サワラとは? わかりやすく解説

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さわら〔さはら〕【佐原】


さわら〔さはら〕【早良】

読み方:さわら

福岡市南西部区名昭和57年1982西区より分区背振山地から博多湾岸までを占める。住宅地


さわら〔さはら〕【×椹】

読み方:さわら

ヒノキ科常緑大高木。山林中に自生し、高さ3040メートル樹皮灰褐色で、縦に裂けてはげる。はうろこ状でヒノキに似るが、先がとがる。4月ごろ、紫褐色楕円形の雄花と、黄褐色球形雌花をつける。庭木にし、植林もされる。材は耐水性強く建具用いる。さわらぎ。


さわら〔さはら〕【×鰆】

読み方:さわら

サバ科海水魚全長約1メートル。体は細長い紡錘形で、背面は淡灰青色、腹面銀白色沿岸広く分布。冬から春にかけて特に美味。《 春》「一匹の—を以てもてなさん/虚子

鰆の画像

花柏

読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物


馬鮫魚

読み方:サワラ(sawara)

サバ科海水魚


サワラ

別名:サワラ
【英】:Chamaecyparis pisifera
(ヒノキ科)


本州北部から九州北部わたって分布してます。しかし、目立つのは木曽飛騨などの中部山岳地帯です。造林されることもあります多くはありません。一方日常生活の中では、よく生垣用に植えられていて(ヒバと呼ぶことが多い。)、かなり普通に目にするものです。また、庭木としてもいろいろな品種があり、われわれの目を楽しませてくれます。サワラの木材は、現在では都会に住む人々には縁が遠くなりましたが、かつて、一般に用いられ家庭風呂桶多く使われ手桶あるいは飯びつなどを含め日常の生活に欠くことの出来ないものでした。最近になって木材見直気運がおこり、その一つあらわれとして少しずつではありますが、サワラの製品デパートなどで目立つようになり、ときには製造実演見られることもあり、刃物容易にきれいに割れるのが見られるでしょう

木材
心材くすんだ黄褐色ないし紅色をおびた黄褐色です。ヒノキ近縁ですが、その芳香はかなり違ってます。年輪はややわかる程度で、肌目は精です。 気乾比重は0.28~0.34(平均値)~0.40 で軽軟な木材です。かつて風呂桶使われましたが、どちらかといえば普及品でした。ヒノキ風呂桶は高級品で今でもいろいろな機会話題されますが、サワラのそれはあまりないようです保存性中庸ですが、湿によく耐え、加工は容易です。とくに割り易いのがなどによく使われ理由でしょう

用途
建築器具包装などがあります。この木材の特徴的な用途は何といって台所用品浴室用品などでしょう


サワラ

学名Scomberomorus niphonius 英名:Japanese Spanish mackerel
地方名サゴチサゴシ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目サバ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
スマートな体形背びれと尻びれの後方に8〜9本の離れびれがある。口先尖り、歯は大きくて鋭い。体色灰青色で体側多く青褐色の班点が縦に並ぶ。普段沖合いの深いところに生活している。産卵期の4〜5月頃に内湾に入るのでこの時期多く漁獲される。成長にするにつれ名前が変わる出世魚で、関西地方では50cmぐらいまでをサゴシ、70cmぐらいまでをヤナギ、70cm以上をサワラと呼ぶ。関東地方では50cmぐらいまでをサゴチと呼ぶ。

分布:南日本東シナ海 大きさ:1m
漁法:定置網刺し網 食べ方:刺身焼き物ムニエル

佐波良

読み方:サワラ(sawara)

サバ科海水魚

学名 Scomberomorus niphonius


覇羅魚

読み方:サワラ(sawara)

サバ科海水魚

学名 Scomberomorus niphonius


馬加魚

読み方:サワラ(sawara)

サバ科海水魚

学名 Scomberomorus niphonius


馬鮫魚

読み方:サワラ(sawara)

サバ科海水魚

学名 Scomberomorus niphonius


読み方:サワラ(sawara)

サバ科海水魚

学名 Scomberomorus niphonius


佐和羅

読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物

学名 Chamaecyparis pisifera


佐和良

読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物

学名 Chamaecyparis pisifera


弱椿

読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物

学名 Chamaecyparis pisifera


弱檜

読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物

学名 Chamaecyparis pisifera


読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物

学名 Chamaecyparis pisifera


花柏

読み方:サワラ(sawara)

