ペルシャ【Persia】
読み方:ぺるしゃ
⇒ペルシア
ペルシア
(ペルシャ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/17 17:33 UTC 版)
ペルシアまたはペルシャ(英語: Persia パージャ)は、イランのかつての外名である。主に西洋世界によって用いられた。漢名は波斯(はし)・波斯国(はしこく)であり、波斯と書いてペルシャ、ペルシヤと読むこともある[1]。イランの主要民族・主要言語の名称でもある。
概要
この名称はアケメネス朝がイラン高原南西部のパールサ(パールス/ファールス、現在のファールス州を中心とする地域)から興ったことから生まれた。このパールサという名称がギリシア語でペルシス(ギリシア語: Περσίς Persís)、さらにラテン語でペルシア(ラテン語: Persia)となって取り入れられ[2]、ヨーロッパの諸言語に広まった。他にも、ヘブライ語ではパラス(ヘブライ語: פָּרָס Pārās パーラース(ティベリア式))、アラビア語ではファーリス(アラビア語: فَارِس Fāris)、漢字圏では波斯などといった。日本語ではハルシャともいった。
ペルシアなどの名称は過去にはイランの外名として用いられた。しかし、1925年のパフラヴィー朝成立後にイスラーム時代以前への復古主義が盛んとなったため、1935年3月21日、イランは諸外国に名称をペルシアからイラン(「アーリア人の(国)」)に改めるよう要請し、日本の外務省もそれに従った[3]。しかし、しばらくの間混乱が見られ、1959年に研究者らの主張により2つの名称は代替できるものと定められた。なお、現地のペルシア語などではサーサーン朝以来、地名・国名としてイランまたはそれに近い名称が用いられてきた。イランという国名はパフラヴィー朝が崩壊してイスラーム共和国が成立した1979年以降も継続して用いられている。
ペルシアという名称は本来のパールサ(パールス/ファールス)を指すこともあり、イランの主要民族・主要言語であるファールス人(パールサ人/パールス人)・ファールス語(パールサ語/パールス語)はペルシア人・ペルシア語ということが多い。なお、イラン人・イラン語はペルシア人・ペルシア語をも包括するより大きな概念であるため、これらは代替できない。
ペルシア帝国またはペルシャ帝国という名称は、パールサ(パールス/ファールス)から興ったアケメネス朝に対して多く用いられ、同じ地から興ったサーサーン朝に対しても用いられる。なお、同じくイランを支配していたアルサケス朝に対して用いられる名であるパルティアはパールサ(パールス/ファールス)とは別の地域を指す。
また、イランの文化や特産物に対してペルシアという名称が用いられることもある。
関連項目
脚注
注釈
出典
- ↑ 近八郎右衛門編 『明治改正大日本国名尽・世界国名尽』p9、1886年、金沢・近八郎右衛門。「ヤ」は大きい字で表記。
- ↑ 「改訂版 世界の民族地図」p155 高崎通浩著 1997年12月20日初版第1刷発行
- ↑ III ペルシャからイランへ 国号改称|外務省
外部リンク
ペルシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 03:59 UTC 版)
パルティアの王アルサケス2世はセレウコス朝の王アンティオコス3世から攻められ、領土を奪われ同盟を結ばされた。
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ペルシャ
出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 22:50 UTC 版)
固有名詞
複合語
翻訳
- アフリカーンス語: Persië (af)
- アラビア語: فارس (ar) (fāris) 男性
- アラビア語エジプト方言: بلاد فارس (arz) (belad fares), فارس (arz) (fares) 女性
- ベラルーシ語: Пе́рсія (be) 女性
- ベンガル語: পারস্য (bn) (parôsyô)
- チェコ語: Persie (cs) 女性
- デンマーク語: Persien (da)
- ドイツ語: Persien (de) 中性
- ギリシア語: Περσία (el) 女性
- 英語: Persia (en)
- エスペラント: Persio (eo)
- スペイン語: Persia (es) 女性
- エストニア語: Pärsia (et)
- ペルシア語: پارس (fa) (Pârs)
- フィンランド語: Persia (fi)
- フランス語: Perse (fr) 女性
- ハワイ語: Pelekia (haw)
- ヘブライ語: פרס (he) (páras) 女性
- ヒンディー語: फ़ारस (hi) (fāras) 男性, परसिया (hi) (parsiyā) 男性
- アルメニア語: Պարսկաստան (hy)
- アイスランド語: Persía (is) 女性
- イタリア語: Persia (it) 女性
- グルジア語: სპარსეთი (ka)
- 朝鮮語: 페르시아 (ko) (Pereusia)
- ラテン語: Persia (la) 女性
- ラトヴィア語: Persija (lv) 女性
- ポーランド語: Persja (pl) 女性
- ポルトガル語: Pérsia (pt) 女性
- ルーマニア語: Persia (ro) 女性
- ロシア語: Пе́рсия (ru) 女性
- セルビア・クロアチア語: Пѐрзија (sh) 女性 / Pèrzija (sh) 女性
- スロヴァキア語: Perzia (sk) 女性
- スウェーデン語: Persien (sv)
- タジク語: Порс (tg)
- ウクライナ語: Пе́рсія (uk) 女性
- ウルドゥー語: فارس (ur) (fāras) 男性, پرشیا (ur) (parśiyā) 男性
- ベトナム語: Ba Tư (vi) (波斯 (vi))
- 中国語: 波斯 (cmn) (Bōsī)
「ペルシャ」の例文・使い方・用例・文例
- そのペルシャじゅうたんに触らせていただけますか
- 大柄のペルシャじゅうたん
- パパからプレゼントされたメスのペルシャネコ です。
- ペルシャ絨毯を買う場合にしたがうべき最高のアドバイスは、カーペットについてよく知っておけ、ということである。
- ペルシャ猫に関連した古いお話しがあります。
- ペルシャ猫がテーブルの下で眠っていた。
- ガラス製品はペルシャからシルクロードを通ってきました。
- くさび形文字, 楔形(せっけい)文字 《古代バビロニア・アッシリア・ペルシャなどで用いられた》.
- ペルシャ湾.
- ホルムズ海峡 《イランとアラビア半島の間にあるペルシャ湾への入り口となる海峡》.
- ペルシャ人
- ペルシャ語
- ペルシャ王
- ペルシャの詩に唄われたコマドリ属の鳴鳥
- ペルシャネコに似た毛の長い猫
- 古代ペルシャ宮殿の大広間
- 古代ペルシャの宗教
- 紀元前6世紀にペルシャでゾロアスターが確立した宗教体系
- 現代イランで使われているペルシャ語
- その古代の形のペルシャ(イラン)の言語のいずれか
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