ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』序文
- ^ アポロドーロス『ビブリオテーケー』(日本語訳『ギリシア神話』)I.6.2
- ^ パウサニアス『ギリシア記』V.3.3
- ^ アポロドーロス『ギリシア神話』III.10.8
- ^ アポロドーロス『ギリシア神話』I.9.16
- ^ ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』第14話「招集されたアルゴー船隊員」
- ^ 『ギリシャ神話集』第273話「最初の競技大会設立者たち、十五番目のアイネイアースまで」
- ^ ヘーシオドス断片10
- ^ a b c ヘーシオドス断片23。
- ^ アポロドーロス『ギリシア神話』II.6.1
- ^ アポロドーロス『ギリシア神話』II.4.9, II.4.11
- ^ 『ギリシャ神話集』第14話
- ^ アポロドーロス『ギリシア神話』II.6.1-6.3, II.7.7
- ^ 『オデュッセイアー』第8書224-228行
- ^ 『オデュッセイアー』第21書
- ^ a b アポロドーロス『ギリシア神話』III.10.5
- ^ アポロドーロス『ギリシア神話』II.7.3
- 1 エウリュトスとは
- 2 エウリュトスの概要
- 3 参考文献
エウリュトス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 06:46 UTC 版)
ディオニューソスと戦うものの、霊杖テュルソスで殴り倒された。ヘーラクレースに射殺される。
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