ペルシア (ペルージャの古名)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 03:58 UTC 版)
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Perusia | |
ペルージャの「アウグストゥスの門」 | |
別名 | ペルージャ |
---|---|
所在地 |
![]() |
地域 | ウンブリア |
座標 | 北緯43度6分42.0906秒 東経12度23分26.1384秒 / 北緯43.111691833度 東経12.390594000度座標: 北緯43度6分42.0906秒 東経12度23分26.1384秒 / 北緯43.111691833度 東経12.390594000度 |
種類 | 都市 |
歴史 | |
時代 | Orientalizing period - ローマ帝国 |
文化 |
エトルリア文明 ウンブリア人 古代ローマ |
追加情報 | |
一般公開 | されている |
ペルシア (ラテン語: Perusia) は、現在のイタリアに位置する都市ペルージャの古名である。歴史上、エトルリア同盟の12都市の一つとして、紀元前310/309年のエトルリア人とローマ人の戦争に参加していたとされるのが最初の言及である。紀元前295年の反乱では重要な役割を担ったが、翌年には反乱側から離反し、ウルシニやアッレティウム (現アレッツォ)と共に和平を模索した[1]。
紀元前216年から紀元前205年にかけては第二次ポエニ戦争でローマ側に立ち続けた。その後記録が途絶え、紀元前41年から40年のペルシア戦争で再登場する。この時はルキウス・アントニウスがペルシアに立てこもったのを、オクタウィアヌスが長期間の包囲戦の末に下した[1]。
現在のペルージャの内外では、多くの投石機用の鉛弾が見つかっている[2][3]。ペルシア戦争の敗北により、町はウゥルカーヌスとユーノーの神殿を除き焼き払われた。ただエトルリア時代のテラス壁は、ほとんど損なわれることが無かった。かつての街の周囲1マイルの土地は、誰でも勝手に占有して良いことになった。その後、この地ではまた一から街が再建されたとみられ、複数の都市の基礎の遺構が見つかっている。それらにはアウグスタ・サク(ルム)・ペルシア・レスティトゥタという刻印がみられる。ただ、植民都市の地位を回復したのは、251年から253年の間になってからであった[1][4]。
脚注
- ^ a b c
この記述にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). . Encyclopædia Britannica (英語). 21 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 278–279.
- ^ CIL xi.1212
- ^ Lawrence Keppie (4 January 2002). The Making of the Roman Army: From Republic to Empire. Routledge. pp. 108–. ISBN 978-1-134-74603-3
- ^ Augusta Perusia: Rivista di topografia, arte e costume dell'Umbria. (1908)
「ペルシア (ペルージャの古名)」の例文・使い方・用例・文例
- ペルシア帝国が隆盛を極めた時にはインドからヨーロッパに及んでいた.
- ペルシア皇帝
- ペルシア語では、各単語の最後の音節にアクセントを置く
- (紀元前334年)アレキサンダーがペルシア軍に大勝利を収めた最初の戦い
- アレキサンダー大王がダリウス3世率いるペルシア軍を破った戦い(紀元前333年)
- 紀元前490年にアテネとその同盟軍がペルシア軍を破った戦い
- 紀元前479年のプラタイアイにおけるギリシアによるペルシア軍の敗北
- アベスタの古代のペルシアの言語が書かれているスクリプト
- メソポタミアとペルシアで使われた古代のくさび形の筆記文字
- ペルシアの女王になり、人々を大虐殺から救った美しいユダヤ女性について書かれた旧約聖書の本
- ペルシアまたはアラビアの(普通1人の著者による)詩のコレクション
- ペルシア語に密接に関連のある、タジクのイラン語
- パキスタン、イラン、アフガニスタン、ロシア、ペルシア湾岸地域で使われているイラン諸語
- サウジアラビアの海岸沖のペルシア湾の島国
- 古代ペルシア帝国の首都であった古代の町
- アラビア本土から北へ向かってペルシア湾に延びる半島
- ペルシア湾からの入り江の東サウジアラビアの石油の町
- アラビア海をペルシア湾へつなぐアラビア海の入り江
- 古代ペルシア人が崇拝した神
- 多くのペルシア人がインドのボンベイ付近に移住した
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