さん【▽杉】
すぎ【杉/×椙】
スギ

本州、四国、九州に分布する日本の代表的な樹種の一つです。最近では、天然生のものは少くなり、それはほとんどが人工造林されたものです。天然のスギの産地として、現在でも、しばしば話題になる地域に秋田地方(アキタスギ)、屋久島(ヤクスギ)などがあります。古くから造林され、北海道南部以南の日本全土にスギの林が見られ、そのうちでも吉野、尾鷲、天竜、日田、飫肥、智頭などの各地方はスギの産地として有名です。 ■木材 ■用途 |
すぎ 【杉・椙】
スギ
すぎ (杉)
杉
杉
杉
杉
杉
杉
杉
杉
杉
杉
杉
杉
スギ
(杉 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 04:10 UTC 版)
スギ(学名: Cryptomeria japonica)は、ヒノキ科スギ亜科スギ属で常緑針葉樹である。主に本州以南の山地に生え、広く植林されている。
注釈
出典
- ^ Conifer Specialist Group 2000. Cryptomeria japonica. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 286.
- ^ アズキナシ (カタスギ) 北海道森林管理局 2021年3月24日閲覧
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 44.
- ^ a b c d 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 245.
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 47.
- ^ 高原光「日本列島に広がっていたスギ林」『森林の環境100不思議』p69 日本林業技術協会 1992年2月15日刊 全国書誌番号:99066256
- ^ 佐橋紀男、渡辺幹男、三好彰、程雷、殷敏「中国の天目山と日本の屋久島・伊豆大島産のスギの遺伝的特性」『耳鼻と臨床』第45巻6Supplement2、耳鼻と臨床会、1999年、630-634頁、CRID 1390282680477923456、doi:10.11334/jibi1954.45.6supplement2_630、ISSN 0447-7227。
- ^ “スギ Cryptomeria japonica ヒノキ科 Cupressaceae スギ属 三河の植物観察”. mikawanoyasou.org. 2022年3月17日閲覧。
- ^ “河合杉はどんな植物?Weblio辞書”. www.weblio.jp. 2022年3月17日閲覧。
- ^ “スギ花粉は世界中に舞っていた!”. 田中淳夫 (2016年3月9日). 2016年3月12日閲覧。
- ^ “林木育種センターだより(2000年1月)” (PDF). 林野庁・林木育種センター. p. 1 (2002年5月1日). 2016年3月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g 田中潔 2011, p. 109.
- ^ a b c d e f 田中潔 2011, p. 108.
- ^ a b “屋久杉巨樹・著名木”. 屋久杉自然館 (2015年4月26日). 2016年3月12日閲覧。
- ^ 四手井綱英 (1957) 大阪営林局管内の天然生スギの系統の分布について. 日本林学会誌39(7), pp. 270 - 273. doi:10.11519/jjfs1953.39.7_270
- ^ 高桑進・米澤信道・綱本逸雄・宮本水文 (2010) 日本列島におけるスギの分布状況と針葉の形態変化について. 京都女子大学宗教・文化研究所研究紀要23 hdl:11173/1936
- ^ 齋藤秀樹・竹岡政治 (1987) 裏日本系スギ林の生殖器官生産量および花粉と種子生産の関係. 日本生態学会誌37(3), pp. 183 - 185. doi:10.18960/seitai.37.3_183
- ^ 遠山富太郎 (1960) オモテスギとウラスギについて. 島根農科大学研究報告8, pp. 141 - 149. NAID 120005584288
- ^ 苅住昇一『樹木根系図鑑』誠文堂新光社、1979年
- ^ 信州大学農学部森林科学科教授 北原曜 (2002年5月1日). “土砂災害に強い森林づくりに向けて” (PDF). 長野県. p. 2. 2016年3月12日閲覧。
- ^ 向井譲 (2004) 低温条件下で樹木が受ける光ストレスとその防御機能. 日本林学会誌86(1), pp. 48 - 53. doi:10.11519/jjfs1953.86.1_48
- ^ 丸田恵美子・中野隆志 (1999) 中部山岳地域の亜高山帯針葉樹と環境ストレス (<特集>中部山岳地域の高山・亜高山帯における植物群落の現状と将来). 日本生態学会誌49(3), pp. 293 - 300. doi:10.18960/seitai.49.3_293
- ^ 宇梶徳史・原登志彦 (2007) Expressed sequence tags (EST)から見た樹木の越冬戦略. 日本生態学会誌57(1), pp. 89 - 99. doi:10.18960/seitai.57.1_89
- ^ 大庭喜八郎 (1972) メアサ,キリシマメアサおよびアオスギのミドリスギ劣性遺伝子. 日本林学会誌54(1), pp. 1 - 5. doi:10.11519/jjfs1953.54.1_1
- ^ 畑邦彦・木本遼太郎・曽根晃一 (2018) スギ成木および実生におけるアーバスキュラー菌根菌の感染率の季節変化. 日本林学会誌100(1), pp. 3 - 7. doi:10.4005/jjfs.100.3
- ^ Il Koo LEE, Masami MONSI. (1963) Ecological Studies on Pinus densiflora Forest 1 -Effects of Plant Substances on the Floristic Composition of the Undergrowth-. The Botanical Society of Japan 76(905), pp. 400 - 413. doi:10.15281/jplantres1887.76.400
- ^ 高橋輝昌・鷲辺章宏・浅野義人・小林達明, (1998) 木本類における他感作用. ランドスケープ研究62(5), pp. 525 - 528. doi:10.5632/jila.62.525
- ^ 岡部宏秋,(1994) 外生菌根菌の生活様式(共生土壌菌類と植物の生育). 土と微生物24, pp. 15 - 24.doi:10.18946/jssm.44.0_15
- ^ 澤田智志・加藤秀正 (1991) スギおよびヒノキ林の林齢と土壌中の塩基の蓄積との関係. 日本土壌肥料学雑誌62(1), pp. 49 - 58. doi:10.20710/dojo.62.1_49
- ^ 酒井昭 (1977) 植物の積雪に対する適応. 低温科学生物編34, pp. 47 - 78. hdl:2115/17828
- ^ 平英彰, (1994) タテヤマスギの更新形態について. 日本林学会誌76(6), pp. 547 - 552. doi:10.11519/jjfs1953.76.6_547
- ^ 川尻秀樹・安江保民・大橋英雄・中川一 (1989) 岐阜県板取村のカブスギ集団の実態. 日本林学会誌71(5), pp. 204 - 208. doi:10.11519/jjfs1953.71.5_204
- ^ 武藤惇・堀内孝雄 (1974)スギ種子産地と寒害抵抗性. 日本林学会誌56(6), pp. 210 - 215. doi:10.11519/jjfs1953.56.6_210
- ^ 石沢進 (1985) 植物の分布と積雪―新潟県およびその周辺地域について―. 芝草研究14(1), pp. 10 - 23. doi:10.11275/turfgrass1972.14.10
- ^ 中静透 (2003) 冷温帯林の背腹性と中間温帯論. 植生史研究11(2), pp. 39 - 43. doi:10.34596/hisbot.11.2_39
- ^ 冨沢日出夫・丸山幸平 (1993) 佐渡島のスギ天然林における実生更新の可能性. 日本林学会誌75(5), pp. 460 - 462, doi:10.11519/jjfs1953.75.5_460
- ^ Eizi SUZUKI (1996) The dynamics of old Cryptomeria japonica forest on Yakushima Island. Tropics 6(4), pp. 421 - 428. doi:10.3759/tropics.6.421
- ^ 太田敬之・杉田久志・金指達郎・正木隆 (2015) スギ天然生林におけるスギ実生の分布と生存―出現基質間の比較―. 日本森林学会誌.97(1), pp. 10 - 18. doi:10.4005/jjfs.97.10
- ^ 榎本善夫 (1949) 挿スギに見られた根及び癒傷組織発達の林業品種による差異に就いて. 東京大学農学部演習林報告37, pp. 11 - 18. hdl:2261/23336
- ^ 宮島寛 (1951) スギの挿木に於ける発根と品種との関係に就て. 九州大學農學部學藝雜誌13(1/4) p.277-281. doi:10.15017/21238
- ^ 石川広隆・田中郁太郎 (1970) 発根困難なスギ精英樹のさし木に及ぼすインドール酪酸の効果. 日本林学会誌52(3), pp. 99 - 101. doi:10.11519/jjfs1953.52.3_99
- ^ 大山浪雄・上中久子 (1970) 発根困難なスギ,ヒノキの精英樹のさし木に対するエクベロン(インドール酪酸)の効果. 日本林学会誌52(12), pp. 374 - 376. doi:10.11519/jjfs1953.52.12_374
- ^ 阿部正博・今井元政・島田一美 (1957) 電熱温床によるスギ老令樹さし木試験. 日本林学会誌39(6), pp. 245 - 248. doi:10.11519/jjfs1953.39.6_245
- ^ 武田英文 (1971) 伝熱温床による秋田スギさし木試験(会員研究発表講演). 日本林學會北海道支部講演集19, pp. 99 - 102. doi:10.24494/jfshc.19.0_99
- ^ 宮下智弘 (2007) 多雪地帯に植栽されたスギ挿し木苗と実生苗の幼齢期における成育特性の比較. 日本森林学会誌89(6), pp. 369 - 373, doi:10.4005/jjfs.89.369
- ^ 青木正則・石川春彦 (1971) スギ品種の耐塩性の差異について. 日本林学会誌53(4), pp. 108 - 112. doi:10.11519/jjfs1953.53.4_108
- ^ 古野東洲・中井勇・里見武志 (1993)スギドクガに食害されたスギの生育. 日本林学会関西支部論文集2, pp. 193 - 196. doi:10.20660/safskansai.2.0_193
- ^ 柴田叡弌・西口陽康 (1980) 大発生時のスギドクガ幼虫密度と被害葉量について. 日本林学会誌60(2), pp. 398 - 401. doi:10.11519/jjfs1953.62.10_398
- ^ 津村義彦(2012)日本の森林樹木の地理的遺伝構造(1)スギ(ヒノキ科スギ属). 森林遺伝育種1(1), pp. 17 - 22 doi:10.32135/fgtb.1.1_17
- ^ “自然探訪2019年9月 スギの大敵 ―赤枯病―”. 森林総合研究所 (2019年9月2日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ 柴田 叡弌 (2002) スギカミキリのスギ樹幹利用様式(<特集>穿孔性昆虫の樹幹利用様式). 日本生態学会誌52(1), pp. 59 - 62. doi:10.18960/seitai.52.1_59
- ^ 伊藤賢介 (2002) スギカミキリに対するスギの抵抗性反応(<特集>穿孔性昆虫の樹幹利用様式) . 日本生態学会誌52(1), pp. 63 - 68. doi:10.18960/seitai.52.1_63
- ^ 斎藤諦 (1960) “とびくされ”に開係のある3種のカミキリムシ. 日本林学会誌42(12), pp. 454 - 457. doi: 10.11519/jjfs1953.42.12_454
- ^ 長島啓子・土田遼太・岡本宏之・高田研一・田中和博 (2014) 三重県大台町におけるスギノアカネトラカミキリ被害と立地環境および成長との関係―立地環境に基づく林業適地の抽出にむけて―. 日本森林学会誌96(6), pp. 308 - 314. doi:10.4005/jjfs.96.308
- ^ 瀧井康勝『366日誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、277頁。
- ^ “道南スギの利用促進に向けた検討会報告書”. 北海道林業・木材産業対策協議会. 2022年6月16日閲覧。
- ^ 藤原新二・岩神正朗 (1988)スギおよびヒノキ材の生材含水率. 高知大学学術研究報告37, pp. 169 - 178. hdl:10126/1885
- ^ 中田了五 (2014) 樹木のwetwood 現象と定義, 木材学会誌60(2), pp. 63 - 79. doi:10.2488/jwrs.60.63
- ^ 中田了五, 藤沢義武, 平川泰彦, 山下香菜: スギの生材含水率の個体内樹高方向での変化. 木材学会誌 44(6):395–402 (1998)
- ^ 藤山宏『プロが教える住宅の植栽』学芸出版社、2010年、9頁。
- ^ 矢澤大二 (1936) 東京近郊に於ける防風林の分布に關する研究 (1). 地理学評論12(1), pp. 47 - 66. doi:10.4157/grj.12.47
- ^ 王聞・深町加津枝 (2020) 砺波平野における典型的な屋敷林の植物相および周囲の水系の利用. 日本緑化工学会誌46(1), pp. 154 - 157. doi:10.7211/jjsrt.46.154
- ^ 不破正仁・藤川昌樹 (2011)栃木県都賀地域における北方系屋敷林の原型とその変容実態 ‐明治期銅版画と現状との比較分析に基づいて‐. 日本建築学会計画系論文集76(666), pp. 1407 - 1414. doi:10.3130/aija.76.1407
- ^ [1]
杉(すぎ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/09 04:31 UTC 版)
浅尾たちの隣のクラス。よく物を忘れる。前は倉田に借りていたが、浅尾と打ち解けてからは浅尾と貸し借りをする。だが、たまに人のものに落書きをする。興味がないものにはとことん興味がない。成績優秀。ハの字。
※この「杉(すぎ)」の解説は、「浅尾さんと倉田くん」の解説の一部です。
「杉(すぎ)」を含む「浅尾さんと倉田くん」の記事については、「浅尾さんと倉田くん」の概要を参照ください。
杉 (すぎ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 04:53 UTC 版)
橘の双子の姉。桜からは「杉姫」と呼ばれている。隠威持ちだが、家光に囚えられ、全身を呪布で拘束されて身動きもできぬ状態で監禁されている。自分を道具扱いする家光を「変態」と呼び嫌っている。テレパシーを使って致佳人に助けを求めている。
※この「杉 (すぎ)」の解説は、「GATE 7」の解説の一部です。
「杉 (すぎ)」を含む「GATE 7」の記事については、「GATE 7」の概要を参照ください。
杉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:24 UTC 版)
見た目の木目の鑑賞性、きれいに裂ける割裂性、木の芳香、適度な強度などの特徴がある。国内では奈良県の吉野杉が代表格であり、建築資材を切り出した残りの端材(背板)を利用して作られる。
※この「杉」の解説は、「割り箸」の解説の一部です。
「杉」を含む「割り箸」の記事については、「割り箸」の概要を参照ください。
杉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 05:19 UTC 版)
詳細は「杉 (姓)」を参照 杉氏(椙氏、杦氏) – 日本の氏族。杉荘に由来杉興長杉興運 杉重運杉重明杉重茂 杉重祐 / 杉重清杉重矩杉重輔杉重良杉元良 杉貞泰杉隆泰 杉秀明杉武明 杉常徳杉常道杉文、楫取美和子 杉民治杉道助 杉寅之助、吉田松陰 杉考之進盛倫杉孫七郎 杉隆宣杉元相杉元宣 杉ありさ、女優、タレント、モデル 杉かおり、アイドル 杉しっぽ、漫画家 杉ひろし・まり、夫婦漫才コンビ 杉みき子、児童文学作家 杉ゆかり、モデル 杉勇(1904年 – 1989年)、歴史学者 杉卓弥、アナウンサー 杉野官、杉兵助(1916年 – 1996年)、コメディアン 杉卓也、SUGI – プロレスラー 杉良太郎 - 俳優、歌手 杉山貢一、スギ。 – お笑いトリオ『インスタントジョンソン』のメンバー
※この「杉」の解説は、「すぎ」の解説の一部です。
「杉」を含む「すぎ」の記事については、「すぎ」の概要を参照ください。
杉
「杉」の例文・使い方・用例・文例
- 杉の花粉が花粉症の主な元凶だ
- 私は杉並区に住んでいます。
- 学校見学のために杉並区へ行った。
- 杉並区に住んでいます。
- 私はこの光景は杉山でよく見る。
- 私たちは縄文杉を見に行きます。
- 杉本夫人はいつもこぎれいな着物を着ている。
- 小杉さんにお目にかかりたいのですが。
- 私は、上杉憲信が好き。
- 杉村春子を別格とすれば女優経験の豊かさで彼女に及ぶ者はない.
- おや! 杉山君じゃないか.
- 台風のあとたくさんの杉の木が立ち枯れようとしている.
- 天にも届く杉の木があった.
- 杉山君とは東京駅で別れた.
- もし貴方は高杉さんではありませんか
- 宮へ行く路は杉の並木になっている
- 杉村連とは付き合わない
- 長州にその人ありと知られる高杉晋作であった
- 杉林
- 杉森
杉と同じ種類の言葉
- >> 「杉」を含む用語の索引
- 杉のページへのリンク