石徹白のスギ
名称: | 石徹白のスギ |
ふりがな: | いしとしろのすぎ |
種別: | 特別天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 岐阜県 |
市区町村: | 郡上市白鳥町 |
管理団体: | 郡上市(昭5・6・3) |
指定年月日: | 1924.12.09(大正13.12.09) |
指定基準: | 植1 |
特別指定年月日: | 昭和32.07.02 |
追加指定年月日: | |
解説文: | 天然紀念物調査報告(植物之部)第五輯 一八一頁 參照 天然紀念物解説 一六六頁 白山々麓ニアリ傾斜地ニ立テリ土際ノ高キ地点ヨリ五尺上ノ幹圍約四丈六尺幹ヨリ二十四本ノ太枝ヲ出セリ杉ノ最大樹ノ一ニシテ古來十二抱ノ杉トセラル樹齡ノ甚古ルキ爲枯損セル部分アリ |
特別天然記念物: | 白馬連山高山植物帯 白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石 相良のアイラトビカズラ 石徹白のスギ 秋吉台 秋芳洞 立花山クスノキ原始林 |
石徹白の大杉
(石徹白のスギ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動石徹白の大杉(いとしろのおおすぎ)は、岐阜県郡上市にある巨大なスギの古木である。国の特別天然記念物に指定され、白山国立公園内にある。
概要
白山信仰の修験道(美濃禅定道)沿いにあり、道標の役割も果たしている。泰澄上人が白山を開山した際、使用していた杖がこの大杉になったという伝承がある。樹高24 m、幹囲目通り14 m、樹齢は1,800余年と推定される[1]。現在、幹の半分は枯れてしまっているが、残りの半分は健在である。縄文杉が発見されるまでは、日本有数のスギの大木であった。1924年(大正13年)12月9日、国の天然記念物に指定される(名称は「石徹白のスギ」)[2]。1957年(昭和32年)7月2日、国の特別天然記念物に指定される[2]。
交通・アクセス
その他
- この石徹白の大杉がある石徹白地区は、かつては福井県大野郡石徹白村であり、1958年(昭和33年)10月15日に岐阜県郡上郡白鳥町(現:郡上市)に編入された。尚、一部は福井県大野郡和泉村(現:大野市)に編入している。
- すぐ北側には、熊清水とよばれる湧水がある。
- 周辺はブナ林である。
関連画像
脚注
- ^ 『自然紀行 日本の天然記念物』講談社、2003年10月、184頁。ISBN 4062118998。
- ^ a b “史跡名勝天然記念物データベース(石徹白のスギ)”. 文化庁. 2011年10月7日閲覧。
- ^ “石徹白大杉”. 郡上市観光連盟. 2011年10月7日閲覧。
参考文献
- 林正一『北陸と白山の山』山と溪谷社〈ヤマケイアルペンガイド〉、2000年8月、75-79頁。ISBN 4-635-01321-9。
関連項目
外部リンク
- 石徹白のスギ - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 石徹白の大杉 - ウェイバックマシン(2004年7月8日アーカイブ分)
- 国土地理院 地図閲覧サービス(石徹白のスギ)
座標: 北緯36度2分1.5秒 東経136度45分39.5秒 / 北緯36.033750度 東経136.760972度
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