ヒノキ科常緑針葉高木園芸植物

学名 Chamaecyparis pisifera


サワラ

名前 Sawalha

馬鮫魚

読み方:サワラ(sawara)

マグロ科に近いサワラ科の

季節

分類 動物


読み方:サワラ(sawara)

マグロ科に近いサワラ科の

季節

分類 動物


佐原

読み方:サワラ(sawara)

所在 千葉県香取市


佐原

読み方:サワラ(sawara)

所在 岐阜県本巣市


佐原

読み方:サワラ(sawara)

所在 三重県多気郡大台町


早良

読み方:サワラ(sawara)

所在 福岡県福岡市早良区


砂原

読み方:サワラ(sawara)

所在 北海道茅部郡森町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

佐原

読み方:サワラ(sawara)

所在 千葉県(JR成田線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

サワラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 05:52 UTC 版)

サワラ
サワラ Scomberomorus niphonius
分類
: 動物Animalia
: 脊索動物Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: サバ目 Scombriformes
亜目 : サバ亜目 Scombroidei
: サバ科 Scombridae
亜科 : サバ亜科 Scombrinae
: サワラ族 Scomberomorini
: サワラ属 Scomberomorus
: サワラ S. niphonius
学名
Scomberomorus niphonius
Cuvier,1832
英名
Japanese Spanish mackerel
Japanese seerfish

サワラ(鰆、馬鮫魚)、学名 Scomberomorus niphonius は、サバ目・サバ科に属する海水魚の一種。細長い体の大型肉食魚で、食用に漁獲される。

成長するに従ってサゴシ(青箭魚)(サゴチとも・40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ(60cm以上)と呼び名が変わる出世魚でもある。体長が細長く「狭い腹」から「狭腹(サワラ)」と呼ばれるようになったとする説がある[誰によって?]。他の地方名にはサーラ(各地)、ヤナギ(若魚:近畿四国)などがある。なお、石川県では「サワラ」はカジキ地方名でもあり、同県で「サワラ」と称する場合両種を指し得る。

特徴

最大では全長115cm・体重12kgの記録がある。また、メスの方がオスよりも大型になる。近縁種も含めサバ科の仲間でも特に前後に細長い体型で、左右に平たい。地方名のサゴシは「狭腰」、サワラは「狭腹」の意である。

口は大きく、顎には鋭い歯がある。側線は波打ち、枝分かれが多い。第二背鰭尻鰭尾鰭の間には小離鰭が並ぶ。また、体内には浮力を調整する(うきぶくろ)がなく、鰓耙もごく少ない。体色は背側が青灰色、腹側が銀白色で、体側には黒っぽい斑点列が縦方向に7列前後並ぶ。

生態

新潟県で獲られたサワラ

北海道南部・沿海地方から東シナ海まで、東アジアの亜熱帯域・温帯域に分布する。これらは日本海南部・黄海・東シナ海に分布する系群と、瀬戸内海から西日本太平沿岸に分布する系群の二つに分けられる。前者は黄海、後者は瀬戸内海を産卵場としている。

春から秋にかけては沿岸の表層を群れで遊泳するが、冬は深場に移る。食性は肉食性で、おもにカタクチイワシイカナゴ等の小魚を捕食する。

産卵期は春から初夏で、何回かに分けて産卵を行う。仔魚は当初から鋭い歯をもち、自分と同じくらいの大きさの他魚を貪欲に捕食する。生後1年で46cmほどに成長し、以後は2歳68cm、3歳78cm、4歳84cmほどとなる。成長は温暖な時期に顕著で、冬は成長しない。寿命はオス6年、メス8年ほどである。

利用

サワラの西京焼き
刺身の盛り合わせ。右から2番目の奥(上)がサゴシ(サワラ)

身の見た目はさほど赤くなく白身魚として取り扱われる事も多いが、成分から見ると赤身魚である。日本では一般に焼き魚西京味噌を使った「西京焼き」、唐揚げ竜田揚げ)などで食べられる。身が軟らかく崩れやすいので煮物には向かないと言われることもある。岡山県周辺では鮮度の良いものを刺身で食べる。香川県などではサワラの卵巣を使ってカラスミをつくる。まだ脂分が少ない年齢のサゴシは、出汁をとるための煮干しとして近年商品化されている[1][2]

刺し網定置網、引き縄などの沿岸漁業で漁獲される。春がの魚とイメージされているが、本当に味が良いのは秋・冬である。特に冬は脂が乗り、「寒鰆」と呼ばれて珍重されるが、この季節には活動が鈍るため漁獲量も減る。サワラの漢字は魚偏にで「鰆」と書くが、これは春に産卵のために沿岸へ寄るため人目に付きやすいことから、「春を告げる魚」というのが字源となった。

20世紀後半には漁獲量の減少が顕著だったが、漁業規制と種苗放流、更に日本近海の水温上昇(レジームシフト)、それに伴うカタクチイワシの増加が重なり、漁獲量は低位ながら回復傾向にある。なお種苗生産においては稚魚の共食いが激しく、資源維持に向けての課題となっている。

日本近海で水揚げされたものは高価で、韓国などから輸入した加工済みの製品も多く流通する。安いサワラの切り身は「オキサワラ」などと呼ばれるが、カマスサワラなどの近縁種である。

中国では「鮁魚(ba yu)」、「藍点馬鮫(landian majiao)」などといい、蒸し魚、煮魚などにする他、青島などでは餃子の具にもする。台湾では蒸し魚などの他、切り身を天麩羅にしたり、その天麩羅をとろみスープに入れたりする。

近縁種

サワラ属 Scomberomorus は全世界で約18種が含まれ、日本近海ではサワラの他に4種が見られる。なお、カマスサワラ Acanthocybium solandri はサワラ類とよく似ていて、和名にも「サワラ」とあるが属が異なる。

ヨコシマサワラ(横縞鰆) Narrow-barred Spanish mackerel S. commerson (Lacepède,1800)
全長2mを超える大型種。体型はサワラに似ているが、和名通り体側に黒っぽい横しま模様が多数走る。日本近海を含むインド太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布し、沿岸の表層を大群で遊泳する。日本ではサワラに次いで漁獲量が多い。地方名にヨコスジサワラ、クロザワラ(富山)、イノーサワラ(沖縄)などがある。
ヒラサワラ(平鰆) S. koreanus (Kishinouye,1915)
全長1.5m。体側の模様はサワラによく似るが、和名通りサワラより平たい体型で体高が高い。インド太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布する。
ウシサワラ(牛鰆) S. sinensis (Lacepède,1800)
全長2mに達する大型種。胸鰭の先端が円いことで他種と区別できる。他にもサワラより口が前に突き出ていること、額がわずかにくぼむことなども区別点となる。秋田県千葉県から南シナ海まで分布する。地方名はホテイサワラ(秋田)、クサモチ、ハサワラ(神奈川)、オキザワラ(九州)などがある。
タイワンサワラ(台湾鰆) S. guttatus (Bloch et Schneider,1801)
全長70cmほどで、日本産サワラ類では小型種。インド太平洋の熱帯域に分布するが、若狭湾での記録もある。

海外産

オーストラリアン・スポッティド・マカレル(Australian spotted mackerel) S. munroi Collette et Russo,1980
オーストラリア近海の固有種。オーストラリアサワラとも呼ばれる。
オオサワラ[3](King mackerel) S.cavalla (Cuvier,1829)
体長1.8mに達し、キング・マカレルとも呼ばれる。大西洋西岸の熱帯・亜熱帯域に分布する。なお、アメリカのFDAは、有機水銀が蓄積されている可能性が高いとして2003年に妊婦や授乳中の女性および子供はキング・マカレルを摂取しないよう勧告を行っている[4])。
スパニッシュ・マカレル(Spanish mackerel) S. maculatus (Mitchill,1815)
メキシコ湾から北アメリカ大西洋岸の熱帯・温帯域に分布する。

参考文献

脚注

  1. ^ 日本初のだし商品化!京都府産“さわら煮干し”使用「京都仕込み 京さわらの旨味だし」発売~生産、一次加工、製造のすべてを京都府内企業の連携により商品化~京都府農林水産部流通・ブランド戦略課(2016年9月20日)2018年4月19日閲覧
  2. ^ 鰆(サゴシ)コツ出汁入り濃厚カニ味噌汁の開発/鳥取県産業技術センター『日刊工業新聞』2017年8月30日(素材・ヘルスケア・環境)
  3. ^ オオサワラ(新称)(King mackerel),“oo-sawara” Scomberomorus cavallaCuvier, 1829”. 水産研究・教育機構 開発調査センター. 2024年3月14日閲覧。
  4. ^ What You Need to Know About Mercury in Fish and Shellfish,2004 EPA and FDA Advice For: Women Who Might Become Pregnant, Women Who are Pregnant, Nursing Mothers, Young Children.

関連項目


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