遊び方(概要)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 01:35 UTC 版)
うんすん 3人から6人。1人に3枚ずつ3回、9枚宛の札を配り、残りは山札として裏向きに重ねておく。 親から順に左廻り、山札から1枚を引き、不要な札を1枚捨てることを繰り返す。 3枚以上の同数値のセット、もしくは3枚以上の同スート、続き数値の札のセットができると場にさらす。 手札が無くなった者が出た時点、もしくは同スートのウン、スン、ロバイを揃えた者が出た時点で、その者の勝とし、1回のゲームを終わりとする。 上がった者を0点とし、後は手札によってマイナス点とする。数札はその数値、絵札10点、ロバイ15点。 基本は以上であるが、「つけ札」「拾う」などの細則がある。 八人メリ 8人が2組に分かれ、敵味方が交互になるように円形に座る。 1人に3枚ずつ3回、9枚を配り、残る3枚は中央に裏向きにおく。その最初の札を開け、そのスートがその回の切り札となる。 最初の者が1枚を裏向きに出しこれを台札とする。順に札を1枚ずつ裏向きに出し、8枚が出揃った時点で比較し、台札と同じスートで最強の札を出した者が8枚(1コという。いわゆるトリックのこと)を取る。しかし切り札は台札より強く、この札の最強を出した者が8枚を取ることになる。 これを9回行い、(1コ)を多く取った組が勝となる。 切り札の強弱は、ウン、スン、ソウタ、ロバイ、キリ、ウマ、長物の数札は9から1の順に弱くなり、逆に丸物の数札は1から9の順に弱くなる。 基本は以上である。「ロボッタ」「打ち出し」「差し」「踏む」「追う」などという細則があるが、台札が切り札の時には「メリ」といって表向きに出し、他の7人は、ある場合は必ずその切り札を出さなければならない。ただし切り札がスン1枚のみの場合、隠し持っていることができる。これによって思わぬ逆転も起きることがある。 六人メリ 6人が2組に分かれ、敵味方が交互になるように円形に座る。 パオ以外の1スート(15枚)を除外して行うもので、ルールは八人メリと同じ。残り札は6枚になる。 天下取り 3人から8人で行い、ルールは八人メリと同じ。個人競技であり、個を多く取ったものが勝となる。 シク取り(個取り/ゴソゴソ) 8人で行い、ルールは八人メリと同じだが、個人競技であり、ヅキ(2回連続勝ちで1点)がなく、毎回の点を累計して最も、個を多く取ったものが勝となる。
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