サワランとは? わかりやすく解説

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さわ‐らん〔さは‐〕【沢×蘭】

読み方:さわらん

ラン科多年草中部以北山中湿地自生。高さ約20センチ1枚と1本の花茎とを出し、夏、紅紫色の花を横向きに開く。あさひらん。


沢蘭

読み方:サワラン(sawaran)

ラン科多年草高山植物

学名 Eleorchis japonica


沢蘭

読み方:サワラン(sawaran)

スズラン別称
ユリ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Convallaria majalis var.keiskei


サワラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 17:10 UTC 版)

サワラン
2009年7月 福島県会津地方
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
: サワラン属 Eleorchis
: サワラン Eleorchis japonica
学名
Eleorchis japonica (A.Gray) F.Maek.
和名
サワラン

サワラン(沢蘭、学名:Eleorchis japonica )は、ラン科サワラン属の多年草。別名、アサヒラン(朝日蘭)。

特徴

偽球茎は球状で緑色。花茎は直立し、高さは20-30cmになる。は線状披針形で直立し、長さ6-15cm、幅4-8mmの1葉が茎につく。葉の基部が鞘状になって茎を抱く。

花期は7月で、紅紫色のを茎の先に1個横向きにつける。萼片と側花弁は倒披針形で長さ2-2.5cm、唇弁は倒卵状楕円形で先端が浅く3裂する。花はあまり開かない。

分布と生育環境

日本の特産属の種で、本州中部以北、北海道、南千島に分布し、高地の湿原ミズゴケの中に自生する。

ギャラリー

2008年7月
福島県会津地方

下位分類

  • シロバナサワラン Eleorchis japonica (A.Gray) F.Maek. f. albiflora T.Itô –白花品種
  • キリガミネアサヒラン Eleorchis japonica (A.Gray) F.Maek. var. conformis (F.Maek.) F.Maek. ex H.Hara et M.Mizush. –花が上向きに咲き、唇弁が全縁。霧ヶ峰尾瀬立山に分布。絶滅危惧IB類(EN)。シノニム Eleorchis conformis F.Maek.

類似の種

参考文献

関連項目




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