桶とは? わかりやすく解説

お‐け〔を‐〕【×桶/×笥】

読み方:おけ

2原義

(桶)細長い板を縦に円形並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。「手—」「洗い—」

麻笥紡いだ麻糸入れ容器(ひのき)の薄板曲げて作る

娘子(をとめ)らが—に垂れたる続麻(うみを)なす長門の浦に」〈万・三四三

桶/麻笥の画像

とう【×桶】

読み方:とう

人名用漢字] [音]トウ(漢) [訓]おけ

[一]トウ〉おけ。「鉄桶湯桶(ゆとう)」

[二]〈おけ〉「棺桶手桶

難読担桶(たご)・面桶(めんつう)


読み方:おけ

  1. 湯屋脱衣格納函。〔第五類 一般建物
  2. 湯屋の脱函を云ふ。
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名字 読み方
おけ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

読み方
あきら
おけ
おけざき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 03:04 UTC 版)

(おけ)は、短冊形の木材を組み合わせた円筒形木製容器[1]。この結桶(ゆいおけ)と呼ばれる形態のほか、刳桶(くりおけ)や曲桶(まげおけ)という形態もある[1]。家庭でや湯を汲んだり溜めたりするための小型から、醸造業に使われる大型まで様々なサイズ・用途がある。プラスチック製の同様の形態のものも「桶」と呼ばれることがある。


  1. ^ a b c 鈴木康之. “中世考古学から見る中世都市博多”. 福岡市埋蔵文化財センター. 2024年1月27日閲覧。
  2. ^ 石村 眞一「桶・樽の出現と製作技術に関する進化」『技術と文明』第20巻第1号、日本産業技術史学会、2016年、41-58頁。 
  3. ^ a b c d e 手仕事の時代 桶屋のしごと”. 栗東歴史民俗博物館. 2024年1月27日閲覧。
  4. ^ 神野 善治「民具の名称について―共通名と基本形態―」『国際常民文化研究叢書』第6巻、神奈川大学 国際常民文化研究機構、2014年3月1日、19-33頁。 
  5. ^ 「灘」と「樽」. 2019. Magazine KENZUI”. 甲南大学. 2024年1月27日閲覧。
  6. ^ 木桶にこだわり造る「天使の分け前」も一興/古くて新しい伝統 絶やさない『日本経済新聞』朝刊2018年2月11日(NIKKEI The STYLE)
  7. ^ コトバンク 天水桶(日本大百科全書ニッポニカ)”. 2016年12月26日閲覧。
  8. ^ 桝一市村酒造場(2018年2月21日閲覧)
  9. ^ 創業から続く「木桶蒸留」の話|伝兵衛蔵だより|伝兵衛蔵|濵田酒造現代の名工 晴れの栄誉! |報道発表資料|厚生労働省_別添 平成23年度 卓越した技能者表彰_p.27_第13部門_おけ・たる製造工_津留辰矢_2011年11月14日(現代の名工)


「桶」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 01:24 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. おけなどをためるのに用いるため、木板組み合わせて作られ容器

熟語


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「桶」の例文・使い方・用例・文例

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