余りとは?

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あまり【余り】

【一】[名]

使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り余剰。「余りの布切れ」「シチューの余りを冷凍する」

割り算割り切れず残った数。

感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞的に用いる)程度はなはだしく引き起こされた結果として。「うれしさ余りに涙が出る」「案件成立を急ぐ余り委員会混乱した」

【二】形動[文]ナリ

程度はなはだしいさま。予想を超えているさま。「値段余りに高い」「余りな剣幕恐れをなす

話にならないほど度が過ぎてひどいさま。あんまり。「余りな仕打ちに怒る」

【三】[副]

度を越しているさま。過度に。あんまり。「余り勉強するとからだを壊すよ」

(あとに打消しの語を伴って)特に取り立てていうほどでないさま。それほど。あんまり。「余り出来よくない

【四】接尾

数量を表す語に付いて、それよりも少し多い意を表す。以上。「百名余りの従業員

(「余り」のあとにもさらに数詞がきて)その数にあとの数だけ余分に加わっているという意を表す。

二十日(はつか)—八日よもすがらやまず」〈土佐


あんまり【余り】

《「あまり」の撥音添加

【一】形動「あまり【二】」に同じ。「余りな言葉腹を立てる」「このまま帰れとは余りだ

【二】[副]

「あまり【三】1」に同じ。「余りうれしくて涙が出た」

「あまり【三】2」に同じ。「余りいい話ではないが」


まり【余り】

接尾「あまり【四】2」に同じ。

七つぎの御代にまわへる百箇(ももち)—十の翁の舞奉る」〈続後紀〉


あまり【余】

1 〔名〕 (動詞「あまる(余)」の連用形名詞化

① 必要な分を満たした残り残余余分超過分。

古事記(712)下・歌謡「枯野(からの)を 塩に焼き 其(し)が阿麻里(アマリ) 琴に作り

徒然草1331頃)一二三「なすべき事おほし。そのあまりの暇、幾(いくばく)ならず」

② (上に行動気持などを表わす連体修飾句が付いて) 行動気持などが普通の程度超えること。過度になった結果

古今(905‐914)仮名序もろもろの事をすて給はぬあまりにいにしへの事をも忘れじ、ふりにし事をもおこし給ふとて」

土左(935頃)承平五年二月五日よろこびあまりに、あるわらはのよめる歌」

割り算で、割り切れないで出た残り割り切れるときは、「0」を余りとする。

④ ある限度達するまでのゆとり、余地。使わない、または達しないで残っている部分

(5) 酢をいう忌み詞発酵過程でいったん甘くなることからいうともする。

七十一番職人歌合1500頃か)七一番「さもこそは名におふ秋の夜半ならめあまり澄たる月の影哉〈略〉あまりといひて、すとは聞えたるを、かさねてすとよめるやいかが」

2形動〕 必要、期待上であるさま。程度はなはだしいさま。あんまり。

万葉(8C後)一八・四〇八〇「常人の恋ふといふよりは安麻里(アマリ)にてわれは死ぬべくなりにたらずや」

平家13C前)九「余りのいぶせさに、目をふさいでぞおとしける」

たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉一三「余(アマ)りな人とこみ上るほど思ひに迫れど」

3 〔副〕

物事程度が、必要、期待以上に及ぶさまにいう。度を過ぎて。非常に。あんまり。

(10C終)二七「あまり心よしと人にしられぬる人」

源氏100114頃)桐壺「あまりうちしきる折々は」

② (下に打消の語を伴ってそれほど(…ではない)。たいして。あんまり。

(10C終)三一「いとあまりむつまじうもあらぬまらうど」

吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一「強い許りでちっとも教育がないからあまり誰も交際しない」

4接尾

数量表わすことばに付いて、それよりもいくらか多い意を表わす

書紀720神代下(水戸本訓)「背の長さ七尺(ひろ)余(アマリ)」

源氏100114頃)帚木「ななとせあまりがほどに」

② 一〇以上の数を表わす場合に、数詞数詞の間に入れて用いる。

仏足石歌753頃)「みそち阿麻利(アマリ)ふたつのかたち」


あんまり【余】

1形動〕 =あまり(余)(二)

浄瑠璃曾根崎心中(1703)「私がってんいたさぬを、らうぼをたらしたたきつけ、あんまりななされやう」

2 〔副〕

① =あまり(余)(三)

大乗院寺社雑事記文明一一年(1479)一一月朔紙背「あんまり御まきれ申候事、一大事事にて候

狂言記柿売(1660)「あんまりあまふて物がいはれませぬ」

② =あまり(余)(三)

西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「おめへだってあんまりものしりぶられもしねへぜ」


まり【余】

接尾〕 (「あまり(余)(四)」の変化したもの数量表わすことばについて、それよりいくらか多い意を表わすまた、一〇以上の数をかぞえる時、一〇の位あるいは一〇〇の位などの数と、一の位、一〇の位などその下のけたの数との間に入れて用いる。

続日本後紀承和一二年(845正月乙卯七つぎの御代にまわへる百箇(ももち)万利(マリ)十の翁(おきな)の舞たてまつる


余り

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除法

(余り から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 08:21 UTC 版)

除法(じょほう、: division)とは、乗法逆演算であり四則演算のひとつに数えられる二項演算の一種である。除算割り算とも呼ばれる。







余り

出典:『Wiktionary』 (2018/03/27 02:02 UTC 版)

漢字混じり表記

(あまり)

  1. あまり」を参照



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