そん【×樽】
たる【×樽】
樽(ウイスキー)
生まれたてのウイスキー(ニューポット)は無色透明で、香味はまだ未熟で粗削りですが、これを樽に詰めると、時がたつにつれて琥珀色に変わってきます。また、香りも深く複雑になり、味わいもまろやかに変わっていくのです。この現象を「熟成」と呼びます。樽は麦や水、酵母と並んでウイスキーの原料そのものといえるでしょう。 樽材としては、オークが液体を通しにくい材質、強度、耐久性を持ち樹脂も多すぎず最適とされています。また、樽に使用するオークの種類、樽の形、大きさ、内面処理方法(内側を焦がす等)、使用回数などにより、それぞれに異なった風味のウイスキーを育ててくれるのです。 樽は総称して「カスク(CASK)」と呼ばれています。各国により、また容量により、その呼び名は異なりますが、主なものは、バーレル、ホッグスヘッド、パンチョン、シェリーバットの4種です。 |
樽
姓 | 読み方 |
---|---|
樽 | しめぎ |
樽 | たる |
樽 | たるさき |
樽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 09:41 UTC 版)
樽(たる、ドイツ語: Fass、フランス語: tonneau、英語: barrel または cask)とは、円筒形の容器である。
|
- ^ a b “樽(容器)”, 日本大百科全書(ニッポニカ), 小学館
- ^ a b 鍛治雅信. “かわのはなし(6)”. 東京都立皮革技術センター. 2020年7月6日閲覧。
- ^ サントリー樽ものがたり
- ^ “たる‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【×樽人形】”, デジタル大辞泉, 小学館
- ^ “たるにんぎょう【樽人形】”, 大辞林 (3 ed.), 三省堂, (2006)
- ^ “たる‐にんぎょう[:ニンギャウ]【樽人形】”, 日本国語大辞典 (2 ed.), 小学館, (2000)
- ^ “菊正宗酒造:「鏡開き」減少でピンチ、酒だる文化を守れ 職人を育成−−神戸”. 毎日jp (毎日新聞社). (2013年5月29日). オリジナルの2013年7月17日時点におけるアーカイブ。 2013年6月29日閲覧。
- ^ 榎本利明:祝い酒 華を醸す「菰樽」◇産地の兵庫・尼崎で歴史研究、蔵元や酒店訪ね歩く◇『日本経済新聞』朝刊2017年3月2日文化面
[続きの解説]
樽
※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
樽と同じ種類の言葉
- >> 「樽」を含む用語の索引
- 樽のページへのリンク