仕事と日とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 仕事と日の意味・解説 

仕事と日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 12:51 UTC 版)

仕事と日(しごととひ、または仕事と日々労働と日々農と歴古代ギリシャ語: Ἔργα καὶ ἩμέραιErga kaí Hēmérai、エルガ・カイ・ヘーメライ)は、ヘーシオドス紀元前700年頃に書いた828節からなる古代ギリシア。この詩は2つの世間一般の定説をめぐって展開されている。具体的には、労働こそ人間のすべてであり、働くものだけが得ることができるということである。研究者たちはこの作品を、新天地を求めての植民地化に奮い立つばかりの、本土ギリシアの農業危機という背景に対するものだと考えていた。また、古代の互酬関係の崩壊について記した文献であるという指摘もある[1]


  1. ^ カール・ポランニー 『人間の経済2 交易・貨幣および市場の出現』 玉野井芳郎・中野忠訳、岩波書店、1980年 / 〈岩波モダンクラシックス〉、2005年


「仕事と日」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「仕事と日」の関連用語

仕事と日のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



仕事と日のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの仕事と日 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS