アポロドーロスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 小説家・作家 > ギリシャの著作家 > アポロドーロスの意味・解説 

アポロドーロス

名前 Apollodōros; Apollodoros

アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 03:40 UTC 版)

アポロドーロス古希: Ἀπολλόδωρος, Apollodōros)は、古代ローマ時代のギリシア著作家長音を省略してアポロドロスとも表記される。『ビブリオテーケー』(『ギリシア神話』)の編纂者として知られる。1世紀から2世紀頃の人物と推定されている[1]


  1. ^ a b c 高津春繁訳「まえがき」p.4。
  2. ^ a b c 高津春繁訳「まえがき」p.3。
  3. ^ 高津春繁訳「まえがき」p.3‐4。


「アポロドーロス」の続きの解説一覧

アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 13:57 UTC 版)

ヒュルネートー」の記事における「アポロドーロス」の解説

テーメノス王は息子たちよりもヒュルネートーの夫デーイポンテース可愛がり重用した息子たちテーメノス王位デーイポンテースに譲るのではないか疑いテーメノス暗殺した。しかし彼らは軍に反対されて王位継承することができず、デーイポンテースヒュルネートーテーメノスの後を継いだ

※この「アポロドーロス」の解説は、「ヒュルネートー」の解説の一部です。
「アポロドーロス」を含む「ヒュルネートー」の記事については、「ヒュルネートー」の概要を参照ください。


アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 13:57 UTC 版)

デーイポンテース」の記事における「アポロドーロス」の解説

テーメノス王は、息子たちよりも娘のヒュルネートーとその夫のデーイポンテース可愛がったので、息子たちテーメノス王位デーイポンテースに譲るのではないか疑いテーメノス暗殺した。しかし彼らは軍に反対されて王位継承することができず、デーイポンテースヒュルネートーテーメノスの後を継いだ

※この「アポロドーロス」の解説は、「デーイポンテース」の解説の一部です。
「アポロドーロス」を含む「デーイポンテース」の記事については、「デーイポンテース」の概要を参照ください。


アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/10 02:37 UTC 版)

アプシュルトス」の記事における「アポロドーロス」の解説

アポロドーロスによればアプシュルトスメーデイア殺された。イアーソーンアルゴナウタイ金羊毛毛皮求めてコルキスにやって来たとき、メーデイアイアーソーン助けた。そしてイアーソーンとともにコルキスから逃亡するさいにアプシュルトス一緒に連れて行きアイエーテース追いかけてくるとアプシュルトスを八裂きにして海に投げ込み時間稼いだアイエーテースが海からアプシュルトス遺体拾い集めたときにはアルゴー船見失っていたため、アイエーテース引き返してアプシュルトス埋葬し埋葬した地をトモイと名づけた。 エウリーピデース悲劇メーデイア』でもアプシュルトスメーデイアの弟であり、アルゴー船乗るときに殺されたと述べられている。

※この「アポロドーロス」の解説は、「アプシュルトス」の解説の一部です。
「アポロドーロス」を含む「アプシュルトス」の記事については、「アプシュルトス」の概要を参照ください。


アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 05:48 UTC 版)

メリケルテース」の記事における「アポロドーロス」の解説

アポロドーロスによると、テーバイ王女セメレー死後ゼウスディオニューソスヘルメース預けアタマースイーノーところに持って行かせ、少女として育てるよう説得させた。しかしヘーラーはこれに腹を立てて2人正気を失わせた。そのためアタマースレアルコスを鹿だと勘違いして射殺しイーノー沸騰した大釜メリケルテース投げ込んで殺したイーノーはさらにメリケルテース遺体抱きかかえて放浪し、海に身を投げたが、その後2人は嵐に遭遇した船乗り助け海の神レウコテアーパライモーン生まれ変わった。この名前は船乗りたちが呼んだことに由来する。またコリントスシーシュポスメリケルテース追悼のためにイストミア競技祭創始した

※この「アポロドーロス」の解説は、「メリケルテース」の解説の一部です。
「アポロドーロス」を含む「メリケルテース」の記事については、「メリケルテース」の概要を参照ください。


アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:46 UTC 版)

クレータの牡牛」の記事における「アポロドーロス」の解説

アポロドーロスによると、クレータの牡牛ポセイドーンクレータ島の王ミーノース王権保証するために海中から送った牡牛で、ミーノース自分王位継承することに反対する人々納得させるため、ポセイドーン犠牲捧げ王位継承権の証として海から牡牛現ることを願った。そこでポセイドーン海中から美し牡牛送ったが、ミーノースはこの牡牛ポセイドーン捧げる誓っていたにもかかわらず牡牛美しさ惹かれ自分の家畜に加え別の牡牛ポセイドーン捧げたポセイドーン怒って牡牛凶暴にして暴れさせ、またミーノースの妻パーシパエー牡牛への異常な恋を芽ばえさせた。恋に苦しんだパーシパエー工匠ダイダロス相談すると、ダイダロス内部空洞になった牝牛木像制作したので、パーシパエーはその中に入って思い遂げたその結果パーシパエー牡牛との間に牛頭の子ミーノータウロスを生み、ミーノースはこの奇怪な子を隠すため、ダイダロス迷宮ラビュリントス建設させた。 その後ヘーラクレースエウリュステウスクレータの牡牛捕らえることを命じられたので、ミーノースところにやって来て協力求めたが、ミーノース1人でやれと言った。そこでヘーラクレース牡牛格闘して捕らえエウリュステウスところに連れて行って見せた後、放逐した

