八八
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 10:06 UTC 版)
八八(はちはち)とは、3~7人で遊ぶ花札の遊技のひとつである。
- ^ 任天堂では『交際の友』という名称でプレイしやすいように、花札以外の小道具類をセットにして販売していた。(生産終了)
- ^ ローカルルールによってカス札強制の場合と任意で本来の得点札扱いにできる場合があるが、後者のルールでも同時に両方の扱いにはできず、例として「柳に燕」と「カス札6枚」がある場合、「柳に燕を10点札扱いにして『十一』」か「柳に燕をカス札判定にして『空素』」のどちらかの手役しかできない(淡路・昭和58、P44・45・59)。
- ^ なお「赤」という名前だが、どの色の短冊でもこの役はできる。例外的に雨の短冊はローカルルールでカス札判定と短冊判定に分かれる場合がある(淡路・昭和58、P43)。
- ^ この役には雨札の5・10・20点を入れてもよい(淡路・昭和58、P46)
- ^ 他の月はどれでも3枚あればよいが、桐に限り20点札の鳳凰を入れて3枚の場合は立三本が成立しない(通常の三本にもならない)(淡路・昭和58、P42)。
- ^ 貫数は単独の場合で、もし赤短と青短が両方あれば両方合計の20貫になる(淡路・昭和58、P49)。
- ^ 雨の短冊はカス札判定でこの役に加われないという地方と、差し支えない地方がある(淡路・昭和58、P50)。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』では3貫説を採用しているので表ではこちらを採用(淡路・昭和58、P43)。
- ^ 例として淡路まもる編『花札の遊び方』では二三本と二立三本は「複合役」として紹介されているが、三本立三本の説明がなくP53で「桐のカス札3枚+雨札3枚+任意のカス札1枚」の手役を「空巣二三本」名義で紹介している。
- ^ 例えば「短一喰付(短冊札1枚で残りがカス+同じ月のペアが3組)」の場合、ペアの中に短冊札がある場合全部さらすが、単独1枚が短冊札ならカス札6枚だけさらし、短冊札だけは見せなくてよい(淡路・昭和58、P57)。
- ^ 例として、素無三本・素無はねけん(すべての手札が得点札だが、同時にある月の札が3枚揃っている必要がある。)などは、他の月では2枚以上カス札があるので三本の札が雨の5・10・20点以外では成立しない。だが雨札を強制的にカスとみなす場合はカス札が3枚もあることになるので役が成立しない(淡路・昭和58、P54・64)。
- ^ 赤短・青短もできた場合は点数を足し合わせる、7枚以上は1枚増えるごとに1貫増しとすることもある。
- ^ 1点で2貫説もあるが、淡路まもる編『花札の遊び方』では1貫説を採用しているのでこちらを採用(淡路・昭和58、P72)。
- ^ 該当は四光・赤短・青短の構成札のみで「柳に小野道風」と「藤・菖蒲・萩(+柳)の短冊」は役札扱いされずノーカウント。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P41-42。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P78。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P41-69。
- ^ 花札を初めてやる人の本、渡部小童、土屋書店2010
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P54。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P56。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P42-43
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P45。
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P51
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P70-73。点数ばらつきがあるのは原文ママ
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P79
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P89
- ^ 淡路まもる編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P80-81
- ^ 淡路まもる 編『花札の遊び方』文進堂、昭和56年8版、P81。 なお、同書は関西地方の役や配点も「地方によっては」の但し書きで載せてあるがこれのみ「誤り」としている。
- ^ 淡路まもる 編『花札の遊び方』、文進堂、昭和56年8版、P76-77。
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