椙とは?

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すぎ [0] 【杉・椙

スギ科常緑高木日本特産種で、各地植林される。幹は直立し、には針状螺旋らせん状に密につける雌雄同株で、早春開花し、卵球形球果を結ぶ。寿命長く、高さ50メートル 以上、径5メートル上の巨木となるものもある。材は芳香があって木目がよく通り軽く軟らかいので、建築・家具・器具材などとする。また、花粉アレルギー原因になることが多い。古名マキ。 〔「杉の花」は [季]春、「杉の実」は [季]秋〕
家紋の一。の木を図案したもの一本杉三本杉巴など、種類が多い。
[句項目]

スギ

別名:, 椙
【英】:Cryptomeria japonica
(スギ科)


本州四国九州分布する日本代表的樹種一つです。最近では、天然生のものは少くなり、それはほとんどが人工造林されたものです。天然のスギの産地として、現在でも、しばしば話題になる地域秋田地方アキタスギ)、屋久島ヤクスギ)などがあります古くから造林され、北海道南部以南日本全土にスギの見られそのうちでも吉野尾鷲天竜日田飫肥智頭などの各地方はスギの産地として有名です。

木材
心材辺材の色の差は明らかで、前者桃色から濃赤褐色までかなり幅があり、ときには黒くなっているものがありますこのように黒いものはクロジンと呼ばれ、美しとはいえないので、低く評価されています。さらにクロジンのスギは含水率が高いので、利用上も種々問題がおきます。スギの木材材質は、生産地の範囲広く、各産地における造林方法が違うため、幅広く変動しています。スギの木材は、特有の芳香をもっていますが、日常それを感じるのは樽酒木の香り、あるいは、和菓子の箱などのそれでしょう年輪ははっきりしており、肌目は粗くなっています。
スギの気乾比重は0.30~0.38(平均値)~0.45で、日本産の針葉樹としてはやや軽軟といえます。心材保存性は中庸です。

用途
建築材(、板)、天井板、磨丸太家具器具包装下駄割箸(高級品もある)、造船など用途範囲の広い木材です。古代住居跡からかなり大量のスギ材が発見されることが多く、いかに古くからわれわれの生活に結びついていたかがわかり、いわば、日本の代表ともいえる木材です。


すぎ 【杉・椙】

スギ科常緑針葉樹日本特産。まっすぐ高く伸びるので、古くから神を祭る神聖な木とされ、杉神事にも使われた。奈良県桜井市三輪明神神杉京都伏見稲荷験の杉神木として知られるが、ほかにも大杉神社老杉神社杉山神社など、杉を神体とする社がある。杉安産お守り魔除にもされ、流行病百日咳などには「過ぎてよし」の語呂合わせから杉と葦を戸口につるしたりした。杉の箸やを地にさしたら根づいたとする箸杉・杉の伝説もある。杉と酒との関係も深く三輪明神神助美酒ができたとして、杉で玉を作って「酒林」と称し、酒屋の軒につるして看板にする。酒樽も杉で作ると杉香がうつってよいとした。死者三十三回忌には弔い上げのついた杉の生木塔婆杉仏塔婆)を墓所立て死者が神になったとする神聖視されて民家屋敷内に植えたり垣を作るのは家が滅ぶとして嫌われた。また杉の立ち枯れ凶兆とする。杉の脂は火傷・ひび・・吹き出ものに効く。

スギ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/04 14:28 UTC 版)

スギCryptomeria japonica)は、ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹である(以前はスギ科 Taxodiaceae に分類されていた[2])。


  1. ^ Conifer Specialist Group 2000. Cryptomeria japonica. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
  2. ^ シリーズ:日本の森林樹木の地理的遺伝構造(1)スギ(ヒノキ科スギ属) (PDF)”. 森林遺伝育種 第1巻(2012). 津村義彦. p. 1 (2012年12月27日). 2016年3月12日閲覧。
  3. ^ スギ花粉は世界中に舞っていた!”. 田中淳夫 (2016年3月9日). 2016年3月12日閲覧。
  4. ^ 林木育種センターだより(2000年1月) (PDF)”. 林野庁・林木育種センター. p. 1 (2002年5月1日). 2016年3月12日閲覧。
  5. ^ a b 屋久杉巨樹・著名木”. 屋久杉自然館 (2015年4月26日). 2016年3月12日閲覧。
  6. ^ 苅住昇一『樹木根系図鑑』誠文堂新光社1979年
  7. ^ 信州大学農学部森林科学科教授 北原曜 (2002年5月1日). “土砂災害に強い森林づくりに向けて (PDF)”. 長野県. p. 2. 2016年3月12日閲覧。
  8. ^ 藤原新二, 岩神正朗: スギおよびヒノキ材の生材含水率. 高知大学学術研究報告 37:169-178 (1988)
  9. ^ 中田了五, 藤沢義武, 平川泰彦, 山下香菜: スギの生材含水率の個体内樹高方向での変化. 木材学会誌 44(6):395–402 (1998)


「スギ」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2011/06/21 13:33 UTC 版)

発音


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