滑稽列伝とは? わかりやすく解説

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滑稽列伝

作者司馬遷

収載図書世界は笑う
出版社筑摩書房
刊行年月1995.9
シリーズ名新・ちくま文学


滑稽列伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 15:14 UTC 版)

滑稽列伝(こっけいれつでん)は、『史記』の列伝の一つで、為政者を巧みな弁舌で諌めた3人、威王代の淳于髠(じゅんうこん)、荘王代の優孟中国語版(ゆうもう)、始皇帝代の優旃(ゆうせん)の伝記を含む。

太史公は、「世俗に流されず、威勢や利得を争わず、上にも下にも拘泥することなく、それで人も害を受けない。よって、その道が広く行き渡った。そのゆえに『滑稽列伝第六十六』を作った」と述べている。

現行本の『史記』には、褚小孫中国語版による付記として、武帝代の郭舎人中国語版東方朔、再び淳于髠、漢の武帝代の王先生、文侯代の西門豹の伝が続いている。

宮崎市定は、優孟や優旃のエピソードは実話でなく、彼らの漫才的な演劇脚本だった(君主役を俳優が演じ、それを君主本人に見せて諷諫した)と推測している[1]

関連項目

現代語訳

参考文献

脚注

  1. ^ 宮崎 2011, p. 307;343.


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