滑稽
読み方:こっけい
「滑稽」とは、おもしろいこと・おどけたこと・ばかばかしいさまのことを意味する表現である。
ユーモラス:おかしみがある、ユーモアがある
・部長がユーモラスなので、緊張した会議でも場が和み助かっている。
可笑しい:奇妙な言動や行動がおもしろい、不釣り合いでばかばかしい
・この連載漫画が可笑しいので、早く続きが読みたくて来月が待ちきれない。
ひょうきん:おどけた、ユーモアがある
・担任の先生がひょうきんなので、授業がいつも楽しい。
「滑稽な姿とは」とは、珍妙な風貌、コミカルな姿という意味の言い回しである。
・晴れの舞台での彼の滑稽な姿を見て、私は思わず失笑した。
「滑稽に見える」とは、ばかばかしく見えるという意味の言い回しである。
・大金を手に入れて王様のように振舞っている彼は滑稽に見える。
「滑稽な」とは、言動がおどけていること、面白いことという意味の言い回しである。
・彼は滑稽な人だ。
「滑稽新聞」とは、明治時代に刊行された政治家や権力者を風刺した内容の新聞である。庶民の人気は高かったが、関係者が投獄されたり罰金刑を課されたりしたため、7年ほどで廃刊となった。また、twitterにおいても政治批判などを行う「滑稽新聞」というアカウントがあり物議を醸している。
「滑稽本」とは、江戸時代後期に出版された小説である。江戸時代の人々の日常生活における滑稽話が、会話形式で描写されている。十返舎一九の東海道中膝栗毛も、「滑稽本」の一種である。
「滑稽な夢」とは、米津玄師がハチ時代に制作した楽曲である。正式なタイトルは「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」で、唄は初音ミクである。
・彼がこんなに滑稽な人だとは、同じクラスになるまでわからなかった。
・映画は終盤に近付くにつれて、滑稽なストーリー展開になっていった。
・His latest book is a humorous look at marriage life.(彼の最新の本は結婚生活をユーモラスに描いている)
・He told a lot of humorous stories about his years as a teacher.(彼は教師時代の滑稽なエピソードをたくさん話した)
・The story is very humorous.(その話はとても滑稽だ)
「滑稽」とは、おもしろいこと・おどけたこと・ばかばかしいさまのことを意味する表現である。
「滑稽」とは・「滑稽」の詳しい解説
「滑稽」は、「おもしろいこと」や「おかしいこと」という意味で用いられる表現であるが、「ユーモアがあっておもしろい」という良い意味と、「みっともなくておかしい」という悪い意味の両方がある。そのため、使うシーンによっては失礼にあたることもあるので注意が必要だ。口が達者で上手く言いくるめることを「滑稽」と表現することもあり、これは頭が切れるという肯定的な意味となる。「滑稽」の発音・読み方
「滑稽」の読み方は「こっけい」である。「滑(こつ・かつ・すべ-る・なめ-らか)」と「稽(けい・とど-める・とどこお-る・かんが-える)」から構成されているため、漢字の読み仮名通りに読むと「こっけい」となる。「滑稽」の語源・由来
「滑稽」は、中国の歴史書の「史記」に由来すると言われている。「史記」において、話が上手いことを「滑稽」と表現していたため、話がおもしろいことを「滑稽」と表現するようになったという。日本において「滑稽」という表現は、飛鳥時代~奈良時代の間に用いられるようになったという説がある。「滑稽」の類語
「滑稽」の類語は、「ユーモラス」、「可笑しい」、「ひょうきん」である。ユーモラス:おかしみがある、ユーモアがある
・部長がユーモラスなので、緊張した会議でも場が和み助かっている。
可笑しい:奇妙な言動や行動がおもしろい、不釣り合いでばかばかしい
・この連載漫画が可笑しいので、早く続きが読みたくて来月が待ちきれない。
ひょうきん:おどけた、ユーモアがある
・担任の先生がひょうきんなので、授業がいつも楽しい。
「滑稽」を含む熟語・言い回し
「滑稽な姿とは」とは
「滑稽な姿とは」とは、珍妙な風貌、コミカルな姿という意味の言い回しである。
・晴れの舞台での彼の滑稽な姿を見て、私は思わず失笑した。
「滑稽に見える」とは
「滑稽に見える」とは、ばかばかしく見えるという意味の言い回しである。
・大金を手に入れて王様のように振舞っている彼は滑稽に見える。
「滑稽な」とは
「滑稽な」とは、言動がおどけていること、面白いことという意味の言い回しである。
・彼は滑稽な人だ。
「滑稽」を含む様々な用語の解説
「滑稽新聞」とは
「滑稽新聞」とは、明治時代に刊行された政治家や権力者を風刺した内容の新聞である。庶民の人気は高かったが、関係者が投獄されたり罰金刑を課されたりしたため、7年ほどで廃刊となった。また、twitterにおいても政治批判などを行う「滑稽新聞」というアカウントがあり物議を醸している。
「滑稽本」とは
「滑稽本」とは、江戸時代後期に出版された小説である。江戸時代の人々の日常生活における滑稽話が、会話形式で描写されている。十返舎一九の東海道中膝栗毛も、「滑稽本」の一種である。
「滑稽な夢」とは
「滑稽な夢」とは、米津玄師がハチ時代に制作した楽曲である。正式なタイトルは「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」で、唄は初音ミクである。
「滑稽」の使い方・例文
・人のアイデアを我がもの顔で語る彼は滑稽である。・彼がこんなに滑稽な人だとは、同じクラスになるまでわからなかった。
・映画は終盤に近付くにつれて、滑稽なストーリー展開になっていった。
「滑稽」の誤った使い方
「滑稽」の誤った使い方としては、「珍妙にして滑稽である」という表現があげられる。まれに耳にする表現であるが、「滑稽」と「珍妙」は同義語であるため、1つの文脈の中で使うと二重表現になってしまう。特にフォーマルな場で使用すると言葉を知らないと思われる可能性があるため、注意が必要である。「滑稽」の英訳
「滑稽」の英訳は「humorous」である。・His latest book is a humorous look at marriage life.(彼の最新の本は結婚生活をユーモラスに描いている)
・He told a lot of humorous stories about his years as a teacher.(彼は教師時代の滑稽なエピソードをたくさん話した)
・The story is very humorous.(その話はとても滑稽だ)
こっ‐けい【滑稽】
滑稽
滑稽
「滑稽」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はその滑稽なしぐさで注目の的になった
- 私の英語は滑稽ですか?
- そんな彼の姿は滑稽です。
- そんな彼の姿は見ていて滑稽です。
- 私は彼の様子を見ていると滑稽に感じます。
- 彼の姿は見ていて滑稽です。
- 彼女は彼の様子を滑稽に感じています。
- 彼女は彼を滑稽に感じています。
- 私たちは彼の滑稽な振る舞いに笑わずにはいられなかった。
- 彼の気取った話し方がとても滑稽におもえた。
- 彼がとても滑稽な話をしたので、私たちはみんな笑った。
- 滑稽な話をしている真最中に彼に電話がかかってきたので話を中止した。
- どんなに優雅で堂々とした既存のビルも、今や、その怪物のわきでは、ちょっと滑稽にさえ見えるほど痛ましいまでに小さくなってしまうだろう。
- そのパーティーで彼の振る舞いはあまりに滑稽だったので、私は笑わずにはいられなかった。
- 崇高(なもの)から滑稽(こつけい)(なもの)へ.
- 人を滑稽に見せるようなへま
- 深刻で滑稽な大失敗
- 滑稽な様子で
- 滑稽にばかげたへまをする人
- 滑稽に下品な
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