※この「アポロドーロス」の解説は、「クレータの牡牛」の解説の一部です。
「アポロドーロス」を含む「クレータの牡牛」の記事については、「クレータの牡牛」の概要を参照ください。


アポロドーロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 16:48 UTC 版)

メガラー」の記事における「アポロドーロス」の解説

アポロドーロスによると、ヘーラクレーステーバイオルコメノスエルギーノスとの戦争エルギーノス討ち取りオルコメノス軍勢潰走させた。さらにテーバイオルコメノスクリュメノス殺した賠償として、20年間の貢物課されていたが、ヘーラクレースオルコメノステーバイに対してその2倍の貢物支払うことを認めさせた。これらの功績クレオーン認められメガラーヘーラクレースの妻として与えられた。 アポロドーロスによる系譜 クレオーン アルクメーネー アルカトオス ヘーラクレース メガラー アウトメドゥーサ イーピクレース 欠名 テーリマコスら3子 イオラーオス 欠名 ところが戦争後ヘーラクレースは気が狂いメガラーとの間に生まれた子供たちと、イーピクレースの子供たちを火に投げ込んで殺した。これはヘーラー嫉妬原因であったと言われる。この事件によってヘーラクレースは自らテーバイ去りデルポイの神託によって12年エウリュステウス仕え10難行挑むこととなった。これがいわゆるヘーラクレース12の難行である。 この難行果たしたのち、ヘーラクレースメガラーを甥のイオラーオス与え自分はオイカリア―王エウリュトスの娘イオレー求婚した。しかしエウリュトスとその息子たちメガラーの子供たちのように、イオレーとの間に生まれた子供を殺すのではないか考えて拒否したヘーラクレースはこれをうらみ、後にエウリュトス一族滅ぼしてイオレーを奪うことになる。

※この「アポロドーロス」の解説は、「メガラー」の解説の一部です。
「アポロドーロス」を含む「メガラー」の記事については、「メガラー」の概要を参照ください。


アポロドーロス(ビブリオテーケー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:52 UTC 版)

テューポーン」の記事における「アポロドーロス(ビブリオテーケー)」の解説

対してアポロドーロスはテューポーンゼウス戦い全貌次のように語っている。テューポーンオリュムポス戦い挑み天空向けて突進した迫りくるテューポーン見た神々恐怖感じ動物に姿を変えてエジプト逃げてしまったという。それゆえエジプト神々動物の姿をしているともいわれる。 これに対しゼウス雷霆金剛の鎌を用いて応戦したゼウス離れた場所からは雷霆投じてテューポーン撃ち接近すると金剛の鎌で切りつけた。激闘の末、シリアカシオス山(英語版)へ追いつめられテューポーンはそこで反撃転じゼウス締め上げて金剛の鎌と雷霆取り上げ手足の腱を切り落としたうえ、デルポイ近くのコーリュキオン洞窟閉じ込めてしまう。そしてテューポーンゼウスの腱を熊の皮隠し番人として半獣竜女デルピュネーを置き、自分は傷の治療のために母ガイアの下へ向かったゼウス囚われたことを知ったヘルメースパーンゼウス救出向かいデルピュネー騙して手足の腱を盗み出しゼウス治療した。力を取り戻したゼウスは再びテューポーン壮絶な戦い繰り広げ深手を負わせて追い詰めるテューポーンゼウスに勝つために運命の女神モイラたちを脅し、どんな願い叶うという「勝利の果実」を手に入れたが、その実食べた途端テューポーンは力を失ってしまった。実は女神たちテューポーン与えたのは、決し望み叶うことはないという「無常果実であった敗走続けたテューポーントラーキアハイモス山(バルカン山脈)を持ち上げてゼウス投げつけようとしたが、ゼウス雷霆ハイモス山を撃ったので逆にテューポーン押しつぶし、山にテューポーンの血がほとばしった。最後シケリア島まで追い詰められエトナ火山下敷きにされた。以来テューポーンエトナ山重圧逃れようともがくたび、噴火が起こるという。ゼウスヘーパイストステューポーン監視命じヘーパイストステューポーンの首に金床を置き、鍛冶仕事をしているという。ただし、シケリア島封印されているのはエンケラドスとする説もある。

※この「アポロドーロス(ビブリオテーケー)」の解説は、「テューポーン」の解説の一部です。
「アポロドーロス(ビブリオテーケー)」を含む「テューポーン」の記事については、「テューポーン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アポロドーロス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アポロドーロス」の関連用語

アポロドーロスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アポロドーロスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアポロドーロス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのヒュルネートー (改訂履歴)、デーイポンテース (改訂履歴)、アプシュルトス (改訂履歴)、メリケルテース (改訂履歴)、クレータの牡牛 (改訂履歴)、メガラー (改訂履歴)、テューポーン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS