こめ【米】
読み方:こめ
稲の種子からもみ殻を取り去ったもの。もみ殻を取り除いただけのものを玄米といい、さらに薄い表皮をとって精白したものを白米または精米という。粳(うるち)と糯(もち)がある。また、品種により粒の形状で短粒種・中粒種・長粒種に分けられる。日本人の主食。酒・菓子などの原料としても広く用いられる。
[下接語] (ごめ)赤米・煎(い)り米・粳(うる)米・生(き)米・黒米・粉(こ)米・今年(ことし)米・白米・搗(つ)き米・生米・碾(ひ)き米・陳(ひね)米・蓑(みの)米・糯(もち)米・籾(もみ)米・焼き米・闇(やみ)米・早稲(わさ)米・割り米
べい【米】
読み方:べい
〈ベイ〉
3 アメリカ。「米軍・米国/欧米・親米・渡米・南米・日米・反米」
〈マイ〉こめ。「外米・玄米・産米・新米・精米・洗米・白米・飯米・禄米(ろくまい)」
まい【米】
読み方:まい
⇒べい
メートル【(フランス)mètre】【米】
読み方:めーとる
1 国際単位系(SI)の基本単位の一で、長さの単位。1メートルの定義は、初め地球の子午線の4000万分の1とされ、国際メートル原器が作られたが、1960年にはクリプトン86の原子が真空中で発する色の波長の165万763.73倍とされ、1983年からは光が真空中を2億9979万2458分の1秒間に進む長さとされる。記号m メーター。
2 「メーター2」に同じ。
め‐め【▽米】
よね【▽米】
イネ
米
米
米
米(こめ)
米
米
米
姓 | 読み方 |
---|---|
米 | こめ |
米 | こめさき |
米 | まい |
米 | めい |
米 | よね |
米 | よねはま |
米
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 18:22 UTC 版)
米(こめ)は、稲の果実である籾から外皮を取り去った粒状の穀物である。穀物の一種として米穀(べいこく)とも呼ぶ。食用とする場合、系統や品種の性質によっては調理法が異なるため注意が必要(イネの系統と米、および、種類を参照)。
注釈
出典
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米 (Arroz)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 14:12 UTC 版)
「コスタリカ料理」の記事における「米 (Arroz)」の解説
スペイン料理の影響と思われるが[独自研究?]、米も日常的によく使われる。長粒種(インディカ米)なので粘り気がなく、炊いてもパサパサしている。副食として用いるほか、米を乳で煮込んだデザート「アロス・コン・レチェ」の材料にもなる。
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米(こめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 14:01 UTC 版)
江戸時代の食料はとにかく米。おかずが乏しい分、とにかく米をたらふく食った。
※この「米(こめ)」の解説は、「もののて」の解説の一部です。
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米(マイ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 17:31 UTC 版)
ラベンダーハウスに住んでいる少女。七虹香と同様に両親を亡くす。実は風太が好き。小説版に登場。
※この「米(マイ)」の解説は、「キッチンのお姫さま」の解説の一部です。
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米(米糠)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 10:23 UTC 版)
ビタミン類が豊富で優れた抗酸化作用を持つ。サラッとしている。こめ油の項参照。
※この「米(米糠)」の解説は、「サラダ油」の解説の一部です。
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米
米
「米」の例文・使い方・用例・文例
- 日米間の貿易協定
- 米国空軍
- 米国と同盟を結ぶ
- 米国大西洋岸諸州
- 日本は電子ビジネスにおいて米国に遅れている
- 日本の対米貿易収支は黒字だ
- 米国は東は大西洋に接している
- 米国では州ごとに違う賭博に関する法律がある
- 金沢へ行くには米原で列車を乗り換えなくてはいけない
- 米国連邦議会
- 米国国会議員
- 米海兵隊
- 米国のCongressは英国のParliamentに相当する
- 米国の友人とはまだ文通を続けていますか
- 小麦,米,ジャガイモ,トウモロコシが世界の4つの最重要農作物だ
- 米の作柄はよくないだろう
- ビタミン強化米
- 米国大統領は拒否権を行使した
- 日照りで今年は米が不作だった
- 米作農家
「米」に関係したコラム
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CFDで取り扱う債券は、日本やアメリカ合衆国などの国債先物が銘柄として用意されています。国債先物は、主に機関投資家などが取引を行っているものです。なお、先物は期限の決められた商品のため、期日までに決済...
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ヒストリカルボラティリティ(HV)とは、ある銘柄の価格変動率のことです。ヒストリカルボラティリティの大きい銘柄は価格の変動が大きいハイリスクハイリターンの銘柄になります。一方、ヒストリカルボラティリテ...
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