西洋榛
セイヨウハシバミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 22:34 UTC 版)
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| セイヨウハシバミ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Corylus avellana L.[1] | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| セイヨウハシバミ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Cobnut[1] Common Hazel[1] Hazel[1] | 
セイヨウハシバミ(学名:Corylus avellana)は、カバノキ科の落葉低木。種子はヘーゼルナッツ(Hazelnut)と呼ばれて食用となり、クッキーやケーキなどの材料としてよく使われる。
特徴
原産地は欧州大陸部から地中海域。樹高5メートルから7メートル。雌雄異花。
早春、葉より早く花を付け、果実は秋にかけて熟し、自然に落果する。果実はドングリ型の堅果で果皮は褐色、総苞に包まれる。種皮は赤褐色で薄い。子葉は白色で脂肪を多く含み、独特の風味がある。果実はヘーゼルナッツとよばれ、アメリカでは大量に栽培して需要に応えている[2] 。
日本には近縁種のハシバミ(C. heterophylla)、ツノハシバミ(C. sieboldiana)が野生し、共に食用になる。
ヨーロッパでは、古くからヤナギとともに占い棒として使われていた。セイヨウハシバミの枝は英知の象徴とされ、隠れたものを探し出す力を持っているとされてきた。このことから、鉱脈や水脈探しに用いられた占いの杖(ダウジングロッド、ダウジングワンド)として、Y字形をしたセイヨウハシバミの枝が使われた[3][4]。英国では、この木の枝と葉で冠を作り頭に乗せると、幸運が訪れると信じられている[5]。
画像
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    (画)トーメ
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    葉
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    ヘーゼルナッツ
脚注
- ^ a b c d e Shaw, K., Roy , S. & Wilson, B. 2014. Corylus avellana. The IUCN Red List of Threatened Species 2014: e.T63521A3125935. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2014-3.RLTS.T63521A3125935.en. Downloaded on 01 January 2021.
- ^ 辻井達一『日本の樹木』中央公論社〈中公新書〉、1995年4月25日、94頁。ISBN 4-12-101238-0。
- ^ “セイヨウハシバミ(カバノキ科)”. 山科植物資料館 (2003年3月31日). 2025年10月6日閲覧。
- ^ Susanne Fischer-Rizzi : Blätter von Bäumen II. Hukusuisha. = 喜多尾道冬・林捷編『続・ドイツの樹の文化誌』白水社1994年(ISBN 4-560-01590-2)27-32、60-61頁、引用60頁。
- ^ 瀧井康勝『366日誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、283頁。 ISBN 978-4529020398。
関連項目
外部リンク
- 樹木シリーズ195 ツノハシバミ、セイヨウハシバミ - あきた森づくり活動サポートセンター
セイヨウハシバミと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- セイヨウハシバミのページへのリンク

 
                             
                    













