ヒノキ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 01:08 UTC 版)
ヒノキ科(学名:Cupressaceae)は針葉樹の一種である。針葉樹のグループにおいて種数はマツ科やマキ科に次ぐ。またこれら2科について、マツ科が北半球、マキ科が南半球を中心とした分布を持つのに対し、ヒノキ科は両半球に広く分布し、特に温帯を代表する針葉樹である。
- ^ a b IAWA 国際木材解剖学者連合(編), 伊東隆夫ら訳. 2006. 針葉樹材の識別 IAWA による光学顕微鏡的特徴リスト. 海青社. 滋賀.
- ^ 楠本倫久. 2012. ヒノキ科球果に含まれる生物活性成分. 木材保存38(5), pp198-209. doi:10.5990/jwpa.38.198
ヒノキ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 10:07 UTC 版)
「ヒノキ科#分類」も参照 レイランドヒノキ属 Cupressocyparis - ゴールドライダー、シルバーダストが代表的。育てやすい品種が多く、高木となる。 イトスギ属 Cupressus - ゴールドクレスト、ブルーアイスが量販店でよく見られるが、成長が早く、数年で大木になる。香りが強いものが多い。イトスギ属は根が浅く、強風時に倒れやすい。ゴールドクレストはもっとも多く流通しているコニファーのひとつであるが、日本では枯死しやすい。 ヒノキ属(英語版) Chamaecyparis - クリプシー、サワラ、フィリフェラオーレアなど。ただし、ローソンヒノキの仲間は日本の風土に合わず、多くは枯れてしまうため、注意が必要である。 ビャクシン属 Juniperus - セイブロックゴールド、バー・ハーバー、グレイオウルなど匍匐性のものも多い。ブルーヘブン、ブルーエンジェル、スカイロケットなどのコロラドビャクシンの変種もこの仲間。乾燥に強く、強健。 クロベ属(英語版) Thuja - エメラルドグリーン、ヨーロッパゴールド、ピラミダリスなどニオイヒバの仲間は高温多湿に強く、日本の気候に適している。ゼブリナなどのベイスギは、ニオイヒバよりも強い香りを楽しめるのが特徴である。 アケボノスギ属 Metasequoia - メタセコイアは、日本でも巨木に成長することで有名である。 アスナロ属 Thujopsis - アスナロ、オーレア、ヒメアスナロなど日本原産の常緑高木。 モントレーサイプレス(英語版)の園芸品種 Goldcrest アリゾナイトスギの園芸品種 Blue Ice アメリカハイビャクシン(英語版)の園芸品種Wiltonii ハイビャクシン ハイネズの園芸品種 Blue Pacific ニイタカビャクシンの園芸品種 Blue Star コロラドビャクシンの園芸品種 Blue Heaven
※この「ヒノキ科」の解説は、「コニファー」の解説の一部です。
「ヒノキ科」を含む「コニファー」の記事については、「コニファー」の概要を参照ください。
「ヒノキ科」の例文・使い方・用例・文例
- ヒノキ科のページへのリンク