黄金時代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 学問 > 歴史 > 時代 > 黄金時代の意味・解説 

おうごん‐じだい〔ワウゴン‐〕【黄金時代】

読み方:おうごんじだい

golden age

古代ギリシャ詩人ヘシオドス人類の歴史金・銀・銅・鉄4期分けた、その第1期地上には永遠の春が続き、幸福と平和と正義満ちた時代とした。

あるものの歴史の中で、それが最も繁栄した時期時代最盛期。「王朝女流文学の—」


黄金時代

作者五木寛之

収載図書物語へ―全・中短篇ベストセレクション
出版社東京書籍
刊行年月1996.7


黄金時代

作者E.M.シオラン

収載図書世界文学フロンティア 4 ノスタルジア
出版社岩波書店
刊行年月1996.11


黄金時代

作者バリー・ユアグロー

収載図書セックス哀しみ
出版社白水社
刊行年月2000.2

収載図書セックス哀しみ
出版社白水社
刊行年月2008.10
シリーズ名白水uブックス


黄金時代

読み方:おうごんじだい

  1. ⑴最も栄えた時代。⑵人の一生涯中最も幸福であつた時期
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

黄金時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/23 07:55 UTC 版)

ピエトロ・ダ・コルトーナ『黄金時代』
ルーカス・クラナッハ『黄金時代』

黄金時代(おうごんじだい、英語:Golden Age)は、全盛期、絶頂期のこと。

古くはギリシャ神話において、人間はかつて現在より優れた“黄金時代”を生きていたと説く。

あるいは、ゴールドラッシュのように、ある国家や地域が採掘流通で経済的に繁栄している時代や、その状況を指すこともある。

後述するが、現代においては、比喩的にある国家組織大衆文化における勃興から場合によっては衰亡までのその歴史の中で最も繁栄した時代や、著名人の全盛期なども指す。

対義語暗黒時代

ギリシャ神話

「黄金時代」の言葉のルーツはギリシャ神話である。ヘシオドスの『仕事と日々』によると、かつてクロノス神々を支配していた時代が、黄金時代である。

黄金時代には、人間は神々と共に住み生きていた。世の中は調和平和に満ち溢れて、争いも犯罪もなかった。あらゆる産物が自動的に生成され、労働の必要はなかった。人間は、不死ではないものの不老長寿で、安らかに死んでいった。

その後、ゼウスがクロノスに取って代わると、黄金時代は終わりを告げ、白銀時代が始まった。白銀時代の人間はゼウスに滅ぼされ、青銅時代英語版が始まった。以後、神話の英雄が活躍する英雄の時代、歴史時代である鉄の時代と続くにつれ、人間は堕落し、世の中には争いが絶えなくなった。

その他の神話

かつて、人間の遥かな祖先は理想郷に住んでいたとする神話は各所に見られる。その中でも代表的なのが旧約聖書エデンの園である。

世界の理想郷伝説

童話などの理想郷

歴史用語としての用法

代表的なのが19世紀後半と20世紀初頭のアメリカ合衆国南北戦争後の発展で工業生産量が、イギリスを抜いて世界一となった19世紀後半。第一次大戦後に世界経済の中枢となり、バブル経済が起きた20世紀初頭があげられるが、20世紀後半に起きた高度経済成長期バブル景気に沸いた日本も一つの黄金時代といえる。

世界史

日本史

その他

俗語としての用法

特定分野のポップカルチャーが人気・セールス面でピークやブームを迎えていた時期[1]や、プロ野球などスポーツで特定のチームが好成績を残した時期[2]を指して「黄金時代」「黄金期」の語を使うことがある。スポーツ選手芸能人が最も華々しい活躍をしていた時期など、個人に対してはより短期的なニュアンスで「黄金期」と呼ぶこともある。また特定の分野で優れた選手や人材を集中的に輩出した世代は黄金世代と呼ばれる。

アメリカン・コミックスでは時代区分として1930年から1951年までが黄金時代と分類されている。

作品

黄金時代と題名がついている作品は数多くある。

脚注

関連項目


黄金時代(9世紀~11世紀)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 21:18 UTC 版)

コンスタンティノープル」の記事における「黄金時代(9世紀11世紀)」の解説

東ローマ帝国東地中海大帝国として復活した9世紀になると、宮殿教会・修道院多数建設され孤児院病院のような慈善施設建てられた。古代ギリシア文化復活とそれを受けたビザンティン文化振興進みマケドニア朝ルネサンス)、コンスタンティノープル東地中海政治・経済文化・宗教拠点として、またロシア・ブルガリア・イスラム帝国・イタリア・エジプトなどの各地から多く商人訪れ交易都市として繁栄遂げ10世紀末から11世紀初頭帝国全盛期には人口3040万人擁する大都会となった当時西ローマ帝国にはこの10分の1人口抱え都市すら存在せずコンスタンティノープルキリスト教世界最大の都市であった11世紀後半になると、東ローマ帝国セルジューク朝攻撃などを受けて弱体化するようになり、コンスタンティノープル繁栄はいったん衰えるが、11世紀末から12世紀コムネノス王朝時代帝国が再び強国地位取り戻すと、国際交易都市としての繁栄取り戻した

※この「黄金時代(9世紀~11世紀)」の解説は、「コンスタンティノープル」の解説の一部です。
「黄金時代(9世紀~11世紀)」を含む「コンスタンティノープル」の記事については、「コンスタンティノープル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「黄金時代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「黄金時代」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



黄金時代と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「黄金時代」の関連用語

黄金時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



黄金時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの黄金時代 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのコンスタンティノープル (改訂履歴)、ボヘミア王国 (改訂履歴)、カタルーニャ語文学 (改訂履歴)、スペキュレイティブ・フィクションにおけるLGBT (改訂履歴)、ベルセルク (漫画) (改訂履歴)、スラッシャー映画 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS