そん【×樽】
たる【×樽】
樽(ウイスキー)
生まれたてのウイスキー(ニューポット)は無色透明で、香味はまだ未熟で粗削りですが、これを樽に詰めると、時がたつにつれて琥珀色に変わってきます。また、香りも深く複雑になり、味わいもまろやかに変わっていくのです。この現象を「熟成」と呼びます。樽は麦や水、酵母と並んでウイスキーの原料そのものといえるでしょう。 樽材としては、オークが液体を通しにくい材質、強度、耐久性を持ち樹脂も多すぎず最適とされています。また、樽に使用するオークの種類、樽の形、大きさ、内面処理方法(内側を焦がす等)、使用回数などにより、それぞれに異なった風味のウイスキーを育ててくれるのです。 樽は総称して「カスク(CASK)」と呼ばれています。各国により、また容量により、その呼び名は異なりますが、主なものは、バーレル、ホッグスヘッド、パンチョン、シェリーバットの4種です。 |
樽
姓 | 読み方 |
---|---|
樽 | しめぎ |
樽 | たる |
樽 | たるさき |
樽
樽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 14:18 UTC 版)
"くわっけい(活計)は すこしのむのがよひものに たるほとのめば よいすきる□□(かな)"。
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樽(200点)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 08:04 UTC 版)
「ルパン三世 パンドラの遺産」の記事における「樽(200点)」の解説
ステージ2の寺・住宅街に登場する障害物。上から転がってくる。銃を弾く為、斬鉄剣以外では破壊できない(倒した時のエフェクトは消滅するのみ)。
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樽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 00:31 UTC 版)
「チャリ走DX3 タイムライダー」の記事における「樽」の解説
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樽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 03:34 UTC 版)
「バレル (曖昧さ回避)」の記事における「樽」の解説
樽 (barrel) のこと。 ミニ四駆においては、接地面積を敢えて減らすことを企図し樽状形状になっているタイヤのこと。
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樽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 04:38 UTC 版)
「スコッチ・ウイスキー」の記事における「樽」の解説
樽の材料としてはブナ科のコナラ属に分類される木(オーク)のうち、ホワイトオークとヨーロピアンオークが主に用いられ、ミズナラ(ジャパニーズオーク)にも注目が集まっている。ホワイトオークは、ウイスキーの色と香味成分の形成に寄与するポリフェノールを多く含み、ヨーロピアンオークのうちコモンオークはフルーティーな風味を形成するとされる。 ホワイトオーク、ヨーロピアンオーク及びミズナラに共通するのは、道管の中に泡状の柔組織(チローズ)が詰まっていることである。この特質により、ウイスキーを長期間熟成するのに適した密閉性の高い樽を造ることができる。樽の密閉性を高めるには木材の切り出し方に工夫が必要で、柾目取りという方法がとられる。柾目取りを用いることで水分を通しやすい道管や放射組織が木材の表面に出ることを防ぐことができる。また、木材は乾燥すると収縮する性質があるため、樽に加工してから収縮し隙間を生じさせないよう、加工前に十分に乾燥させるようにする。さらに、乾燥による収縮度の違いから樽に歪みが生じないよう、乾燥が同程度に進んだ木材を使用するようにする。木材の乾燥は数年間の自然乾燥によって行われる。ウイスキーの熟成に用いられる樽は主に以下の5種類である。 名称容量材質ミズナラ樽 約480リットル ミズナラ(ジャパニーズオーク) シェリーバット 約480リットル ヨーロピアンオーク(コモンオーク) パンチョン 約480リットル ホワイトオーク ホッグスヘッド 約230リットル ホワイトオーク バーレル 約180リットル ホワイトオーク 樽の容量はウイスキーの出来を左右する。容量の小さい樽はウイスキーの単位容量あたりの表面積が大きく、したがってウイスキーと接触する機会が多くなり、その木香はウイスキーに対しより強い影響を与える。ただし木香の影響が強すぎるとウイスキーの出来はかえって落ちる(この現象は「樽に負ける」と表現される)。一方、樽が大きすぎると熟成に時間がかかり、熟成が十分に進む前にエタノールが蒸散して風味を損なう。スコットランドでは法律により、700リットルを超える容量の樽の使用は禁止されている。 木香を抑えたい場合にはニューポットを注入する前に樽の内側を焼き、木香を抑える作業(チャー、ファイアリング)を行う。チャーにはセルロース、ヘミセルロース、リグニンといった抽出成分(樽の木材からウイスキーに溶け出す成分)と香味成分を増加させる効果もある。もっとも、生産者の多くはチャーがさらなる効果をもたらすと体感しているが、その解明は十分ではなく、「大切なのはわかっているが、その理由はよくわからない」のが現状である。火を用いないチャーの手法(煮沸、遠赤外線照射など)も開発されている。 同じく木香を抑えるため、通常は新しい樽ではなく、バーボン・ウイスキーやシェリーの貯蔵に使用したことのある樽を用いる。モルトウイスキーの熟成に用いられるのは1度使用した一空き樽(ファーストフィル)と2度使用した二空き樽(セカンドフィル)である。一空き樽からは、かつて詰められていたバーボンやシェリーの風味の影響を受ける。三空き樽(サードフィル)はグレーンウイスキーの貯蔵に、四空き樽は長期の熟成に用いられる。四空き樽になると樽の木香が落ち始める。五空き樽に対しては木香を取り戻すため、2度目のチャーが行われる(リチャー、ジュヴナイル)。スコッチ・ウイスキーの貯蔵に複数回使用したことがある樽をプレーン樽、ウイスキー樽、リフィル樽という。1つの樽は一般に、約70年間にわたって6回ないし7回使用される。樽は釘を用いずに組み立てられ、熟成を行う度に補修が施される。 役割を終えた樽の木材は、燻煙材(燻製を作る時に煙を発生させる燃料)やコースター、家具、スピーカー、建築物などの材料として再利用される。
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樽
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