アラブ世界とは? わかりやすく解説

アラブ世界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 06:08 UTC 版)

アラブ
所属大陸・島 アラビア半島周辺のユーラシア大陸からアフリカ大陸にかけての一帯
所属国・地域 アラブ首長国連邦
アルジェリア
イエメン
イラク
 エジプト
オマーン
カタール
クウェート
サウジアラビア
シリア
スーダン
チュニジア
西サハラ
パレスチナ
バーレーン
モロッコ
ヨルダン
リビア
レバノン
テンプレートを表示
緑色はアラブ諸国とされる主な国々。

アラブ世界(アラブせかい、العالم العربي, al-ʻālam al-ʻarabi)は、アラビア語を話す人々であるアラブ人が主に住む地域。

現代政治的にはアラブ連盟の加盟諸国とみなされることが多く、アラブ諸国とも言う。ただし、アラブ連盟加盟国の中には、ジブチソマリアなどアラブ人が少数派を占めるにすぎない国もある。

アラブ世界は東西2つに分けることができ、イラクからエジプトまでをマシュリク(太陽が昇るところ)、リビアからモロッコまでをマグリブ(太陽が没するところ)と呼ぶ。これら2つの地域は歴史的にあまり強い関係性を持たず、それぞれが別個の発展を遂げた[1]

アラブ人が住む国と地域

アラブ連盟の加盟国。

多数民族として

少数民族として

脚注

  1. ^ 大塚和夫石毛直道(編)、2007、「砂漠、都市、農地、そしてイスラーム」、『アラブ』、農文協〈世界の食文化〉 ISBN 9784540060038 pp.20-28

関連項目


アラブ世界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:21 UTC 版)

血の中傷」の記事における「アラブ世界」の解説

20世紀になると血の中傷はアラブ世界にまで浸透したが、その背景には中東戦争があった。例えエジプトではユダヤ人人身御供習慣に関する書物多数出回っていた。また、第2次インティファーダの期間、同国テレビでは、パレスティナ問題絡んで血の中傷煽り立てる番組盛んに放送されており、中にはアリエル・シャロンアラブ人の子供の血を飲んだ訴え番組もあった。堪りかねたムバラク大統領急進的なテレビ番組非難する声明発表したが、彼はその声明において「すべてのユダヤ人そのようなことを行っているのではない」という旨の発言行っている。これはすなわち、一部ユダヤ人は血を飲んでいると公式に述べた同然であった。 またエジプトと同様、第二次レバノン紛争時にはヒズボラも独自のテレビ網を通じて血の中傷視聴者吹き込んでいた。

※この「アラブ世界」の解説は、「血の中傷」の解説の一部です。
「アラブ世界」を含む「血の中傷」の記事については、「血の中傷」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アラブ世界」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アラブ世界」の関連用語

アラブ世界のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アラブ世界のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアラブ世界 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの血の中傷 (改訂履歴)、ムハーファザ (改訂履歴)、ウィラーヤ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS