ペルシア【Persia】
ペルシア
ペルシア
ペルシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:45 UTC 版)

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ペルシア、ペルシャ(ギリシア語: Περσία[注釈 1])は、現在のイランを表すヨーロッパ側の古名である。漢名は波斯(はし)・波斯国(はしこく)。波斯と書いてペルシャ、ペルシヤと読ませることもある[1]。イランの主要民族・主要言語の名称でもある。
概要
古代ペルシア人は「パールサ」(𐎱𐎠𐎼𐎿)を自称していた。それを古代ギリシャ人が「ペルシス」と発音するようになり、さらにラテン語で「ペルシア」となった[2]。
かつてイランに対する外国からの呼び名として「ペルシア」が用いられたが、1925年のレザー・シャー・パハラヴィーの即位後にイスラム化前への復古主義が盛んとなり、1935年3月21日に「アーリア」に由来する「イラン」に改めるよう諸外国に要請し、日本の外務省もそれに従った[3]。しかし混乱が見られ、1959年、研究者らの主張によりイランとペルシアは代替可能な名称と定めた。その後1979年のイラン・イスラーム革命によってイスラーム共和国の名を用いる一方、国名はイランと定められた。
イランの主要民族・主要言語は現在もペルシア人・ペルシア語と呼ばれている。なお、イラン人・イラン語はペルシア人・ペルシア語とは示す範囲が異なり、代替可能ではない。
歴史的イラン世界では、古代ペルシアのパールサ地方 Pârsâ のこと。語源は騎馬者を意味するパールス Pârs。ギリシャ語ではペルシス(Πέρσις Persis)と呼ばれ、現代イランでファールス地方にあたる。
ペルシアに相当する日本語や諸外国で表記される語は、現代のペルシア語ではイラン、またはパールサの現代形のファールスと呼ばれている語である。たとえばペルシア語をファールス語に相当する現代のペルシア語ファールスィー(ペルシア語: فارسى fārsi)と呼ぶ。
また、この地に興ったペルシア帝国と呼ばれる諸王朝も指す。ただし、同じ地に興ったパルティア(アルシャク朝)はペルシアとは語源的に無関係である。
イランの文化や特産物に対する呼び名としても使われる。
ペルシアの王朝
脚注
注釈
出典
- ^ 近八郎右衛門編 『明治改正大日本国名尽・世界国名尽』p9、1886年、金沢・近八郎右衛門。「ヤ」は大きい字で表記。
- ^ 「改訂版 世界の民族地図」p155 高崎通浩著 1997年12月20日初版第1刷発行
- ^ III ペルシャからイランへ 国号改称|外務省
関連項目
- アーリア人
- ペルシア人
- ペルシア語
- ペルシア文字
- ペルシア暦
- ペルシア戦争
- ペルシア立憲革命
- ペルシア湾
- ペルシア高原
- ペルシャ絨毯
- ペルシャ猫
- パールシー
- アラブ
- ファールス (イラン)
- イラン研究
外部リンク
ペルシア ( イラン )
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 09:16 UTC 版)
「オランダ東インド会社の交易所と居留地の一覧」の記事における「ペルシア ( イラン )」の解説
エスファハーン (イスファハン)(1623年-1747年) バンダレ・アッバース (バンダルアッバス)(1623年-1766年) ハールク島 ( カーグ島 ) 。 フォート・モセルシュタイン(1750-1766) バンダレ・コン(英語版) (1665-1753) ブーシェフル (1737-1753) ゲシュム島 (1684- ??) シーラーズ
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ペルシア
出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 22:50 UTC 版)
固有名詞
複合語
翻訳
- アフリカーンス語: Persië (af)
- アラビア語: فارس (ar) (fāris) 男性
- アラビア語エジプト方言: بلاد فارس (arz) (belad fares), فارس (arz) (fares) 女性
- ベラルーシ語: Пе́рсія (be) 女性
- ベンガル語: পারস্য (bn) (parôsyô)
- チェコ語: Persie (cs) 女性
- デンマーク語: Persien (da)
- ドイツ語: Persien (de) 中性
- ギリシア語: Περσία (el) 女性
- 英語: Persia (en)
- エスペラント: Persio (eo)
- スペイン語: Persia (es) 女性
- エストニア語: Pärsia (et)
- ペルシア語: پارس (fa) (Pârs)
- フィンランド語: Persia (fi)
- フランス語: Perse (fr) 女性
- ハワイ語: Pelekia (haw)
- ヘブライ語: פרס (he) (páras) 女性
- ヒンディー語: फ़ारस (hi) (fāras) 男性, परसिया (hi) (parsiyā) 男性
- アルメニア語: Պարսկաստան (hy)
- アイスランド語: Persía (is) 女性
- イタリア語: Persia (it) 女性
- グルジア語: სპარსეთი (ka)
- 朝鮮語: 페르시아 (ko) (Pereusia)
- ラテン語: Persia (la) 女性
- ラトヴィア語: Persija (lv) 女性
- ポーランド語: Persja (pl) 女性
- ポルトガル語: Pérsia (pt) 女性
- ルーマニア語: Persia (ro) 女性
- ロシア語: Пе́рсия (ru) 女性
- セルビア・クロアチア語: Пѐрзија (sh) 女性 / Pèrzija (sh) 女性
- スロヴァキア語: Perzia (sk) 女性
- スウェーデン語: Persien (sv)
- タジク語: Порс (tg)
- ウクライナ語: Пе́рсія (uk) 女性
- ウルドゥー語: فارس (ur) (fāras) 男性, پرشیا (ur) (parśiyā) 男性
- ベトナム語: Ba Tư (vi) (波斯 (vi))
- 中国語: 波斯 (cmn) (Bōsī)
「ペルシア」の例文・使い方・用例・文例
- ペルシア帝国が隆盛を極めた時にはインドからヨーロッパに及んでいた.
- ペルシア皇帝
- ペルシア語では、各単語の最後の音節にアクセントを置く
- (紀元前334年)アレキサンダーがペルシア軍に大勝利を収めた最初の戦い
- アレキサンダー大王がダリウス3世率いるペルシア軍を破った戦い(紀元前333年)
- 紀元前490年にアテネとその同盟軍がペルシア軍を破った戦い
- 紀元前479年のプラタイアイにおけるギリシアによるペルシア軍の敗北
- アベスタの古代のペルシアの言語が書かれているスクリプト
- メソポタミアとペルシアで使われた古代のくさび形の筆記文字
- ペルシアの女王になり、人々を大虐殺から救った美しいユダヤ女性について書かれた旧約聖書の本
- ペルシアまたはアラビアの(普通1人の著者による)詩のコレクション
- ペルシア語に密接に関連のある、タジクのイラン語
- パキスタン、イラン、アフガニスタン、ロシア、ペルシア湾岸地域で使われているイラン諸語
- サウジアラビアの海岸沖のペルシア湾の島国
- 古代ペルシア帝国の首都であった古代の町
- アラビア本土から北へ向かってペルシア湾に延びる半島
- ペルシア湾からの入り江の東サウジアラビアの石油の町
- アラビア海をペルシア湾へつなぐアラビア海の入り江
- 古代ペルシア人が崇拝した神
- 多くのペルシア人がインドのボンベイ付近に移住した
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